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NEC発見チャンネル! MiTA TV

太陽光・風力発電増加による電力の不安定性(停電)を回避!再生可能エネルギー発電の出力制御技術

2015年10月8日

  • 三田すごい! すると、従来の手法よりも皆さんの技術の方が、より公平性があり、抑制量を減らせるというわけですね?
  • 本間はい。そう考えてもらっていいと思います。

2つの分野の専門家が化学反応を起こし、新技術のアイデアが生まれた

  • 三田この技術の開発はどういったきっかけで始まったんでしょう?
  • 本間先ほど少しご説明した「再生可能エネルギーの接続保留」がきっかけで、出力制御の研究を始めました。当時、私は再生可能エネルギー発電の予測の研究をしていて、橋本さん は主に蓄電システムの運用計画・制御などを担当していました。つまり、私が「予測」で、橋本さんには「制御」するための知識があったんですね。この2つの知識が組み合わさることがとても大きなアドバンテージとなりました。
  • 三田というと?
  • 本間今、電力業界では、「予測」の専門家と「制御」の専門家が分かれているように思います。再生可能エネルギーによる発電が入ってくる以前は、電力需要予測の精度が非常に高かったため、制御する人たちは、高精度な予測の情報を使って制御すればよく、両者が一緒にいる必要はありませんでした。ところが今後、太陽光や風力という発電量が不安定な再生可能エネルギーによる発電が大量に導入されるにつれて、電力需要予測は難しくなっていきます。しかし、予測と制御の担当者が分かれていては、再生可能エネルギーによる発電の予測を、制御に生かしていくことが難しいと思います。
  • 三田ところがNECには、それぞれの専門家であるお二人がいらっしゃったと。
  • 橋本はい。私の方は、制御は分かるけど予測は分からない。本間さんは、予測は分かるけど、制御の仕方や計画はどういうものか分からない。そこで二人で情報共有して、ここはこういう風に予測を生かせますね、予測のこういう情報を制御に使えますねと、お互いの知識を重ねていきました。その結果、新しい技術を開発することができたわけです。
  • 三田まさに運命の出会いだったわけですね!
  • 本間はい。(笑)あと、開発で印象深いのは、効果の検証ですね。検証するためには、電力会社の実際の運用をシミュレートして、従来の手法と比較する必要があります。ところが私たちはこういった運用に関する知識を持っていませんでした。
  • 橋本そこで、共同研究をしている東京大学の萩本特任教授や、東京農工大学の池上准教授 など多数の方々に協力いただき、電力会社の発電機の構成や電力需要、毎月のダムの水量に到るまでひとつひとつ調べ上げ、電力会社の運用を丸ごと一年分シミュレーションしたのです。
  • 三田丸ごと一年とはすごい! きっと大変な作業だったでしょうね。
  • 本間はい、大変な作業でした(笑)。でもその結果、先ほどお伝えしたように、従来の手法よりも抑制日数は多くなるものの、発電抑制量そのものは抑えられるという検証結果を得られたのです。この結果には、ご協力いいただいた先生方も驚いていました。
  • 三田皆さんの大変な苦労があって、新しい技術が生まれたんですね。近い将来、再生可能エネルギーが今まで以上に活用できるようになることを願っています。今日はお忙しいところ、ありがとうございました!
  • 本間、橋本こちらこそ、ありがとうございました!

まとめ
今回は、NECが開発した「再生可能エネルギー発電の抑制のための出力制御技術」についてお話を伺いました。今回お話を聞いたお二人は、まだNECに入社して数年だそう。そんな若いお二人が、再生可能エネルギー発電の活用を左右するような技術開発の中心メンバーだなんて、なんだか未来に希望が持てるようで、うれしくなってしまいました。近いうちに、再生可能エネルギーをもっと活用できる社会になりそうですね! では、次回の「MiTA TV」でお会いしましょう!

(2015年10月8日公開)

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