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ビッグデータで社会価値創造を~隠れた価値を見つけ出すNECの分析技術~

NECは独自の高度な分析技術を“武器”に、早くからビッグデータ活用によるお客様の価値創造を支援するソリューションの開発に取り組んできました。その商談の実績は実に400件以上にのぼります。そこから見えてきたのはビッグデータに対する4つの「期待領域」。そこでNECでは、それぞれの領域に適合するソリューションの提供に向け、多方面のお客様と数多くの実証実験を実施。そこで得られた知見やノウハウ、ビッグデータ関連の最先端技術・製品・サービス・ソリューション群を「NEC Big Data Solutions」として新たに体系化しました。これを活用することで、効率的にビッグデータ活用を軌道に乗せ、新たな価値創造を実現することが可能です。


事業イノベーション戦略本部
ビッグデータ戦略室 室長
若目田 光生
(2013年11月15日「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2013」より)


400件超の商談実績から見えてきた4つの「期待領域」

NECの事業を支える重要なコンセプトが「社会価値の創造」です。ICTを活用した社会ソリューションの提供によって、企業や組織の価値創造を支援し、人と地球にやさしい情報社会の実現を目指しています。その中核事業の一つに位置づけられるのが、ビッグデータ事業です。

ビッグデータの可能性に早くから着目していたNECは、SDNやクラウドなど他の注力事業とのシナジーを活かし、ビッグデータ事業の成長に積極的に取り組んでおり、すでに400件を超えるビッグデータ活用の商談実績を有しています。

こうした数々の生の声を分析した結果、お客様のビッグデータへの「期待領域」は大きく4つに分類できることがわかりました。

それは、①施設・設備の異常予兆監視や保全、機器の品質管理/保守など作業の効率化/最適化を図る「オペレーション高度化/最適化」、②情報の管理・監視により犯罪や不正の検知に役立てる「情報管理の強化、犯罪・不正の検知」、③需要予測による生産・発注の最適化、ビルマネジメントなどに活用する「製品/サービス価値向上・改善」、④行動分析や感情分析により、顧客維持・獲得や販売促進に役立てる「顧客獲得・維持、販売促進」という4つの領域です。

NECではすでにそれぞれの領域において、お客様の協力のもとで実証実験を展開しており、その成果をもとにソリューション化を行っています。多くの商談や実証実験で得られた知見やノウハウ、ビッグデータ関連の最先端技術・製品・サービス・ソリューション群を「NEC Big Data Solutions」として新たに体系化しました。またそれぞれの領域に関して、新ソリューションの販売も開始しました。


(図1 顧客の「期待」に応える4つのソリューション領域)

(図2 「NEC Big Data Solutions」体系の全体像)


NEC独自技術を組み込んだ4つのビッグデータソリューション

それでは、ここからそれぞれ4つのソリューション領域と新しいソリューションの概要についてご説明しましょう。

まず「オペレーション高度化/最適化」領域における新ソリューションが「プラント故障予兆監視ソリューション」です。ここにはエネルギー関係のお客様と取り組んだ予兆監視に関する実証実験の成果が活かされています。

実験では、流量や圧力、温度など様々なセンサからの大量データを収集・分析し「いつもと違う」動きを検出するインバリアント分析技術を活用。プラントでは毎秒100件のデータを収集するセンサを1基あたりに3,500個設置しており、3,500×3,499組のセンサの相関関係をモデル化する仕組みを構築しました。これにより、設備の故障に関する予兆を既存技術(閾値監視)よりも早く発見することができ、事前の対策が可能になりました。

このプラント故障予兆監視ソリューションで利用しているインバリアント分析技術は、橋梁やトンネルなどの劣化監視や、鉄道や航空機、データセンターの障害監視や品質管理への適用も検討しております。


(図3 プラント故障予兆監視ソリューション 概要)

次に「情報管理の強化、犯罪・不正の検知」の領域では「情報ガバナンス強化ソリューション」の販売を開始しました。これはメールや営業報告書といった様々な社内文書から、管理が必要な情報を高精度に判定。情報管理の厳格化・効率化により、情報ガバナンスの強化とリスクの極小化に貢献するものです。

同ソリューションの基盤技術となっているのは、NECのテキスト含意認識技術です。これは文中における単語の重要性、主語や述語などの文の構造を考慮し、文意を正しく自動解釈する技術。米国国立標準技術研究所(NIST)主催の評価タスクにおいて第一位を獲得したグローバルトップレベルの技術です。

ソリューション開発にあたっては、金融業様と情報管理強化のための実証実験を実施しました。お客様はこの実証実験の成果を高く評価し、社内文書の情報管理に活用することを決断。厳格管理すべき情報を高精度に漏れなく把握できるようになり、情報ガバナンスの強化を実現しています。


(図4 情報ガバナンス強化ソリューション 概要)