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物流コラム

【第22回】物流から見たインバウンド消費の光と影

※第22回目の物流に関するコラムを柴田道男がお送りします。

柴田さんインバウンドとは「海外から日本へ来る観光客」を指すのだそうですが、東京でも大阪でも電車で外国人を見かけることは珍しくなくなりました。日中などはひとつの車両に外国人の方が多いときもあるくらいです。出張でホテルの予約が取れないという話もよく聞かれるようになりました。まさにインバウンド消費は絶好調のようですね。

日本政府観光局(JNTO)の統計データによると、2015年9月の訪日外客数は前年同月比46.7%増の161万人に達し、1月からの累計で1,448万人に達したとのこと。これは前年度2014年度1年間の1,341万人をすでに大きく上回っていて通年で1800万人を超える見込みと言われています。2014年度の国・地域別実績では1位:台湾283万人、2位:韓国276万人、3位:中国241万人となっており、近隣からの来訪者が上位を占めています。今年の9月までの累計では中国が384万人と2位の韓国の286万人を100万人近く上回って第1位になりそうな情勢です。

物流視点でお客様に話を聞いてみると、やはり訪日客向けの物流は好調なようです。旅館・レストラン、家電製品、そしてホビー系商品の物流などは活況と聞きます。一方、統計上の金額としては輸出は増えているのですが、物量自体はあまり増えていないかむしろ減少傾向にもあり、輸出業者では取り扱い品によって明暗が分かれているようです。つまりインバウンド消費全体は着実に増えていますが、アイテムによって違いがあるということと、輸出の物量の増加とは別物だといえそうです。円安をチャンスととらえて、輸出で伸ばすのかインバウンド消費で伸ばすのかは、相手国の経済情勢とも関係が深いので単純には行かないようです。

ちなみに、この夏にイギリスで暮らす友人のハーフの娘さんを2週間ホームステイでお預かりしました。外資系企業にインターンシップで来ていた彼女は日本語も堪能なのですが、一番喜んでくれたのはやはりお寿司や和牛の焼肉でした。母親が日本人ということもあり、日本で人気のあるものは彼女も興味を持っているようです。美味しいものは万国共通なのかもしれません。ブームで終わらない価値を追い求めていけば世界に通じるビジネスが創れそうですね。

  • インバウンドと言えば、爆買いですね。私も昔から爆買い大好きなんですけど、柴田さんは何を爆買いしたいですか?

  • そうですね、いまは欲しいものはあまりないかな。それより美味しいものが食べたいって思いますね。

  • モノより食べ物ですか。

  • 美味しいお酒を飲みながら美味しい料理を食べて、美しい景色を見ながら温泉にでも入れれば言うことはありませんね。

  • オヤジ道の極意ですね!

  • ちなみに東京には意外と温泉というか銭湯もたくさんあるって知ってますか?

  • 銭湯なのに温泉があるんですか?

  • そうなんです、大人460円で温泉に入れます。東京の温泉のお湯は黒いんですよ。ところで、さおりんは何を爆買いしたいんですか?

  • 私は洋服と皮革類、ジュエリー・貴金属全般です。

  • さすが繊維から鉱業製品まで幅広いですね!

  • はい、貿易統計に出てくる製品類大好きです。輸入拡大に貢献したいです!

  • いよっ、歩く貿易統計!

  • 貿易界のセレブと呼んでください。

  • では貿易界のセレブにお伺いしますが、来年の貿易動向はどうなりますか?

  • はい、さおりん邸の貿易収支は、鉱物製品輸入が増加傾向にあります。したがって輸入量が増えるでしょう。それだけでは輸入ばかり増えてしまうので、輸出を増やすために温泉のパイプラインを作って海外に送りましょう。柴田さんは外国でお風呂にでも入ってください。

  • パイプラインで温泉を輸出?!すごい発想ですね。

  • 温泉は海外でも人気出ると思いますよ!ついでに、柴田さんのようなお疲れ気味のオヤジ道の方々も海外に輸出しちゃってですね、日本の活力を取り戻すんです。あ、パイプラインの温泉に乗って、流れて行っちゃえばいいんじゃないですか!

  • こら、こら、こらー!!!

  • あのプールのウォータースライダーに乗っていくみたいに・・・。

  • ひとを排水溝から捨てるみたいな扱いをしないでください、ひどいなぁ。

  • 大丈夫です、帰りは温泉の代金と引き換えにダイヤモンドやプラチナと一緒に帰って来てください。成田まで迎えに行きますよ!

  • そういう問題じゃないでしょ!

  • さすが柴田さん、これで、パイプライン、エアラインでの国際物流を体感できますね!

柴田道男(しばた みちお)
NECマネージャー/物流技術管理士
約20年に渡り物流業界を担当。
物流現場の見学は200ヶ所以上にのぼり、製造・プロセスから流通まで幅広い分野の物流現場に精通。物流PKGの企画・管理を含めたお客様向けのソリューション活動を展開中。

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