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「C&Cユーザーフォーラム & iEXPO 2015」基調講演

“Orchestrating a brighter world”
世界の想いを、未来へつなげる。
~お客さまとの共創により実現する新たな社会

2015年12月25日

NEC 代表取締役 執行役員社長 遠藤 信博

NECが見据える近未来の社会とICT

本日は「Orchestrating a brighter world 世界の想いを、未来へつなげる。~お客さまとの共創により実現する新たな社会~」というテーマでお話しさせていただきます。

2013年、NECは社会インフラの高度化に注力することを明確にし、翌年“Orchestrating a brighter world”というブランドメッセージを策定しました。“Orchestrating”は、「お客さまと共に」という強い想いを込めた言葉です。皆様と、そして人間社会と、相互にコミュニケーションを深めながら課題を見つけ、それに対する価値を一緒に創り上げていきたいという想いです。また“brighter”には2つの意味があります。1つは「明るい」もう1つは「賢い」という意味です。“brighter world”には“brighter future with a brighter solution”つまり「賢いソリューションで明るい未来を創りたい」という想いを込めています。まさにNECのICTアセットをフルに使い切り、皆様と共に明るい未来を創っていきたい、という想いでこの言葉を作ったのです。

人間社会の将来に目を向けると、人口問題を改めて認識する必要があります。現在70億の世界の人口は、30年後には1.3倍の90億になると言われています。それに対してエネルギーは1.8倍、食糧は1.7倍、水は1.6倍と、需要は人口以上に膨れ上がります。そのような状況下で、スマートエネルギーで効率的にエネルギーを配分できないか、またスマートウォーターマネジメントで適切に水をご提供できないか、さらに砂漠のような地域でも豊かな食糧が獲れるように、あるいは同じ土地面積でより多くの果実や野菜を収穫できるようにご支援できないだろうか。このような課題に対して、ICTは今後さらに力を発揮していけるのではないかと思います。

一方、日本では人口が減少し、30年後には現在の70~80%になると言われています。そのとき、少ない労働力でどこまで業務効率化が図れるのか、また限られた税収で、いまある社会インフラをどう維持するのか、国民の安全は守れるのか、ということが課題になってきます。これに対しても、ICTを使って業務を最大限に効率化したり、インフラの保守もICTで効率的にサポートできます。さらにパブリックセーフティの領域では、NECが得意とする顔認証をはじめとしたICTの力で、より効率的に安全を守ることができると考えます。

また“Orchestrating a brighter world”を出発点として、NECが社会価値創造で注力する7つの領域を明確にしました。

①地球との共生を目指す“Sustainable Earth”、②安全・安心な都市と行政基盤を作る“Safer Cities & Public Services”、③安全・高効率なライフラインを提供する“Lifeline Infrastructure”、④豊かな社会を支える“Communication”、⑤産業とICTが新結合する“Industry Eco-System”、⑥枠を超えた多様な働き方を創造する“Work Style”、⑦個々人が躍動する豊かで公平な社会を実現する“Quality of Life”です。

図

ICTは、「コンピューティング」「ネットワーク」「ソフトウェア」の3つのアセットからなります。そしてこれらICTアセットで創り上げる基本的な機能が「リアルタイム」「ダイナミック」「リモート」の3つです。

リアルタイム性は重要な価値を持ちます。例えばいまICTによる車の自動運転が実現に向け進歩していますが、時速60キロで走る車は1秒間に約17メートル進みます。時速60キロで自動運転を担うには、少なくとも1秒以内に17メートル先までのあらゆる状況を理解して、判断する必要があります。必要なデータをリアルタイムに集めて、そこから価値を創り、運転から制御までをリアルタイムに行わなければなりません。別の言い方をすれば、リアルタイム性を上げることができれば、もっと速いスピードでも自動運転ができるということです。これが「リアルタイム」の価値です。

こうした価値を、変化に対応して素早く創り上げるのがダイナミック性であり、さらにそうした価値やサービスを、離れた所にも公平に提供できることがリモート性です。これら3つがICTで価値を創り上げるうえでの基本的な機能であり、これらをうまく活かすことで、私たちが目指す安全・安心・効率・公平の4つの領域に高い価値を提供できるのです。

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