ページの先頭です。
ここから本文です。
サイト内の現在位置を表示しています。
  1. ホーム
  2. NEC Information Square
  3. NEC発見チャンネル! MiTA TV
  4. 暮らしや社会を支えるソリューション
  5. 企業でも対策が必須! 開始が迫る「マイナンバー制度」
ここから本文です。

NEC発見チャンネル! MiTA TV

企業でも対策が必須! 開始が迫る「マイナンバー制度」

2014年3月17日

みなさんは「マイナンバー制度(※)」ってご存じですか? 国民一人一人に「番号(マイナンバー)」を割り振る国の新しい制度のことです。わたしもなんとなくニュースで聞いてはいたんですが、施行されるのはまだ先のことだと思っていました。ところが先輩から、もう来年には国民に番号が配付され、再来年には国や地方公共団体で利用がはじまると聞いてびっくり! しかも民間企業にもすごく関わりのある制度だというのです。
ち上
気になっていたところに、NECがマイナンバー制度を活用した事業を推進する「番号事業推進室」をつくったとのニュースが飛び込んできました。これはMiTA TVでみなさんにご紹介しないといけませんね! さっそく担当者を訪ね、マイナンバー制度やNECの役割について、たっぷり聞いてきました。

  • 官公庁のホームページには「社会保障・税番号制度」と記載されていますが、このコンテンツ内ではより一般的な呼称である「マイナンバー制度」と表記しています。

お話を聞いた相手:小松 正人(こまつ・まさみ)さん
NECが立げた「番号事業推進室」に所属するマイナンバー制度のエキスパート。官公庁・地方公共団体のみならず、マイナンバー制度の民間利用も含めた事業推進に従事している。

マイナンバー制度とは?

  • 三田こんにちは小松さん。さっそくですが、まず「マイナンバー制度」がどういうものか簡単に教えていただけますか?
  • 小松正確には、「社会保障・税番号制度」と呼ばれるもので、日本国民と日本に滞在する外国人に対して、一人一人重複しない固有の「番号」、つまりマイナンバーを振り、複数の機関に存在する個人の情報を紐付け、各機関間での情報連携を可能とする制度になります。
  • 三田一人一人に番号を振って、その番号で、いろいろな機関の情報を紐付けするわけですね。
  • 小松そういうことです。目的としては、公正・公平な社会を実現する、ということですが、これはマイナンバー制度が導入に至った背景を説明しないと分からないと思います。ちょっと詳しくお話ししてもいいですか?
  • 三田ぜひお願いします。
  • 小松まず社会保障制度の全体感について説明しましょう。今の日本の社会保障制度は、人口ピラミッドが三角形の形をしていた頃につくられたものをベースにしていて、たくさんの労働者が一人のお年寄りを支えることが前提となってしまっています。ところが、今は一人の労働者がたくさんのお年寄りを支える事態になってきていますので、これを現実にそった形にしないといけません。この実現には社会保障制度だけでなく、社会保障制度と税制の一体的な改革が必要となります。
  • 三田いろいろ問題になっていますよね。
  • 小松税制については、例えば、「税額控除」の仕組みでは低所得者が税から全額控除することができないなどの不公平感があるという意見があります。あと、日本では、国税と地方税がバラバラに管理されています。これを一連につなげるような番号が存在しないので、国民の所得を正確に把握できず、公平な社会保障給付ができないといった問題があるんですね。それを、このマイナンバーを使うことで解消しようというわけです。
  • 三田へぇ~、国税と地方税って、別々に管理されていたんですね。その国税と地方税を、マイナンバーを使って管理できるようになるんですね。

マイナンバーの必要性

  • 小松はい。一人一人の所得が正確に分かるようになると、その所得に対して、税の控除と社会保障給付を組み合わせて、いろいろな不公平をなくすための対策が取れます。そうすることで公平・公正な社会を実現していこうというものです。
  • 三田そういうことだったんですね。マイナンバー制度が施行されることで、今の制度と比べて、何か便利になることはありますか?
  • 小松メリットとしては、例えば引っ越しなどの手続きの際に必要な添付書類が不要になることです。引っ越しをしたときの手続きにおいて、前に住んでいた役所の所得証明書などの添付書類を持っていかないといけない場合があります。マイナンバー制度が施行されると、各行政機関がマイナンバーを介して個人の情報をやりとりできるようになるので、こういった添付書類がほとんどいらなくなるのですね。
  • 三田それは助かります。役所に証明書をもらいに行くのって、ものすごく面倒ですものね。
  • 小松他にも、国民向けポータルサイトの「マイ・ポータル」が新しくできます。これは、「消えた年金記録問題」のようなことが起こらないよう自分の年金や税金の払い込みの記録をチェックしたり、自分の個人情報がいつ何のために誰から誰に提供されたかなどをインターネット上で確認できる、情報提供等記録開示システムになります。
  • 三田自分の情報が役所でどのように使われたのかネットで分かるんですね! 自分の情報が勝手に使われないか心配でしたが、そうならない仕組みもちゃんと考えられているんですね。
  • 小松地方公共団体にもメリットがあります。例えば、地方公共団体では住民税を計算するときに、確定申告書の情報を国税庁からもらって、それをその他の地方税関係の情報と突き合わせています。これはかなり大変な作業です。先ほど言ったように国税と地方税で統一した番号がないので、役所の人は確定申告書の情報をもらったあと、住所・氏名・生年月日・性別から、「同じ人だ」ということを確認しているのです。それが、これからは同じ番号がつくようになるので、機械で突き合わせれば済むようになります。職員の手間は大きく低減されると思います。
  • 三田素晴らしいですね! でも、国民全体に関わる話ですから、いろいろと課題もあるんじゃないですか? 先ほどの税の番号突き合わせだけを考えても、地方公共団体のコンピュータシステム改修がすごく大変そうな気がします。

ページ共通メニューここまで。

ページの先頭へ戻る