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「C&Cユーザーフォーラム & iEXPO 2015」セミナーレポート

グローバルに「つながる経営」を実現するSAPソリューション

2015年12月7日

NEC グローバルプロダクト・サービス本部 シニアエキスパート 小泉 昌紀

“3つのつながり”でリアルタイム経営の基盤構築を支援

市場変化が目まぐるしい現在、企業経営にはスピードが強く求められています。そこで必要なのが、現場、顧客、サプライヤーなどの状況を素早く詳細に把握し、迅速な経営判断を生かすためのプロセスづくりです。NECでは、SAP ソリューションと自社の各種技術を融合することによって、お客様のグローバルの課題を解決し、リアルタイム経営の実現を支援しています。

求められるリアルタイム経営の実現

グローバル規模でのビジネス競争が激化する中、企業が高い競争力を維持していくには、海外拠点を含む社内の情報を迅速に把握し、スピーディな経営判断に生かしていくリアルタイム経営が求められます。そのために必要なのが、「全社プロセスの統合」「現場からの垂直統合」「バリューチェーンの水平統合」という「3つのつながり」を実現することです。

「全社プロセスの統合」とは、グローバルで標準化されたシステム上で管理を行い、全社レベルでの効率化、決算の早期化を目指していくことです。「現場からの垂直統合」とは、グローバルに広がる販売や製造といった各拠点の情報を素早く正確に経営層が把握し、リアルタイムの見える化や新製品/サービスの創出などにつなげていくことです。最後に「バリューチェーンの水平統合」とは、顧客やサプライヤー、物流業者など、商品の企画・開発・設計から生産・物流・販売・保守に至るまでの情報を最適化し、製造プロセスの効率化や製品の品質向上を実現する仕組みをつくることです。

図[拡大する]拡大する図1 リアルタイム経営の実現に必要な「3つのつながり」

ただ、そこには障壁も存在します。例えば、言語・宗教・社会規範といった文化の壁、法・制度の壁、空間的な隔たり・時差などの地理の壁、そし労働コスト・インフラなどの経済の壁といったように、日本の本社と、現地法人などの海外拠点との間には様々なギャップがあります。グローバルでのシステム活用を考える上では、これらを上手に乗り越える必要があるのです。

その有効な解決策としてNECが提案するのが、「クラウドの活用」と「2層ERPアプローチ」です。

「クラウドの活用」については、すでに多くの企業で実践段階に入っています。クラウドの柔軟性・拡張性は、新拠点の迅速な立ち上げや統廃合に貢献し、ビジネス拡大・撤退への迅速な対応を可能にします。また、グローバルでタイムリーなリソース調達ができる面も大きなメリットです。

一方の「2層ERPアプローチ」とは、システムのグローバル標準化を、より容易に進めるための手法となります。具体的な考え方としては、本社・大規模拠点をコアとなる1層目のERPで統一。その配下に、海外の販社や工場、M&A先企業など中・小規模拠点を統一する2層目のERPを導入し、1層目のERPと連携させていくアプローチとなります。

SAPソリューションと自社技術を融合し顧客を支援

NEC自身、「クラウドの活用」と「2層ERPアプローチ」の手法を採用し、グローバルでのビジネスを展開してきました。

2008年、NECでは“第1次システム改革”として、グローバル経営のスピードアップと業務効率化を目的に、それまで組織や会社ごとに個別最適化されていた販売・経理・購買プロセスの標準化を推進。基幹業務を支えるITシステムを「SAP ERP」を用いて構築し、2010年には国内外のグループ各社にクラウドサービスとして展開・提供を開始しました。また、国内外の中・小規模拠点は標準化を図る「2層ERPアプローチ」に取り組んでいます。

さらに2015年、グローバルでの“第2次システム改革”として、基幹システムのプラットフォームを全面的に刷新するプロジェクトに着手。基幹システムに蓄積される膨大な経営データのリアルタイム処理基盤には、SAP社の最新インメモリプラットフォーム「SAP HANA」を採用し、運用はNECのクラウドサービス「NEC Cloud IaaS」上で行います。

今回の刷新では、基幹業務の安定運用を維持しつつ、経営判断・業務判断のスピードアップ、システム運用コストの25%削減などを実現します。さらに、システム刷新の経験やノウハウは、ソリューションとして体系化。お客様の経営基盤改革にも貢献していく考えです。

また、IoTによる価値創造プロセスの構築に注力するNECでは、SAPソリューションのERP基盤をベースに据えた「Value Chain Innovation」にも取り組んでいます。モノを造る・運ぶ・売るという従来のプロセスに、ICTの力で新たな価値を付加することを目指しています。

図[拡大する]拡大する図2 「Value Chain Innovation」への取り組み

こうした先進的な取り組みや活動が評価され、NECは、「SAP APJ Partner Contribution Award」を受賞。さらに顧客企業のシステムの「SAP HANA」化による先進的なプラットフォーム刷新への取り組みにより「SAP AWARD OF EXCELLENCE 2015」のProject Award最優秀賞の栄誉にも輝きました。

この様な取り組みを元に、NECはSAPソリューションをメニュー化。「3つのつながり」を実現し、リアルタイム経営に向けた次世代プラットフォームの構築を強力にご支援しています。

図[拡大する]拡大する図3 NECのSAPソリューション

SAPソリューションにより、バリューチェーンの各段階で生ずるお客様の課題を解決しています。「造る」では、グローバルでの生産プロセス改革や、トレーサビリティ・品質向上を実現、「運ぶ」では、「SAP HANA」とNECのインフラ技術を用い24時間365日止めない、店舗運営やサービスの提供に貢献しています。「売る」では、マルチチャネル、顧客接点強化に向けたリアルタイム情報の見える化、業務の効率化を実現、また成長する海外市場では、新規拠点やM&Aのスピード立ち上げを強力に支援し、多数のお客様のリアルタイム経営の実現に貢献しています。

2015年には、SAPパートナー企業による世界最大規模のグローバルなアライアンスネットワーク「United VARs」にも加盟。SAP社ならびに加盟パートナーとの連携を通じたクラウド型ERPサービス「SAP Business ByDesign」のワンストップ導入支援サービスにより、お客様のグローバル展開をご支援いたします。

今後もNECでは、SAPソリューションのERPに、自社のセンシング技術や画像処理技術などを活用したIoT、ビックデータ解析、クラウド、セキュリティ、ネットワークといったテクノロジーを組み合わせることで、「全社プロセスの統合」「現場からの垂直統合」「バリューチェーンの水平統合」という“3つのつながり”をさらに高度な次元で実現。お客様のリアルタイム経営に向けたグローバルな経営基盤の構築を全面的にサポートしていきます。

写真

(2015年12月7日)

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