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災害救助からパンデミック対策まで! さまざまな場面で活用されるNECの「赤外線カメラ」

2015年2月17日

今回はNECの「赤外線カメラ」に関するお話です。実はNECは赤外線技術を用いた製品を提供しており、関係会社の日本アビオニクスの赤外線カメラは国内で高いシェアをもつとのこと。赤外線カメラは、災害救助からパンデミック対策まで、いろいろな場面で活用されているんだとか。

でもこの赤外線カメラ、名前は聞いたことはあっても、どういうものか意外と知らない人も多いのでは? そこで今回は赤外線カメラの開発担当者を訪ね、そもそも赤外線カメラがどういうものかといった話から、赤外線カメラの用途、NECならではの技術まで、幅広いお話をお聞きしました。

お話を聞いた相手:佐々木 得人(ささき・とくひと)さん
NEC入社以来27年、赤外線製品の開発にたずさわってきた赤外線のエキスパート。NECが開発した、赤外線センサの“新型素子”の開発中心メンバーでもある。

一般のカメラでは見えないものが撮れる「赤外線カメラ」

  • 三田こんにちは佐々木さん、赤外線カメラについてお聞きする前に、そもそも「赤外線」がどういうものか簡単に教えていただけますか?
  • 佐々木この図でざっと説明しましょう(と以下の図を見せる)。これは電磁波を波長の長さ順で並べたものです。図の真ん中に「光の領域」とありますね。

赤外線とは

  • 三田はい。紫から赤まで5つの光が並んでいます。
  • 佐々木それが、太陽から放射されて、わたしたちの目に見える可視光ということになります。その「赤」の光の右隣にある、より波長の長い電磁波が「赤外線」です。図からも分かるよう「目に見えない」光ということになります。
  • 三田なるほど。
  • 佐々木ちなみに、赤外線にもいくつか種類があります。その中で、NECが主に扱っているのは最も波長が長い「遠赤外(長波長赤外)」です。これは、大気による影響が少なく、わたしたちの体温に近い30度ぐらいの温度情報がたくさん含まれているので、熱を検知する赤外線カメラなどに利用しやすいんですね。

NECでは温度情報が豊富な「遠赤外(長波長赤外)」を赤外線カメラに利用している

  • 三田次に「赤外線カメラ」についてお聞ききしたいのですが、まず、そもそもの質問として、赤外線カメラは一般のカメラとどう違うんでしょう?
  • 佐々木まず三田さんたちが使っている一般的なカメラは、太陽や電灯など光源による「反射光」を検知して画像や映像にしています。ですから周りの光の影響を受けますし、光がないところでは撮れません。一方、赤外線カメラは、物体が放射する赤外線を「温度」として検知して、映像として表示してくれる装置です。ですから周りの光の影響を受けず、昼夜問わず使用できるんですね。
  • 三田映像や画像を比べて見てみたいんですが…。
  • 佐々木ではこちらを見てもらいましょう(と、下の画像を見せる)。左側が一般的なカメラで撮ったもの。右側が赤外線カメラによるものです。ほぼ同じ場所、同じ時間帯を撮っています。

一般的なカメラと赤外線カメラの表示画面の違い

  • 三田わー、左は夜だったりライトがあったりして全然写っていないのに、右はすごく鮮明に見えています!
  • 佐々木違いがお分かりいただけましたか? このように赤外線カメラは、物や人が発する温度を感じとって映像化するので、光がないところや霧などで視界がきかないところでも鮮明に撮ることもできるのです。
  • 三田こんなに違いがあるものなんですね!
  • 佐々木赤外線カメラにはもうひとつ、せっかく温度を感じとっているので、その温度をちゃんと数値化して映像化しましょう、という使い方もあります。それが「サーモグラフィ」という装置です。温度によって色分けしているので、どこの温度が高くどこの温度が低いのかが、目で見てすぐ分かります。

「サーモグラフィ」の画像例 (画像提供:日本アビオニクス)

  • 三田こういった色分けした映像は、テレビでもときどき使っています!
  • 佐々木ちなみに、サーモグラフィを使うと、物に触れずに温度を正確に測れるうえ、点ではなく「面」で効率よく温度を測れます。そういったメリットを活かし、製造現場をはじめとするさまざまな現場で活用されているんですよ。
  • 三田赤外線カメラのことがだんだん分かってきた気がします!
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