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NEC キッズ・テクノロジー・ワールド

なっとく!技術のヒミツ これさえあれば品切れなし!スーパーやコンビニを支える「POSシステム」のしくみとは?

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コンビニやスーパーには、何千もの種類の商品がならんでいる。しかも、品切れはほとんどなく、新商品もすばやくならぶ。どうしてそんなことができるんだと思う?
それは、レジが、必要な商品を必要なだけお店にとどけるために活躍かつやくしているから。
そう、あれはただのレジじゃない。あのレジもふくめた、「POS(ポス)」という大きなしかけ(システム)が働いているんだ。

お店を支える強い味方 それが「POSシステム」だ!

コンビニやスーパーには、いつでも多くの商品がならんでいる。その種類は、コンビニは1店で2000〜3000、大型のスーパーだと十万種類にもなるんだって。
そんな多くの商品を、店員さんが一つ一つ考えながらそろえていくのは、とても大変だよね。
そんなお店を支えるヒミツが、商品のバーコードをピッと読み取る、あのレジにかくれている。それがPOSというシステムなんだ。

バーコードハンドスキャナで、商品についているバーコードをピッ!と読み取る。読み取った情報は、POSレジに送られる。

バーコードハンドスキャナで、商品についているバーコードをピッ!と読み取る。読み取った情報は、POSレジに送られる。

まずは、全体のしくみを見てみよう。

1のレジで買い物をするところからスタート!番号順に進んでいってね。1.ピッ! 商品のバーコードを読み取る2.バーコードの情報は、ネットワークでお店のコンピュータに送られる。3.バーコードの情報を、コンピュータの中野情報と付け合わせると、その商品の値段がわかる。それがレジの画面に表示される。4.コンピュータの中に、どの商品が何個売れて、売上はいくらかという情報がたまる。5.販売データは、ネットワークで本部のコンピュータに送られる。8.商品がお店に到着!7.メーカは注文に従って、必要な個数をそれぞれのお店に配達する。6.販売データを見て、どの商品を何個お店にとどければよいか考え、メーカに注文する。レジの情報をもとに、メーカに商品が注文されるんだね!

どの商品がいくつ売れたかという情報は、その日のうちにお店のコンピュータから本部のコンピュータに送られる。このしくみがあるから、商品がどんなに多くても、うまく管理ができているんだね。

ハンドスキャナでバーコードを読み取ると、このように表示される。

バーコードは何を表しているの?

バーコードは、しま模様もようの線の太さのちがいで数や文字を表している。お店でよく見るバーコードは13ケタの数字を表していて、その番号から、「どの国」の「どの会社」の「どの商品」なのかがわかるようになっている。
お店のパソコンには、商品ごとの13ケタの数字と、それが何の商品で値段はいくらかという情報が入っている。レジで数字を読み取ると、パソコンの情報とてらし合わせて、当てはまる商品の情報がレジに表示されるというわけだ。
※商品によっては8ケタのものもあります。

バーコードには値段が書いてあるわけではないんだね!

※QRコードは(株)デンソーウエーブの登録商標です。

POSがあると、こんなに便利!天気に合わせて、注文も変える。

コンビニのある場所はいろいろだから、お店によって、よく売れるものはちがってくる。たとえば、会社の多い地域ちいきなら、たまごパックや調味料より、お弁当べんとうや飲み物がたくさん売れるはずだ。 季節や天気でも、よく売れるものは変わる。暑い日は冷たい飲み物やアイスが、寒い日は温かい飲み物やおでんが売れる。とつぜんの雨なら、ビニールがさが売れたりする。

実は、POSで集めたデータには、「こんな天気で、こんな温度の日には、こういうものがよく売れた」という、何年分もの記録が残っているんだ。そして、その週の天気予報などと合わせて、「今週は寒くなるので、おでんは多めに注文を」などと教えてくれるんだよ。

地域のイベント情報も大事なポイントだ。情報をとうろくしておくと、学校の運動会の前に「からあげの注文数を増やしましょう」なんて、アドバイスしてくれる。
それに、商品の残りが少なくなったら、自動的に注文してくれるしくみもあるんだって。POSって便利なんだね。

グラフによって、売上の変化が一目でわかる。そのときに一番合った商品をならべるために、POSは大活躍しているんだね。

お金を入れるだけ!おつりが出てくる「自動つり銭機」

買い物をするとき、店員さんがお金を機械にまとめて入れているのを見たことがあるかな。この小さい機械は「自動つり銭機」。お金を入れるだけで、自動的に正しい金がくのおつりが出てくるんだ。レジの人の仕事が楽になるだけではなく、お客さんにおつりをまちがえてわたすこともないので、とても便利なんだよ。

実は、この機械の中には、銀行の現金自動げんきんじどうあずけしはらい機に使われている技術ぎじゅつがつめこんである。コインやお札の種類は、もちろん自動で見分けられるし、ゲーム用コインや、ただの紙がまざっていても、ちゃんとよけてくれるんだ。

POSレジの下に置かれた「自動つり銭機」

NECの自動つり銭機は、お金を入れたら、あっという間におつりが出てくるから、お客さんの待ち時間も少なくてすむね。

レストランやファストフード店での注文もPOSにおまかせ!

POSの活躍の場は、レストランやファストフード店にも広がっている。ファミリーレストランで注文するとき、店員さんが携帯電話けいたいでんわのような機械で注文を受けているけど、あれもPOSシステムの一部なんだ。

注文内容ちゅうもんないようを機械に入力して、無線でキッチンに飛ばす。コックさんはプリントされた紙や、表示される画面を見て、何が注文されたかわかるというわけ。レジでは、レシートのバーコードを読み取ることで、会計がいくらかわかる。注文から会計まで、全部の流れがPOSで管理されているんだよ。

ファミリーレストランなどで注文を受ける「ハンディターミナル」。キッチンでは、注文された料理が、画面にこのように表示される。

これもPOSのなかま

レストランのテーブルの上などには、自分で料理を注文できる機械が置いてあることがある。実は、これはセルフオーダー端末といってPOSとつながっているんだ。食べたい料理を選んでボタンをおせば、注文が自動的にキッチンに伝わるんだよ。

セルフオーダー用のオーダー端末画面

みんなの「便利」を支える「POSシステム」

POSシステムはいま、コンビニやスーパーだけではなく、レストランやドラッグストア、レンタルDVD店など、いろいろなところで使われている。

POSのおかげで、お店では商品の管理がしやすくなって、品切れがったり、セールのときに値段をいちいちつけかえたりしなくてもよくなった。お客さんにとっても、会計にかかる時間が短くなったり、おつりの間ちがいがなくなったりと、POSを使うと、いろいろいいことがある。

コンビニ、スーパー、レストラン。たくさんの商品やメニューをみんなが安く、快適かいてきに楽しむためのえんの下の力もち。それがPOSなんだ。

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