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複雑化するクラウド環境の悩みを解決!NECの新たなクラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」

クラウドの導入が進む中、最適な組み合わせでクラウドを活用したい、複雑化するクラウド環境を効率よく運用したいといったニーズが高まっています。その有効な手段の1つとなるのが、NECが2014年4月より提供を開始するクラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」です。このサービスでは、2種類の異なるサービスをお客様ニーズにあわせて利用できる他、オンプレミスのプライベートクラウドや非クラウドといった異なるICT環境の統合運用管理機能をご提供することにより、『ハイブリッドクラウド』を実現します。「NEC Cloud IaaS」は、クラウドの普及とともに複雑化する企業システム全体の運用管理を効率化し、コスト削減とICT環境の価値向上を実現します。


C&Cクラウド基盤戦略本部
シニアマネージャー
小方 秀介
(2013年11月15日「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2013」より)


クラウドサービスのさまざまな課題には「ハイブリッドクラウド化」が有効

企業活動におけるICTの重要性がますます高まる中、ICT部門に対する経営層の期待も大きく変化しています。最近では「コスト削減/業務改善」だけでなく「売上/利益拡大への貢献」が強く求められているのです。そのような中、クラウドへのニーズがより一層高まっています。

クラウドを活用すれば、初期投資や運用負荷を軽減できます。また、システムの増強をスピーディに行うことが可能になります。企業の枠を超えたコラボレーションやグローバル展開も容易に行えるようになり“攻め”の事業展開が可能になります。

その一方、クラウドに対する不安があるのも事実です。その最たるものがセキュリティへの不安です。人事データや顧客情報など機密性の高いデータは社外で保有したくないと考える企業は少なくありません。信頼性・可用性、カスタマイズ性が確保されているのか、既存システムの情報をシームレスに活用できるのかといった点も気になるところでしょう。

こうした不安を解消する上で有効な手段と言えるのが、適材適所にクラウドを活用する「ハイブリッドクラウド」です。例えば、コア業務やミッションクリティカルなシステムにはハウジングやオンプレミス、コストや柔軟性を重視するサービスはパブリッククラウドといった使い方が考えられます。様々なICT環境を適材適所に組み合わせたハイブリッドクラウドにより、クラウドのメリットを享受しつつ、様々な不安を解消することができるのです。



高い連携性・柔軟性・移行性を兼ね備えた「NEC Cloud IaaS」を提供

ただし、ハイブリッドクラウドを実現するには、考えなければいけない課題があります。ポイントとなるのが「連携性」「柔軟性」「移行性」の3つ。利用するクラウドがこの3つのポイントに対応していないと、ハイブリッド化のメリットを十分に享受できません。

「連携性」とは既存システムとクラウド、あるいは異なるクラウド間で運用や監視が適切に連携されていること。この点が担保されていないと、適材適所の使い分けがスムーズにいきません。反対に、ハイブリッドクラウド化によりTCOが増大することが懸念されます。

次に「柔軟性」で重要なのは、複数の環境においてリソースを融通できること。例えば、オンプレミス環境のリソースが不足した場合に、一時的にクラウドを利用することができれば、インフラコストや設計コストの削減につながります。

最後の「移行性」はオンプレミスからクラウドへ、あるいはクラウドからオンプレミスへといった具合に、異なる環境間でのリソースの移行が容易に行えること。速やかに最適な環境へシステムを移行できれば、特定環境へのロックインも回避できます。

NECはソリューション事業やクラウド事業を通して培ってきた技術力・SI力・運用力・プラットフォーム提供力を活かし、これら3つのポイントをカバーするクラウドサービスを実現しました。それが2014年4月より提供を開始する新クラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」です。

NEC Cloud IaaSはローコストな「スタンダード(STD)」とハイパフォーマンスな「ハイアベイラビリティ(HA)」という2つのサービスで構成されています。STDはクラウド基盤にOSS※であるOpenStackを採用する他、専用の省電力・高集積サーバ、独自のデータセンター冷却技術を採用することにより、国内トップクラスの低価格を実現しています。一方のHAは基幹業務に多数の実績を持つNEC製品を採用し、サーバ単体での高信頼が求められる基幹業務のデータベースシステムなどに最適です。

