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NEC発見チャンネル! MiTA TV

世界初の量産化に成功! 電子製品などの性能を“劇的に向上させる”魔法の粉「カーボンナノホーン」

2013年5月9日

  • 本田他にも、先端に角があるカーボンナノホーンを使えば、水素と酸素を反応させて水とエネルギーをつくる「燃料電池」のコストを減らすこともできるんですよ。
  • 三田燃料電池といえば、環境にやさしいエコな電池として注目を集めていますよね。どうやってコストを減らすんですか?
  • 本田燃料電池は、燃料である水素や酸素を分解するときに、アクセサリーなどにも使われるプラチナを触媒として使わなければいけないんですね。ところが、三田さんもご存じのようにプラチナはとても高価なので、燃料電池を製造する企業としては減らせるものなら使う量を減らしたいんですね。
  • 三田その気持ちはわたしでも分かる気がします(笑)。
  • 本田今、燃料電池の電極にはカーボンブラックという炭素材料が使われているんですが、これだとプラチナをごそっとかたまりで吸着させるため、たくさん必要になります。これをカーボンナノホーンにかえると、角と角の間に細かくプラチナをつけることができるので、プラチナが少量でも燃料電池が反応するようになるんです。結果、プラチナが少なくてすみ、その分のコストを減らせるわけです。

プラチナを吸着させた様子。カーボンナノホーン(左)、カーボンブラック(右)

  • 三田燃料電池をつくっている企業にはうれしいお話ですね。
  • 本田他にもカーボンナノホーンは、フッ素やメタンなどのガスを吸い寄せる特性(ガス吸蔵)も持っていますので、ガスの運搬などにも役立つ可能性があります。そもそもカーボンは頑丈な割には軽量なので、従来のような金属のガスボンベよりも軽くてすみますし、さらに表面積が大きいので、ガスをたくさんつけて、より多く運ぶことができるんですね。
  • 三田思った以上にたくさんの活用の仕方が考えられるんですね。でもいろんなところで用いられるようになると、たくさん生成しないといけませんよね?
  • 本田その通りです。実はNECは世界で唯一、カーボンナノホーンの量産化に成功しているんです。しかもカーボンにレーザーをあてるというとてもシンプルな生成工程でできるので低コストで提供することができるんですね。

NECは世界ではじめてカーボンナノホーンの量産化に成功

  • 三田より安価に、たくさん提供することができるわけですね。そうなると、活用される分野が一気に広がりそうですね!
  • 本田日本だけでなく、すでにアメリカやインド、イタリア、中国などの国々からも問い合わせをいただいています。これからいろいろな分野の方々と共にカーボンナノホーンの活用の場をさらに広げていければと考えています。
  • 三田もしかしたら、わたしたちの未来の生活を支える材料になるかもしれませんね! すごく可能性のある内容にワクワクしました。本日はお忙しいところありがとうございました。
  • 本田こちらこそ聞いていただきありがとうございました。

まとめ
第14回は、ナノ炭素材料のカーボンナノチューブとカーボンナノホーンについてお届けしましたが、いかがだったでしょう? 何となく電池の性能などがあがるかもしれないとは聞いていたんですが、カーボナノホーンが、医療の分野にまで活用の場が広がる可能性があるのにはびっくりしました。NECがカーボンナノホーンの量産に成功したということで、わたしたちの生活のいろんなところで役立ってくれそうで楽しみです。
では、次回の『MiTA TV』でお会いしましょう!」

(2013年5月9日公開)

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