ページの先頭です。
ここから本文です。
サイト内の現在位置を表示しています。
  1. ホーム
  2. NEC Information Square
  3. NEC発見チャンネル! MiTA TV
  4. 暮らしや社会を支えるソリューション
  5. 放っておくと道路陥没を招く危険性も!上下水道の老朽化に立ち向かうNECのICT技術
ここから本文です。

NEC発見チャンネル! MiTA TV

放っておくと道路陥没を招く危険性も!上下水道の老朽化に立ち向かうNECのICT技術

2015年2月4日

  • 赤池例えば下水道管にひびが入ると、そこから水と一緒に砂などが管の中に入っていきます。すると下水道管の上に窪地ができてしまいます。結果、道路が陥没してしまうんですね。
  • 三田下水道管の水漏れでも道路が陥没するんですね…。
  • 赤池実は下水道管の老朽化などによって、全国で一年間に3000件以上もの道路陥没が起こっています。多くは20センチ以下の小さな陥没ですが、大きいのになると数メートル幅の道路が落ちるといった陥没も起こっています。
  • 三田運転しているときに、陥没がおこったら大変です。
  • 赤池布設50年が経過した管は約1万キロあると言われているんです。しかも、このグラフを見てもらうと分かりますが、毎年整備距離が増えています。

今後老朽管の数が急増すると考えられています ※出典:国土交通省ホームページより

  • 三田わあ…(絶句)。
  • 赤池そこで下水道管の調査が早急に必要になっているわけですね。
  • 三田待ったなしの状況であることが分かってきた気がします。
  • 赤池現在、管内の調査は水をせき止め下水道管の中を清掃して、汚泥や土砂、生活排水をきれいにしたあとで、中の画面を撮影しています。ちなみにテレビカメラで調査する場合、一日に調査できる距離はだいたい200メートル程度と言われています。調査が必要な下水道管が10万キロとした場合、一日一チーム200メートルのスピードで調査すると、いったい何チームで何年かかるでしょう?
  • 三田ちょっと想像できません…(遠い目)。
  • 赤池しかも管内を掃除するときに出る汚泥は処理費も発生するため、コストの面からも課題が多くあります。しかし調査すべき管は着実に増えていっています。
  • 三田それは大変ですね。
  • 赤池そういう状況下で、国土交通省では平成25年に、下水道管を適切に管理するための実証事業の応募をしました。それに対して、NECが地方共同法人日本下水道事業団と一緒に応募をして採択されたのが、「下水道管路マネジメントシステム」というわけです。これは現在のテレビカメラ調査に代わるものではなく、補完する調査手法なんです。全ての管を清掃して調査できれば良いのですが、前述したとおりコスト的にも難しい状況にあります。そこで、「清掃して詳しい調査を行う個所を特定するため」に、早く管内の状況を把握できる技術が望まれたわけです。

NECの画像解析技術を活用した「下水道管路マネジメントシステム」

  • 三田「下水道管路マネジメントシステム」は、従来の調査と比べてどんな特長があるんでしょう?
  • 赤池一番の特長は、NECの画像解析技術を適用したということです。手前味噌ですが、NECは、顔認証や指紋認証の技術で高い技術を持っているんですね(※)。
    • NIST(National Institute of Standards and Technology:米国国立標準技術研究所)による顔認証や指紋認証技術の世界的コンテストで第一位に入賞しています
  • 三田NECの顔認証については以前お話をお聞きしたことがあります。
  • 赤池その技術を下水道管調査に活用したわけです。コンピュータが下水道管内の不具合を自動検出してくれますので、技士の方の確認作業も効率化されます
  • 三田なるほど。
  • 赤池具体的には、こういったロボットを下水道管に入れて、下水管の中の写真を撮っていきます(とロボットの写真を見せる)。

「下水道管路マネジメントシステム」で使用する調査ロボット

  • 三田わー、車輪がついていて小さな電車みたい。ゲームパッドで操作するなんて、おもしろいですね!
  • 赤池初めて見る方はそう感じるかもしれませんね(笑)。実はNECでは昔からロボットを多数つくっていて、たくさんの技術やノウハウがあります。このロボットも、携帯電話の小型化技術や非常に丈夫なLANケーブルを利用していたりと、高度な技術によって実現している性能がたくさんあります。
  • 三田どこにカメラがついているんですか?
  • 赤池前側と、周囲に4つカメラが搭載されています。このロボットで下水道管内の写真を撮り、パソコンに保管して画像解析するわけですね。
  • 三田下水道管内を掃除してこのロボットを入れば、ばっちり写真が撮れるというわけですね。
  • 赤池いえいえ、管内の掃除はしません。
  • 三田え? しない?
  • 赤池今回の国土交通省の実証事業では、下水道管内の水を流したまま、清掃をしないで調査しました。
  • 三田すごい! だとすると、従来の調査に比べて、効率がぐっと良くなるんじゃないですか?
  • 赤池その通り。一日に調査できる距離は長くなりますしコスト面でも、下水管内の清掃や汚泥処理がなくなりますから、大幅に費用を削減できるんですよ。
  • 三田わー! すごい。
  • 赤池ちなみに、わたしたちは千葉県船橋市のフィールドをお借りして実証実験を行った結果、クラック(ひび)や破損などもしっかり自動検出できることが分かりました(※)。
    • 実証実験の結果は、精度の高さが評価され、国土交通省・国土技術政策総合研究所の「下水処理研究室」のウェブサイト上に、スクリーニング調査(下水道管の損傷を簡易な調査で発見する調査)を普及するための技術導入ガイドラインとして掲載されています
  • 三田なんだかものすごく頼もしい技術に思えてきました。
  • 赤池今は実証実験の段階ですが、2015年度事業化する予定です。
  • 三田もうすぐじゃないですか! この技術が普及して下水道調査がどんどん進むと、わたしたちも安心して生活できるようになりそうですね。
  • 赤池そうなるよう全力で頑張ります。
  • 三田今日は、NECのICT技術が、水の未来の安全に貢献していることがよく分かりました。赤池さん、山崎さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!
  • 山崎、赤池こちらこそ、ありがとうございました。

まとめ
今回は、NECが提供している上水道管の「漏水監視サービス」と、下水道管の「下水道管路マネジメントシステム」についてお話を伺いました。上下水道管が破損すると道路の陥没などの大きな被害につながることにびっくり。さらに、上下水道管の取り替えや調査が待ったなしの状態であることにも驚いてしまいました。NECのICT技術によって、水道の老朽化の問題が解決に向かうことを心から願っています。では次回の「MiTA TV」でお会いしましょう。

(2015年2月4日公開)

記事のご意見を聞かせてください。


この記事はいかがでしたか?


ご意見・ご感想などをお気軽にお寄せください。


  • ここで書き込まれた内容に関しては、返信は差し上げておりません。
  • ご提供いただいた情報は、弊社における個人情報保護に準じた取り扱いをいたします。
ページ共通メニューここまで。

ページの先頭へ戻る