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林エバンジェリストが語る 最新技術動向

林エバンジェリストの顔写真

エバンジェリストの林です。

今回は、新端末に焦点を当ててみたいと思います。一昔前のコンピュータ端末といえば、デスクトップPCやノートPCが主流でした。しかし、モバイル化が進んだ現在では、現場でのデータ入力作業や確認作業といった用途で、スマートフォン、タブレットといった端末を利用するのが当たり前となってきています。

この端末は、さらに進化を続けており、体に付けられる「ウェアラブルPC」と呼ばれる端末も普及し始めています。また、最近では、腕時計型の端末も各社が開発を進めています。

コンピュータを利用するうえで、必須となる端末の将来動向をご紹介いたします。

第5回 新端末

一昔前のコンピュータ端末といえば、デスクトップPCやノートPCが当たり前でした。ところが、現場で直接データの入力を行ったり、情報参照を行ったりするワークスタイルが当たり前となり、携帯電話、スマートフォンやタブレットを端末として利用するスタイルが進んできました。

この端末は、さらに進化を続けており、最近では、体に付けられる端末である「ウェアラブルPC」と呼ばれるカテゴリの端末も普及し始めています。その代表例は、眼鏡型端末です。また、腕時計型の端末も各社が開発を進めています。

1.スマートフォン、タブレット

モバイル端末の代表といわれているスマートフォン、タブレットは、従来、別々のカテゴリで分類されていました。また最近では、「ファブレット」と呼ばれるスマートフォンとタブレットの中間的なカテゴリの端末も販売されています。将来、このカテゴリは「スマートデバイス」として1つに統合されるともの思われます。 もちろん、スマートフォン、タブレットの進化も続いています。最近では、新しいOSの開発も盛んで、ファイヤーフォックスOSや、Ubuntu Touch、Tizenといった新しいスマートデバイス用のOSも開発が進んでいます。

端末カテゴリ

  • iPhone,iPad,Androidがトリガとなり、スマートデバイス市場が急速な立ち上がり
  • この流れは、既存PC,専用端末の領域にも広がりつつあり、法人ニーズも拡大中

これらの新しいOSの方向性として挙げられているのが、HTML5対応です。HTML5は、Webページを記述する際に利用する「HyperText Markup Language」の5番目の仕様です。この仕様に則ってWebページを作れば(より正確な表現をすれば、HTML5とCSS3と呼ばれる仕様を利用すれば)、PC、スマートフォン、タブレットなどどのような端末でアクセスされても、一つのWebページで対応することが可能となります。(それ以前の仕様では、PC用と、スマートフォン用で別々のWebページを用意する必要がありました)もちろん、iOSやAndroidといったメジャーなOSでもHTML5対応が進んでいます。

各OSの実装

2.眼鏡型端末

これから普及が進むと思われる端末の代表は、体に付けられる端末「ウェアラブルPC」です。グーグルのProject Glassという眼鏡型の端末(米国で、開発者向けの販売が始まっていますが、一般向けの発売はまだ行われていません)が引き金となり、ウェアラブルPCが主流になるといった考え方もあり、今後が期待される新端末です。この端末のキーとなる要素技術はヘッドマウントディスプレイであり、目の前に大画面を浮かび上がらせるといった表示になります。同様のヘッドマウントディスプレイを取り入れた製品は、各社で開発が進んでいます。

また、グーグルは、「AndroidWear」と呼ばれるAndroidOSのウェアラブル製品版も発表しており、今後の主力カテゴリと位置付けているようです。

眼鏡型ディスプレイ(HMD)とコンピュータ端末を組み合わせた身体に装着できる端末

Project Glass(Google)

  • AR(拡張現実)機能を搭載したメガネタイプのウェアラブル(装着型)コンピュータの開発プロジェクト
  • 実現時期:未定

M100(Vuzix)

  • Android 端末
  • ディスプレイ部:400x240

Telepathy One(テレパシー株式会社)

  • 視野角:5インチ相当
  • カメラ付き
  • 通信機能:Bluetooth
  • 国内発売:未定
  • 株式会社博報堂DYメディアパートナーズと業務提携

MEG(オリンパス)

  • Bluetooth搭載
  • 小型・軽量、低消費電力を同時に実現し、長時間の連続使用も可能
  • 国内発売:未定

3.腕時計型端末

先日、アップルがApple Watchを発表しましたが、ウェアラブルPCのカテゴリで、腕時計型の端末(発売は来年初め)も評判になっています。すでに、ソニーやサムスンといったメーカも発売を開始しています。スマートフォンと連動して使う形が主流ですが、単独で動作する製品もあります。腕時計であれば、普段から利用している方も多いと思われるので、余計なものを身に着けるといった感覚もなく、違和感なくウェアラブルPCを利用することができるでしょう。ただし、画面の大きさには限界があるため、どのように画面をデザインするかで、今後の普及度合が変わるでしょう。

製品名 SmartWatch 2 Galaxy Gear Apple Watch
メーカー ソニー サムスン アップル
OS Android Android4.2.2

WatchOS(iOSベース)

ディスプレイ

1.6インチ

(220×176ドット)

1.63インチ

(320×320ドット)

1.5インチ/1.65インチ

(320×320ドット)
カメラ なし

1.9MP BSI センサ

 AF カメラ
なし
通信 NFC Bluetooth 4.0

802.11b/g

Bluetooth 4.0
センサ

Gセンサ

ジャイロセンサ

ジャイロセンサ

加速度計

心拍数センサ
発売 2013年10月25日 2013年10月17日 2015年初め
価格 14,800円 36,540円 349ドル

このように、端末の進化はとどまるところを知らず、常に新しい端末が技術の進化と共に世の中に出現しています。一昔前では実現できなかった現場(特に高所などの危険な作業場所)での作業を実現できる最適な端末が出てくることでしょう。


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