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NEC発見チャンネル! MiTA TV

人工衛星の自社一貫生産体制を実現! 「衛星インテグレーションセンター」

2014年7月29日

過酷な宇宙環境を再現する「大型スペースチャンバー」

大型スペースチャンバー(模型は「NEXTAR NX-300L」を採用した小型衛星の実物大)

  • 三田ずいぶんと大きな設備が見えて来ましたね。
  • 吉田これは「大型スペースチャンバー」というもので、宇宙環境を再現する装置になります。直径が8メートルほどあり、奥行きは12メートル。この中に人工衛星を入れて試験をします。今ご覧になっている模型のように立てるときもあるのですが、背の高い衛星は横に寝かせて試験をします。
  • 三田何のために宇宙環境を再現するのでしょう?
  • 吉田宇宙空間の人工衛星は、太陽光があたる場所では100℃以上、日陰はマイナス150℃以下となり、250℃近い温度差のある環境にさらされるのですね。そういった過酷な環境をこの中で再現して、人工衛星が宇宙環境に耐えうるかを調べるわけです。
  • 三田なるほど。
  • 吉田やり方としては、扉を閉めたあと、真空ポンプで中を宇宙空間に近い真空状態にし、壁に液体窒素や窒素ガスを流して、中をマイナス173℃以下の低温から90℃の高温環境にまで変化させます。
  • 三田スペースチャンバーからたくさんのコードが出ていますが、これは?

スペースチャンバーにつながれた様々なコード

  • 吉田ここで行うのは、スペースチャンバーの中で衛星がちゃんと動作するかどうかを調べる試験なので、線を引っ張ってきて、いろいろと中の様子をチェックするわけです。人工衛星に様々なセンサを設置して、その信号を取り出して、ちゃんと動いているかどうか調べるわけですね。今は展示の状態ですが、実際、試験するときはもっとたくさん線が出てくるんですよ。
  • 三田なるほど。
  • 吉田スペースチャンバーはあまりに巨大であったため、完成品として搬送することは不可能でした。そのため、それぞれの部品を大型トラックで何度も運んで府中事業場に運び込んで組み立てたんですね。ちなみに、スペースチャンバーを組み立てて設置するのは、建屋を建設する前です。

スペースチャンバーの製作過程

  • 三田どうしてですか?
  • 吉田大きすぎて建屋を建ててからでは、中に入れるのが不可能だったからです。
  • 三田そのお話を聞いて、この装置も含め、衛星インテグレーションセンターが特別な施設であることがあらためて実感できた気がします。普段なかなか触れることのない人工衛星の世界をのぞくことができて、すごく興味深く過ごすことができました。本日はお忙しい中、ありがとうございました!
  • 吉田こちらこそお話を聞いてもらえてうれしかったです。ありがとうございました。

まとめ
今回は、NECの府中事業場内に新設された「衛星インテグレーションセンター」を見学させてもらいました。まず広さに圧倒され、さらに宇宙に飛び立つ人工衛星ならではの試験の内容に、好奇心をいっぱい刺激されてしまいました。わたしたちの安心・安全な社会を宇宙から支える人工衛星。この新工場から優れた人工衛星がたくさん生まれることを願います。では次回の『MiTA TV』でお会いしましょう!

(2014年7月29日公開)

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