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NEC発見チャンネル! MiTA TV

過酷な状況下でも情報伝達を継続!陸上自衛隊向け「野外通信システム」

2013年12月18日

  • エリーこれまでは、ハードウェア無線機だったのですね。
  • Aさんはい。そこで、われわれが研究してきた「ソフトウェア無線技術」を生かしたいと考えたのです。今回ご紹介する通信機器は、様々な用途に切り替えできるよう、「ソフトウェア無線機」として開発されたもので、将来の通信統合や、技術の進展に合わせて、ソフトの入れ替えで対応できるようになりました。コストも圧縮できましたし、小型化も実現できました。
  • エリー要するに、「ソフトウェア無線機」にすることによって、いろいろ融通が利くようになったし、コストや大きさもスリムにできたということですね。
  • Aさん大まかに言えばそういうことです。それでは、次に「アクセスノード」をご紹介しましょう。無線機などの端末は、移動型の基地局である「アクセスノード」につなげられ、さらに複数の「アクセスノード」などが連携して、被災地などの広い範囲にネットワークを構築します。これを介して、各種システムや情報端末と連携し、様々な情報が共有できます。また、衛星回線なども使い、民間の通信インフラが途絶えているときでも、陸上自衛隊が円滑に活動できるよう、通信が途絶えないようにしていきます。

アクセスノード

  • エリー車なんですね! 基地局というと、ちょっとした施設みたいなイメージがありましたが、車の形をしているから、移動して、どこでも通信が可能になるわけですね。
  • Aさん大震災などが発生したとき、全国から自衛隊が派遣されますが、被災地で最大限の能力が発揮できるよう組織的に運用されます。このため災害発生直後から部隊同士で連絡を取り合えるよう、各活動拠点にネットワークを展開しますが、これを構築するのが「アクセスノード」になります。「アクセスノード」は、航空自衛隊の輸送機や大型ヘリコプターでも運ぶことができます。アンテナの展開などは自動化され、短時間で運用開始できます。
  • エリー頑丈そうな車両ですね。うしろの折りたたまれたアンテナが、上に伸びていくのですけど、回りに木や建物があっても引っかかることがないように、小さな半径で伸ばせるようになっているとのことです。
  • エリーふだん、触れることのない、いろんな機器を見せていただきました。それらが、どんな場面で使われているのかも、多少わかった気がします。Aさん、そのような機器や、通信ネットワークにはどのような技術が生かされているんですか?
  • Aさんはい。それでは、これらに使われているNECの技術についてお話させてください。まず先ほど述べた「ソフトウェア無線技術」。ソフトウェアをインストールすることで、様々な無線機との交信ができるようになります。例えば自治体の防災無線モードに切り替えることで、被災地で自衛隊と自治体間で直接連絡が可能となります。また、通信ソフトウェアを追加することで、海上自衛隊、航空自衛隊との相互通信もできるようになり、様々な現場での通信をサポートします。
  • エリー被災地で自治体との連絡にも使えるんですね。
  • Aさん先ほどの、「車両用」の「広帯域多目的無線機」も、「ソフトウェア無線技術」を使うことにより小型化できたのです。これまでは、座席をつぶして搭載する場合もありましたが、省スペース化できたことで、車内を広く使えるようになりました。端末も助手席の前に設置して、全てのサービスを利用することができます。
  • エリーへえ、それでは機器が占有していた部分にも人が乗れるようになったんですね。
  • Aさん二つめの技術としては、「自律分散型ネットワーク」、これは「アドホックネットワーク」ともいいます。
  • エリー難しい言葉がでてきました…。
  • Aさんこれは、非常時に通信インフラが使えなくなった時にも、端末同士だけでネットワークを自動的に構築できるものです。端末同士でネットワークを作ることができるということは、災害現場や非常の時にとても大切なのです。たとえば、部隊が別々に移動するとします。部隊と部隊の間に山など障害物があって通信回線が切れたらどうなりますか?
  • エリー非常の時に、お互い連絡がとれなくなったらアウトですね。
  • Aさんはい。「自律分散型ネットワーク」は、障害物があって通信が切れたとしても、自動的に他の端末が中継してくれて、ネットワークを修復し、通信を続けることができる技術なのです。
  • Aさんまた、他の特徴は「高速対応」です。具体的には音声だけでなくて、いろんなサービスを提供するデータの転送、映像を撮って転送するようなマルチメディアにも対応しています。ヘリコプターなどの高速で移動するものにも、ふつうは通信の経路が変わってしまうんですけど、高速に切り替えても対応できるという非常にすぐれたネットワークになっております。
  • エリーそうか…。わたしたちが街の中でスマホを使っているのと、ぜんぜん違う状況なんですね。
  • Aさんそしてもうひとつ「ネットワークQoS技術」。みなさんがふだん使っているネットワーク(インターネット通信)は、ベストエフォートといって、遅延時間とか帯域(やりとりできる通信容量)というのは保証されていないんです。しかし、緊急時の防衛通信では、そんなことは許されません。簡単に言うと、通信を保証できるルートを自動的に探してきて、通信をするという技術です。そして、いろんな情報が錯そうしている中でも優先度の高い情報を確実に伝送する技術です。そのような技術を使って通信の遅延時間や通信容量を保証しています。
    (QoS:Quality of Service)
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