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NEC発見チャンネル! MiTA TV

【現場レポート】日本と東南アジアを結べ! 新海底ケーブル「SJC」の秘密に迫る

2012年12月26日

国際通信を支えるため、世界中の海に張りめぐらされている海底ケーブル。第一回の「MiTA TV」では膨大なデータのやり取りが、この海底ケーブルで行われているとお伝えしました。

そして今、東南アジア諸国と日本とを結ぶ新しい海底ケーブルを作る一大プロジェクトが進められています。その名も「SJC(South-East Asia Japan Cable:日本と東南アジアを結ぶ海底ケーブル)」。NECはこのSJC計画の一角も担っているのです。

2012年の11月、千葉県の南房総市で、その海底ケーブルと陸上の通信施設をつなぐ「陸揚げ」という作業が行われました。今回はその現場レポートにくわえ、船に海底ケーブルを「積み込む」作業の様子についてもたっぷりと紹介します! では、まずは「SJC」プロジェクトについて詳しく知るために、NECのプロジェクトマネージャーである三輪さんにお話をうかがいましょう。

お話を聞いた相手:三輪 大樹(みわ・だいき)さん
2002年よりNECの海洋システム事業部で活躍している若手のホープ。日本と東南アジア諸国を結ぶ海底ケーブル「SJC」のNECのプロジェクトマネージャーを担当する海底ケーブルの専門家。

  • 三田はじめまして三輪さん。三輪さんは今回の「SJC」海底ケーブルのプロジェクトマネージャーだそうですが、そもそも「SJC」とはどのようなものですか?
  • 三輪日本とシンガポールを結ぶ新しい海底ケーブルのことです。途中で中国、香港、フィリピン、そしてブルネイにも分かれるようになっていて、総延長は約9000キロにおよびます。これができあがると、日本と東南アジアの国々との情報のやり取り が今までよりもずっとスムーズにできるようになるんですね。ちなみに、2010年に完成した太平洋を横断する「UNITY(ユニティ)」海底ケーブルとつながることで、東南アジアからアメリカまでつながる総延長約18000キロメートルの情報ハイウェ イができあがります。
  • 三田なるほど。日本と東南アジアだけじゃなくて、アメリカと東南アジアも結ぶわけですね。ところでSJCがつながるとどれくらいの情報が送れるようになるんでしょう?
  • 三輪今回のSJCは、一秒間に16テラビットを超える情報を送ることができます。
  • 三田ちょっと想像がつかないんですが…。
  • 三輪そうですね。これはDVDを1秒間に400枚以上送ることができる情報量です。つまり、2時間の映画400本分のデータをたった1秒間で送ってしまえる能力があることになります。
  • 三田パソコンの添付メールの遅さにイライラしているわたしから見れば、夢のようなスピードですね。…でも、現在も東南アジアの国とのやり取りは海底ケーブルを使っているんですよね。今のケーブルはあまり性能がよくないんですか?
  • 三輪いえいえ、今のケーブルもすごい性能なんですが、これから東南アジア諸国では、経済の発展とともにデータのやり取りが急激に増えていくことが予想されているんです。例えば、YouTubeなどの動画サービスが増えて、みなさんが携帯端末でも個別に動画を見るようになりましたよね。これがさらに何億人と増えるとなると…。
  • 三田想像もできないような大量のデータになりますね!
  • 三輪だから新しくて広い“通信の高速道路”が必要というわけです。
  • 三田とても大切なものなんですね。そんなSJCプロジェクトの中で、NECはどんな役目を担っているんでしょうか?
  • 三輪NECが海底ケーブルを敷く工事をしているというのは、前回コガさんから聞いているんですよね?
  • 三田ものすごく大変な作業だとお聞きました。
  • 三輪今回のSJCでNECは、全長のおよそ半分にあたる約5000キロメートル分のケーブルを敷くことになっています。ちなみにNECはこの地図の赤い部分を担当しているんですが、何か気づきませんか?
  • 三田もしかして、全ての陸地につながるところを担当しているとか?
  • 三輪その通りです。実は陸地につながるところというのは、海岸ですから海が浅いところが多いんですね。ですからその海岸を往来する船やケーブルの安全性を保つため に、事前のルート設計をかなり綿密にしておかなければいけないんです。また既存のケーブルがたくさんありますので、そことなるべく交差しないよう設計する必要があります。
  • 三田特に難しいところを担当しているわけですね。
  • 三輪そう言えるかもしれません。他にも海底調査船を使って海底の地形や地質の調査をしたり、ケーブルを敷くための許可を各国からもらわなければなりません。ちなみに、国から許可を得るときに難しいのが、各国のタイミングを合わせることです。海底ケーブルは一気に敷きますから、工事のタイミングに合わせて許可をとらなければいけないわけですね。各国政府の事情があるので、これがなかなか苦労します。
  • 三田わたしだったら、そんな大それた調整はできません(笑)。
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