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■Webコンピューティング技術の動向■
(トゥゆーNo.3)


 インターネットを代名詞とするWebは、これまでの固定した情報を発信するといった使い方から、プログラムと連動したGUIインターフェースとしての利用へと変貌してきています。企業においては社内システムとリンクしたイントラネットシステムが普及し、さらに現在では、そのWebコンピューティング技術を企業間にまで発展させたエクストラネットシステムの構築事例が紙面を賑わすようになりました。エクストラネットシステムの事例としては、EC(Electric Commerce:電子商取引)や、受発注システムをWeb上で実現させたWeb-EDI(Web-Electric Data Interchange:Web上での電子データ交換)があります。
 さて、Webコンピューティング技術による大規模システムの構築になるとDBとの連携が不可欠であり、WebとDB双方に精通した技術者が必要でしたが、最近ではDBとの連動も考慮したWebシステム構築ツールが各メーカから発表され、構築も容易になってきました。
 その中で、今回は、OWS(Oracle WebServer)又は、WAS(Oracle Web Application Server)をご紹介します。(以下、総称してOWSと言う)
 OWSはOracleと高度な連携を可能としたWWWサーバで、以下の特徴を備えています。
  • 従来のサーバ処理の代表的な手法であるCGI(Common Gateway Interface)に代わる、高パフォーマンスを実現したWRB(Web Request Broker)の実装。
  • Oracleの手続き型SQL言語であるPL/SQLやJAVAを用いて動的なコンテンツの発信を可能とし、またOpenに公開されたWRBのAPIを用いて、様々な言語での開発が可能。
  • UNIX、Windows NT、solarisなど現在主流のプラットフォームのほとんどをサポート。
  • Oracle-OWS間はANO(Advanced Network Option)、OWS-クライアント間はSSL(Secure Sockets Layer)といった暗号化技術を用いており、ファイアウォールを介して強力なセキュリティを実現。
 これらWebコンピューティング技術の進歩によりWebシステムの構築は、今後益々需要が高まることでしょう。


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