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NEC発見チャンネル! MiTA TV

雑音がある環境でも快適な通話を実現し、音声認識率が劇的にアップ! NECの音響信号処理技術「EuphoMagic」の秘密に迫る

2013年9月30日

音声を「機械」に伝える場合

  • 三田お待たせしました辻川さん。音声を機械に伝える「音声認識」についてお話しいただけますか?
  • 辻川ではまず音声認識がどのような仕組みになっているのか簡単にお話ししましょう。音声を認識する機械は、「あ」「え」「う」などの音声が、どのような周波数にパワーを持っているのかあらかじめ学習しているんです。それはもう何千、何万というサンプルデータを集めてきて、学習しているんですね。それに対して入ってきた音声がどれにあてはまるのかを推測するわけです。
  • 三田そんな仕組みになっていたんですね。
  • 辻川雑音を消去するときも、最終的には、機械が持っている学習した音声の形に近くなるように整えていきます。そのため、機械が認識しやすい音声は、人間が聞き取りやすい音声とは違ってくるんですよ。
  • 三田なるほど。

音声認識の仕組み

  • 辻川そうやって機械が音声認識しやすいようにマイクからの信号を「整形処理する」のがわたしたちの音声認識向け雑音抑圧技術ということになるんですね。ちなみにNECの音声認識を使った製品には、会議などの音声をリアルタイムでテキストデータにできるもの(※1)や、工場などの在庫確認作業などを音声入力でできるもの(※2)など、様々な用途に対応したものがあります。また、サンリオピューロランド(東京都多摩市)で実施された、キャラクターの「シナモロール」と会話できるサービス(※3)でも、NECの音声認識の技術が使われていました。工場やアミューズメントパークのような騒がしい環境での製品やサービスは、音声認識のための整形処理がきっちりできているからこそ、実現できているんですよ。
    • ※1「VoiceGraphy」という製品 ※2「VoiceDo」という製品
    • ※3 2012年4月~6月に実施された「おしゃべりシナモン」というサービス
  • 三田ところで、わたしスマートフォンの音声認識を使うことが多いんですが、そのとき周りがざわざわしていると、なかなか正しく反応してくれないんです。そういった雑音があるところでもちゃんと音声認識できるようにならないんでしょうか?
  • 辻川わたしたちが今年の5月から提供をはじめたのが、その技術です(※)。今までもマイクが近くにあって音声認識できるものはあったんですが、わたしたちが開発したのは、マイクから少し離れたところから話しかけても音声認識してくれる技術です。2つのマイクを用いて雑音を消去したのち、音声認識に最適な音に調整する技術ですが、これによって、例えば雑音がある場所でもスマートフォンやタブレットで音声認識ができるようになります。また、走行中の車の中やテレビのあるリビングルームなど雑音があるところでも、正確に音声を認識することが可能になるんですよ。
  • 三田本当に認識できるんでしょうか…?
  • 辻川ちょっと体験してもらいましょうか(と、スピーカなどの音響装置とPCを準備する)。今から雑踏の音をスピーカで流します。ここにマイクがありますから、三田さん、マイクから少し離れて何かしゃべってみてくれますか?
  • 三田えっと、じゃあ。「こんにちは」「はじめまして」。
    (機械が「こんにちは」「はじめまして」と答えた)
  • 三田わ、声が返ってきました!
  • 辻川これは音声認識の装置が雑踏の中で三田さんの声を認識して、声で繰り返してくれた状態です。このように、雑音がある中でマイクから離れてしゃべった音声でも、しっかりと認識ができるようになるんですね。
  • 三田まさにわたしが望んでいた通りの技術ですね(笑)! ぜひいろんな機器に使われることを願います。今日は興味深いお話をありがとうございました!
  • 宮原、辻川こちらこそ聞いてもらえてよかったです。ありがとうございました。

まとめ
今回は、雑音がある中でも通話や音声認識がしやすくなるEuphoMagicについてお話をお聞きしました。体験させてもらった実験では、雑音がなくなってものすごくクリアな音声になっていました。みなさんにお伝えしきれないのがくやしいくらいです。こういった技術が普及することで、わたしたちの生活がより快適になればいいですね! ではまた、次回の『MiTA TV』でお会いしましょう!

(2013年9月30日公開)

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