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「NEC iEXPO KANSAI 2015」セミナーレポート

IoT時代におけるビッグデータ活用 〜先端事例で学ぶ価値創造ノウハウ〜

2015年8月3日

NEC ビッグデータ戦略本部 本部長 中村 慎二

現象の見える化から価値創出まで、三位一体のビッグデータ活用を提唱

IoT時代を迎え、さらに増大するビッグデータから価値を創出するには、「センシング」「アナリティクス」「アクチュエーション」という3つのプロセスに三位一体で取り組むことが重要。また各プロセスを実行するうえで最適な技術を活用することが不可欠となります。NECは、持ち前の技術力によって、それをサポート。また、コンサルティングによって計画策定、費用対効果の見極めも支援します。

3つのプロセスで価値を生む

IoT時代が本格化すると、これまでとは比較にならない多くのモノがインターネットにつながり、データ量も幾何級数的に増大していきます。ある調査によると、2020年には300億個のデバイスがネットワークにつながり、データ量は、2013年比の10倍にあたる44兆Gバイトになると言われています。

このビッグデータを、いかにビジネスに活用するかが、今後の企業の成長のカギを握っています。

ビッグデータから価値を生み出すには、「センシング」「アナリティクス」「アクチュエーション」という3段階のプロセスを経ることになります。

センシングは、実世界の様々な事象をデータとしてサイバー空間に取り込み見える化すること。次いで、アナリティクスは、それらの大量データを分析し、データの中に隠れた新たな“知・法則”を見つけること。そして、アクチュエーションは分析から得られた“知”を実世界へフィードバックし価値を創造する、つまりビジネスの変革を図ることです。

NECは、最先端のテクノロジーを活用し、この3つのプロセスに対応した「三位一体のビッグデータ活用」を強力にサポートしています(図1)。

図1[拡大する]拡大する図1 三位一体のビッグデータ活用アプローチ

異常や需要などの未来が見える

例えば、センシングについてはWebやセンサーによるデータ収集基盤のほか、音声認識や画像解析、データパターン認識、自然言語解析など多様な解析技術を提供しています。

ある製造業のお客様はIoTプラットフォーム「CONNEXIVE」を活用し、産業機械から得られるデータの収集・活用基盤を実現。納入した産業機械から自動収集した稼動情報や障害情報を見える化することで、障害対応や予防保全、保守部品・消耗品の提案に活用しているのです。この取り組みにより、従来は丸1日かかっていた障害対応をわずか1時間程度に短縮。また、遠隔サポートにより、出張費用も15%削減を見込んでいます。

アナリティクス、アクチュエーションの領域に関しては、独自の相関分析で異常を予兆の段階から早期に発見する「インバリアント分析」、多種多様なデータから人では発見できない規則性を抽出する「異種混合学習」など独自のアナリティクス技術を豊富に提供しています。

ある生産プラントでは、3500個のセンサーを設置し、毎秒送られてくるデータをインバリアント分析によって解析し、故障の予兆を検知しています。一般的な異常検知は、センサー個々に閾値を設定して異常を判断しますが、インバリアント分析はセンサー間の相関関係をもとに関係性の崩れを検知し、閾値を用いた監視よりも迅速かつ高精度な予兆検知と故障箇所特定が可能。プラント稼働率の向上に貢献する上、早期修繕対応による停止期間短縮という効果も期待できます。

NECグループの一員として主に保守サービスを提供するNECフィールディングは、異種混合学習を活用し、補修用部品の需要予測を実現しています。部品の出荷数・稼働台数・発売時からの経過月数などから、補修部品の需要を予測し、発注数を自動で算出する仕組みです。在庫の最適化により、コストを数億円削減できたほか、在庫切れもなくなり顧客満足度の向上につながっています。

成功の秘訣は「DIVA」モデル

とはいえ、ビッグデータの重要性を理解しつつも、「何から手を付けてよいかわからない」「投資対効果の見極めができない」といった課題を抱えている企業も少なくありません。
ビッグデータ活用を目指す企業は「DIVA」の視点を持つことが大切だとNECは考えています。

これは「データ(Data)」「情報(Information)」「価値(Value)」「成果(Achievement)」の頭文字を取ったもの。図2のように、まずは事業目的に沿って成果を明確にし、そのためにはどんな価値を生み出せばよいか、どのような情報を導き出せばよいか、どのようなデータが必要になるのかなどを、逆引きで考えていくのです。行うべきことを具体化することで、取り組みを進めやすくなり、適切な投資かどうかの見極めも容易になります。

図2[拡大する]拡大する図2 ビッグデータの可能性を高める「DIVA」モデル

NECは、多様な技術やソリューションを提供するだけでなく、こうした計画段階の取り組みも支援。コンサルティングサービス「ビッグデータディスカバリープログラム」を通じて、DIVAモデルの策定や、データ分析・活用の仮説シナリオの立案などをサポートします。

トータルなサポートを実現するNECのビッグデータソリューションで、お客様のビジネス変革を共に成し遂げていきます。

写真

(2015年8月3日)

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