2つのサービスはニーズに応じて組み合わせて利用することが可能。セルフサービスポータルから統一した操作で、両方のサービスのサーバ、ストレージ、ネットワークの作成・変更を行うことができます。しかも、「オートスケール機能」を使えば、需要が増えた場合に自動でリソースを追加することが可能。たとえば、需要が頻繁に変動するECサイトの運営や急激な事業拡大などにも迅速に対応できます。


NEC Cloud IaaSの全体像

ローコストなSTD、高性能・高信頼のHAを提供し、企業システムの広範なニーズに対応する。またNEC Cloud IaaSと連携するオンプレミスや個別システム、他ベンダーのパブリッククラウドなど、異なる環境をセルフサービスポータルから統合的に運用管理することが可能です。


異なる環境のシステム構成や稼働状況、インシデントの状況を統合的に管理

NEC Cloud IaaSでは、「セルフサービスポータル」という画面から異なる複数のICT環境の統合運用管理が可能です。

例えば、プライベートクラウド/ハウジング/パブリッククラウドなどの異なる環境を、業務視点やサーバ種別の視点など管理ポイントを切り替えて俯瞰的に管理することができます。どこにどれだけのリソースを割り当てているかを統合的に把握することで、適材適所の配置やコスト最適化の検討が容易になるでしょう。またシステムの構成情報や利用状況をリアルタイムに確認することもできるので、障害対応や増設計画も立てやすくなります。

インシデントの発生状況をリアルタイムに把握できるのも大きなメリットです。どのようなインシデントが、どの環境で発生しているのかを一度に把握することができ、複数環境の運用管理負荷を削減できます。

また、運用管理作業自体をアウトソースしたいというニーズにも対応可能です。NECは6,000社の運用経験で培ったノウハウを結集した運用設計フレームワークを強みに、お客様の既存システム環境からNEC Cloud IaaSへの安全な移行およびNEC Cloud IaaSを活用したICTシステムの最適な運用をサポートします。


セルフサービスポータルの概要

サーバの作成から構成情報の登録/参照、インシデントやリソース利用状況の確認、監視設定、契約内容・課金情報などシステムのライフサイクル全般のオペレーションを統合的にサポートします。


セルフサービスポータルによる設置場所視点での管理

サーバの設置場所を軸としてプライベートクラウド、ハウジング環境、パブリッククラウドなど異なる環境を一元的に管理し、リソースの割り当て状況などを統合的に確認できます。
※画面は開発中のものであり変更の可能性があります。



省電力高集積サーバとデータセンター冷却技術を独自に開発

NEC Cloud IaaSが提供する付加価値の高いサービスはNECの高い技術力に支えられています。それを象徴するのが、STDサービスに採用されている省電力高集積サーバです。これは、最新の低消費電力CPUを採用し、NECがデータセンター向けに独自開発したもの。サーバ国内シェア16年連続No.1ベンダーとしての技術力を投入することで、NEC従来製品と比べ超高密度実装を実現しています。

また、NEC Cloud IaaSのサービス提供拠点として、新たなデータセンター「NEC神奈川データセンター」を2014年1月に開設予定です。

本データセンターでは、液体が気化する際に熱を奪う「相変化冷却」の仕組みを利用したNEC独自の冷却技術を採用。動力がいらないこの仕組みをサーバラックの背面に取り付け、冷却効率を大幅に向上。冷却設備に伴う消費電力30%削減を目指しています。

今後NECでは、NEC Cloud IaaSのサービスメニューをさらに強化していきます。今後、サービスを構成しているソフトウェアをアプライアンス製品という形で組み合わせてお客様サイトに設置することを想定した『オンプレミス基盤製品』やPaaS、海外拠点からのサービスなどを順次提供していく予定です。

クラウドの活用が進むとともに、ハイブリッドクラウドを利用するケースはますます増えていくでしょう。高い連携性・柔軟性・移行性を備え、システム全体の運用管理の効率化を実現するNEC Cloud IaaSは、本格化するクラウド時代に欠かせないICT基盤として有力な選択肢となるはずです。


※OSS (Open Source Software):ソフトウェアのソースコードが無償で公開