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物流コラム

【第24回】続:物流とIoT ~2016年の年頭に当たって

※第24回目の物流に関するコラムを柴田道男がお送りします。

柴田さん新たな年、2016年が始まりました!今年も本コラムを続けて行きますのでどうぞよろしくお願いします。2015年の読まれた回数ランキング第1位「【第15回】モノのインターネットとは?物流とIoTで未来を語ろう!」の続編から今回は始めたいと思います。
前編はこちら→http://jpn.nec.com/logistics_service/logistics/colum/15.html

「IoT」とは「Internet of Things(アイオーティー)」の略でモノのインターネットという意味です。物流とIoTがどう絡むのか?については前編で申し上げました。物流においては、動いているモノのひとつひとつにセンサやデバイスが取り付けられて、通信手段を使ってリアルタイムに情報収集できるという姿が物流とIoTの世界といえます。

NECではRFIDを通い容器に取り付けて、到着した/出発したという情報をスマートフォンとつながった腕時計型のデバイスに表示させたり、独立型のスキャナー(BlueToothで連携)で検品を行う仕組みなどの提供を始めています。また画像処理技術を活用してカメラで複数の商品を一括検品してしまうソリューションの提供も行っています。

こうしたソリューションの組み合わせにより、たとえばネット通販で注文した商品が今どこにあるのかを地図上でリアルタイムに検索できる仕組みの構築も夢ではなくなってきています。リアルタイムに把握できることはお客様の満足度を高めるだけでなく、物流の効率化に活用することができます。

工場側で生産状況(遅延の発生など)を把握し、物流側で在庫や輸配送状況を把握することで、サプライチェーン全体として次の出荷や配送をどこから・いつすべきなのかを全体を俯瞰しながら指示することができるようになります。近未来の仕組みとしては、日々発生する販売・物流・生産の情報をリアルタイムで把握して、最適な輸配送や出荷をコントロールすることが考えられます。急いで届けたのに、在庫が余ってしまったというような無駄な物流を極小化することができるのです。最適な物流計画を立案することで効率的なサプライチェーンの構築が見えてきます。

ところが、物流現場からの視点で見るとこれは必ずしも理想郷では無い気がしています。計画された物流の仕組みには落とし穴というか、気を付けなければいけない点があるのです。今、物流現場で働く人たちは、もし出荷の遅延が起きたら、無理を聞いてくれるドライバーに何とか頼み込んだり、緊急で赤帽に頼んだりして、とにかく約束を果たすことに血まなこになっておられます。新幹線に自ら乗ってハンドキャリーでお届けしたという話も聞きます。時にはそれが高コストであると分かっていても、信頼のために必死になっている場面があるのです。

もし高度な計画物流が実現したら無駄は削減できるかも知れませんが、物流現場で働く人たちが懸命の工夫をしなくなってしまう懸念があります。全体を見ている人の指示通りにしていればいいんだ、と思い始めたら現場での知恵出しがされなくなってしまうかも知れません。お客様の満足のために、そして競合他社より優れたサービスの実現のために、目の前の課題と奮闘しているからこそ新しいサービスが産まれていると思うからです。現場で人が働いている以上、上から目線の最適化だけでなく、現場の人の知恵を活かしていくような仕組みを持ち続ける必要があると考えます。

NECのIoTソリューション紹介はこちら
http://jpn.nec.com/iot/solutions/

  • 柴田さん、明けましておめでとうございます!

  • はい、さおりん、今年もよろしくお願いします!

  • 昨年は色んなことがありましたが、少し反省をして新年を迎えました。去年の物流コラムで柴田さんを「ヤツザキ」にしたり【第16回】、パイプラインで海外に流し飛ばしてみたり【第22回】、ひどいことをしてしまったので今年は穏やかに行きましょうね!

  • 素晴らしい心がけですね。和解の新年ということで、とても清々しいです。

  • そして、今回の話は私も胸が熱くなりましたよ。コンピュータが計画した通りに作業するだけでは働く人の創意工夫が産まれにくいってことですよね?

  • そう、よくわかってくれましたね!!

  • ええ、さおりん家もね、創意工夫を育むために、去年までの機械的で計画的すぎる家事分担を見直すことにしたんです。

  • 新婚半年なのに、もう家事分担の見直しですか?共働きだから分担は当然ですよね。

  • ええ、最初から分担は決めていまして、夫が平日の朝食の支度、トイレ掃除、フロ掃除をやって、私が平日の夕食の支度をすることにしていました。

  • なるほど!

  • ですが、夕食はお互い時間がずれることがあり、せっかく作ったのに食べてもらえなかったり、早く作りすぎて冷めてしまったりしてたんです。そこで、私は先に家に着いた方が夕食の支度をするという、画期的なさおりん家のルールを提案しました!

  • お、おー。それで?

  • その日に早く帰宅した方が遅く帰ってくる人の分まで夕食を作るという、素晴らしい助け合いの仕組みが出来上がったわけです。毎日決まった方が食事を作るというお堅いルールから解放されました。

  • で、だいたいどっちが作ってるんですか?

  • ま、その、新年ということもありまして、私が新年会やセールで忙しくてですね、先週は毎日夫が作ってくれましたー。

  • さ、さすがですね。

  • ええ、夫は毎日、料理に創意工夫をしてくれまして、私も感心しているんです。分担をガチで決めてたら、こういう創造性は生まれなかったと思うんですよねぇ。動きがよくなったというかなんというか。

  • 本当に新妻さおりんには感心しますね!

  • でしょう!献立が決められていては面白くないですよね。家に帰ってお腹が空いた人が、冷蔵庫の中を見て臨機応変に食事を作る、このテキパキした対応が大切なんです。

  • 私の言いたかった物流現場の工夫からはずいぶんズレて来た感じがしますけどね!今年もおアツイ新婚でいてください。

柴田道男(しばた みちお)
NECマネージャー/物流技術管理士
約20年に渡り物流業界を担当。
物流現場の見学は200ヶ所以上にのぼり、製造・プロセスから流通まで幅広い分野の物流現場に精通。物流PKGの企画・管理を含めたお客様向けのソリューション活動を展開中。

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