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飲食店の人手不足を解消する3つの方法

ここ数年、飲食業界での人手不足の問題が深刻化しています。「ウチも人が足りない……」と悩んでいるオーナーも少なくないのでは? そんななか、必要なスタッフ数を確保するためのさまざまな取り組みが見られるようになりました。今回は、その中から3つの方法をご紹介しましょう。

従来のターゲットへのアプローチ法を変える

いろいろな媒体に求人広告を出しているのに、なかなか応募者が集まらないことはありませんか? そんなときは、募集条件を見直すことも大切ですが、アプローチの仕方を変えてみるのもよいでしょう。その1つに「スマートフォン対策」が挙げられます。

内閣府の調査によると、高校生がインターネットを利用する機器は、スマートフォン(86.8%)、ノートパソコン(28.1%)、デスクトップパソコン(14.9%)の順で、スマホが圧倒的に多いことがわかります。今の若者は、求人情報もパソコンではなくスマホで見ることが多く、若いアルバイトスタッフを探している飲食店であれば、求人もスマホに対応していく必要があります。

例えば、スマホサイトを提供する求人広告掲載サービスもあるので、そうした機会を利用して、若者へのアピール度をアップするのも一案です。また、最近では飲食店専用の採用アプリも登場しています。これを利用すれば、応募者からのエントリーをプッシュ通知で知らせてくれたり、応募者とのやり取りもアプリ上で行えたりするので、効率的な採用活動ができます。応募者へのタイムリーな返信も可能になるので、「連絡が遅れたために、いい人材を逃してしまった」ということも防げるでしょう。

従来と違うターゲットにもアプローチ

ありとあらゆる対策を講じてきたが、どうしても人が集まらないときには、いつもとは違うターゲットを考えてみてはどうでしょうか。

その一例が外国人労働者です。厚生労働省によると、外国人労働者数は約79万人(2014年10月末現在)。過去最高を更新しています。人手不足解消のために飲食業界でも、外国人労働者を採用する企業が見られるようになりました。たとえば、吉野家ホールディングスでは、2014年時点で外国人労働者が全従業員の5%以上を占めています。日本語で接客できる能力があれば、日本人と変わりなく採用するとのこと。

このほか、子育て中の主婦の人材獲得に向けた動きも見られます。ロイヤルホストなどを運営するロイヤルホールディングスでは、2014年4月にベビーシッターサービスを利用できる制度を設けました。また、そのほかの飲食店でも、勤務や急な欠勤を認めるなど、子育て中でも働きやすい環境を整えることで採用増を狙うといったケースも出てきました。

このように、これまでと違うターゲットへアプローチすることによって、求人への応募者の増加が期待できます。さらに、スタッフに多様性が生まれれば、ほかの従業員にとって良い刺激となる可能性もあります(日本語を勉強している外国人スタッフや、子育てと仕事を両立させている主婦の姿などを見て、「よし、自分もがんばろう!」と思うなど)。また、外国籍のスタッフを雇用すると、ほかのスタッフも異文化に触れることができ、結果としてさまざまな国籍のお客さんの来店に備えることができるメリットも生まれます。それが店の売り上げアップにつながることもあるでしょう。

採用したからには維持に努めよう

必要な人数を確保するには、スタッフの定着率を高める仕組みを作ることも大切です。なんとか人を集めることができたとしても、次々に辞める人が出てくれば、結局は慢性的な人手不足に悩むことになってしまうからです。

たとえば、経営者が自らスタッフに経営理念を語ったり、社員と一緒に経営指針を作ったりしてスタッフの理解を深めるなど。そうした姿勢は、スタッフの意識を1つにし、定着率を高めることにつながります。

また最近は、人材確保のために非正規社員の正社員化を進めるケースも増えています。飲食業界では、スターバックス、グルメ杵屋、サトレストランシステムズなどの例があります。もしこのようにスタッフを「正社員」として採用する規模の店でないとしても、従業員の待遇改善などによって離職防止に努めることはできるはずです。

店舗特性に合わせた方法で人手不足解消へ

お店の業態や規模によって、どのような対策が有効かは異なってきますが、今回ご紹介した対策の中でまだ実施していないものがあれば、ぜひ参考にしてみてください。

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