中国NUA会報 トゥゆー

2004.1.NO,13
 
 
委員関連 TOPICS 会員紹介 最新IT情報 コラム 事務局だより
 
   
財務諸表を勉強しよう  
 ■ (1)会社の実態?
 
皆さんが会社について調べようと思うのは、どんな時ですか?
「うちの会社大丈夫かな?」
「あの取引先、どうも危ないらしい。このまま取引を続けても大丈夫だろうか?」
「隣の会社、本社ビル建て替えるらしい。相当儲かっているのかな?」
仕事をしていると、いろいろな情報が耳に入ってきます。すべて真に受けていたのでは情報に振り回されるばかりです。えてして人の情報というものは、イメージとか外観から判断した結構いい加減なものが多いものです。
では、事実を正確に知るにはどうすればいいのでしょうか?とても難しい問題ですが、会社が発表する財務諸表を見ることで、ある程度の客観的な判断をすることができます。
初めて財務諸表を見ると、数字ばかりが並んでいてちっとも面白くないと思われるでしょう。確かに数字を一つ一つみるだけでは、まったく面白くありませんし、あまり意味もありません。細部にばかり気をとられてしまうと、全体像を掴むことはできないからです。全体を総合的に判断することこそが重要なのです。これは別に経理経験がなくても、簿記がわからなくても、ポイントを学習することで可能となります。
たとえば、会社を人にたとえてみましょう。体に無駄な贅肉がつくと、動きが鈍くなり健康面でもいろんな歪みが出てきます。心臓にも負担がかかりますよね。会社にとって無駄な贅肉は、無駄な資産・・・たとえば滞留在庫やあまり利用されていない土地の所有等です。この無駄な資産の分だけ資金は眠っています。つまり血液である資
金が滞っている訳です。当然、全身に送る血液が不足するわけですから、資金繰りは苦しくなるはずです。場合によっては、輸血(借入)が必要になるかもしれません。こんなイメージで会社の全体像を幗めばいいのです。

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井上会計事務所
代表取締役 税理士
熊野 留美子
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