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物流コラム

柴田道男の物流最前線

【第1回】ロジスティクスの見直しで安心・安全な未来へ!

※今回から、柴田道男が物流に関するコラムを連載いたします。

柴田さん東日本大震災の甚大な被害からの復興途上にあるなかで先月、内閣府から南海トラフ地震での経済被害が最大で220兆円に上る、との試算が発表されました。「ロジスティクス」の語源はご存知「兵站」で、戦時の物資補給を意味する言葉です。物流拠点などが不幸にして被害を受けたとしても、いかに物資を安定的に届けるかがロジスティクスの使命であるともいえます。
このように、大災害に対しての備えをとっておくことは重要ですがそれだけを目的に大きなコストをかけるのは難しいのが現状です。

そのためまずは、既存の物流拠点の内部の改革だけでなく、その物流拠点の配置自体がコストや災害対策などの観点で、最適化できているかを検証しておく必要があります。

ある飲料メーカでは、工場→倉庫→販売店という物流ネットワークをお持ちでした。それぞれの拠点からの配送は最適化されていましたが、全体で納期・コストを考慮して再度IT活用でシミュレーションしたところ、なんと30%も物流コストが削減できるという結果が出ました。どこにそんな余裕があったのでしょうか?
実は工場にも広めの保管エリアがあるにも関わらず、工場の使命(?)として完成品をせっせと倉庫に送り込んでおり、倉庫側は荷溢れを起こして時には外部倉庫まで借りるハメになっていたのです。この会社では倉庫側の在庫をみながら工場で溜めておくことで大幅なコスト削減が可能になったのでした。

一般的に企業の売上高に対する物流コストは約5%です。
物流コストの削減はもちろん経営に大きなインパクトを与えますが、コストだけでなく災害対策も含めたロジスティクス改革に挑戦してみませんか?

ロジスティクス改革にはおよそ3つの階層があり、
(1)サプライチェーンネットワーク改革
(2)物流センター改革
(3)現場作業の改善
に分けて考えることができます。
最もコストメリットが大きいのが(1)なので、まずは今の拠点配置が適正か?を見直すことからはじめても良いと思います。
NECでも前述の飲料メーカのシミュレーション事例で活用した分析ツールをご用意していますが、ITを活用して最適な拠点ネットワークを試算してみることが可能です。

詳細は以下の図をご参照ください。

  • 柴田さん、質問です。

  • はい、どうぞ。

  • 災害対策は重要だけれど一緒にコスト削減も検討していかないと、難しいってことですよね?!

  • その通りだね。かつて阪神大震災の後に、関西では企業が震災対策を検討してたので、たくさん提案はしたけれど、実はあまり採用されなかったね。喉もと過ぎれば・・・ってのもあるけど、やはり効果が見えにくい投資はしにくいよね。

  • 私もこの間、夜中にモーレツにお腹が空いたときに備蓄用の乾パン食べてしまって、補充してないんですよ。しばらく大地震、来ないし、ま、いっかと思って。

  • それは、いけないね!災害対策もできないし、ダイエットにも悪いね。 大切なのは、災害対策とコスト削減を一緒に考えることかな。物流拠点の再配置は災害対策だけじゃなくて、コスト削減も含めた一石二鳥を狙うべきだと思うよ。

  • なるほど、一石二鳥方式ですね。私も高カロリーの乾パンの代わりに低カロリーのマンナンゼリーを補充しておこうっと。これなら災害対策できる上に、今度もし深夜の空腹に襲われて食べてしまってもダイエットが続けられますもんね!

  • えっ、そこはガマンでしょ! あとは、現場の人には全体が見えていないことが意外に多いので、全体の流れをチェックすることが大切だね。飲料メーカの事例でも説明したけど、同じ社内でも部門がまたがったりすると、その先がどうなっているのかわからなかったりするよ。

  • なるほど。全体も気になるけど、私は部分痩せのほうが大事だと思ってます!

  • そ、そういうダイエット指南のコーナーじゃないんだけどね! 物流拠点やネットワークの見直しをする際には、部分的改善じゃなくて全体コストの削減が大事だよ。災害に強い物流がコスト効果も出せる、と言うのが理想的だね。いまは、コストのシミュレーションができるITツールが色々揃っているから、データで勝負できるよ。どの拠点を通って配送したら納期やコストを最適化できるかを費用や納期の観点で検証できるんだよ。

  • 流コスト削減と災害対策が両立できる物流拠点の配置をシミュレーションできるってことですか?

  • そう、お得な災害対策を目指そう! そして、物流コスト削減においては、部分痩せより全体ダイエットのほうが効果的だ!っていう資料が上の「ロジスティクス改革の階層図」だよ。これを見ると部分改革より全体改革のほうが大きな効果が出せるってことが、わかってもらえたかな?

  • はい。長期的視点で、全体ダイエットにTRY!ですね。シミュレーションできないかなぁ。 柴田さんのシミュレーションツール紹介は、下記からお申し込みください! 次回もお楽しみに。

もっと詳しく知りたい!「シミュレーションツール紹介資料」はこちらから

サプライチェーンネットワーク見直しのシミュレーションツールのご紹介です。現状の物量データや見込みデータを元に、拠点の最適配置だけでなく、在庫移動のタイミングや輸送車両の最適化(車両t数など)により納期維持とコストの低減をダイナミックに行います。
 

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会員登録(無料)が必要です。

柴田道男(しばた みちお)
NECマネージャー/物流技術管理士
約20年に渡り物流業界を担当。
物流現場の見学は200ヶ所以上にのぼり、製造・プロセスから流通まで幅広い分野の物流現場に精通。物流PKGの企画・管理を含めたお客様向けのソリューション活動を展開中。

倉庫管理システム(WMS)

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