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物流コラム

【第28回】災害時の備蓄物資の管理について

※第28回目の物流に関するコラムを柴田道男がお送りします。

柴田さんまずはじめに、4月以来の熊本県および大分県を震源とする地震により被害を受けられました皆様に、心よりお見舞い申し上げます。そして一日も早い復旧をお祈り致します。本震の発生から1か月が過ぎてもまだ震度3の地震が連日のように続いており現地の方々はまだまだ不安な日々を送られていることと思います。私事ですが実家が大分にあり老母の住む家には大きな被害はありませんでしたが度重なる地震にしばらくは気持ちが弱っていたようでした。

大きな災害時には支援物資の過不足が問題となります。避難所で必要となる食糧や生活必需品の在庫が偏っていたりこれらの物流が追い付かなかったりという課題です。国土交通省の資料「支援物資物流システムの基本的な考え方」によると、物流のノウハウを有する者が不在、情報の途絶、物資集積拠点の機能低下などが支援物資物流の問題点として挙げられています。その対策としては、物資発注様式の統一や事前の備えの徹底、などが考えられています。

災害は非日常的な出来事なので、物資の保管や物流に日頃関わることのない人がこの不慣れな任務に就くことの課題も多いと推察されます。民間企業や物流会社が日頃取り組んでいるような物流手配に自治体の職員の方々が取り組まざるを得ない現地の状況にも同情できます。

民間企業で使われている入出庫在庫管理システムを通常時の備蓄物資の管理に使えないものかと考えています。最近は各自治体に防災課などがあり防災用品や災害時の物資の備蓄を行っています。数多くの保管拠点を持たれていることが多いようですが、その物資の在庫管理・日付管理などがシステム化されている事例は少ないようです。新規購入時の物資の入荷登録、定期的な在庫確認(つまり棚卸)と期限切れ商品の抽出、出荷からの廃棄など一連の業務は物流センターの業務と似ています。災害時には電気が使えないことも考慮して、バッテリーで動くタブレットやスマートフォンで在庫確認ができる機能も必要と思われます。拠点ごとの棚卸情報を元に在庫の偏りをチェックすることもできそうです。また品番の読み替えなどの機能を使えば、物資コードの簡素化・統一化も難しくありません。

災害時の物流と言っても災害の状況によって、輸送手段の途絶や物資自体の消失など過酷な状況も発生します。こうした在庫管理システムだけではできることに限りがありますが、少しでも被災された方々が過ごしやすくできるように民間での物流ノウハウを活用していけたらと願っています。

NECの倉庫管理システム
http://jpn.nec.com/explanner/explanner-lg/
公的企業での導入実績もあります。

  • 柴田さん、新入社員の配属の季節になりましたね!

  • そうです、久しぶりにわがチームにも新入社員がやってきます。楽しみですね。

  • 物流担当なんですか?

  • いえ、今回のメンバーにはまずは物流以外の仕事を覚えてもらう予定です。

  • 良かった、私の仕事は奪われずに済むんですね!

  • 何を言ってるんですか、さおりんの仕事は誰も侵すことのできないエリアですよ。安心してください。

  • ですよねー。私には誰もついて来れないですからね。

  • そんなこと言わずに先輩としてきちんと後輩を指導してくださいね。

  • 分かってますよ!社会人の掟を叩き込んであげます。仕事中にお菓子は食べないこと、居眠りは1日1回まで、上司(柴田さん)にため口をきかない。これが社会人の基本ルール3か条です。

  • それ、昨日、私がさおりんに言ったことばかりのことじゃないですか。しかも居眠りについては2回目の時に注意しただけの話で、1回まで認めた訳じゃないですからね!!

  • ですから私が職場の先輩として、率先してコンプライアンス重視でいきます。

  • いい心がけです。コンプライアンス第一なのは間違いありませんが、新入社員にはもっとおおらかでいてほしいですね。上司にため口くらいきいてもいいですから、デッカイ仕事に取り組んでほしいな。

  • あら、私には期待してくれてないんですか??

  • もちろん期待してますよ~、それにさおりんは既に日々大きな仕事に取り組んでるじゃないですか!

  • ホントですか?!いま「めんどくさいな」って声が聞こえた気がしたんですけど?

  • そんなこと言うわけないじゃないですか!空耳ですよ。さおりんにも新入社員にも期待してますよ。

  • 分かってくれればいいんです。

柴田道男(しばた みちお)
NECマネージャー/物流技術管理士
約20年に渡り物流業界を担当。
物流現場の見学は200ヶ所以上にのぼり、製造・プロセスから流通まで幅広い分野の物流現場に精通。物流PKGの企画・管理を含めたお客様向けのソリューション活動を展開中。

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