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NEC発見チャンネル! MiTA TV

リチウムイオン二次電池の技術に迫る! ~安定した電力供給を実現するスマートハウスのキモ

2012年7月25日

  • 三田コバルト系とマンガン系ですか…。どう違うんですか?
  • 宇津木簡単に言うとコバルト系のものは、小型化しやすいんです。そのため、小さなモバイル機器のバッテリーにはぴったりなんですね。ところがコバルトのリチウムイオン二次電池は、安全面で不安があったんです。非常に稀ですが、間違った方法で充電したり、ショックを与えると、発火することがあったんですね。一方、マンガン系のリチウムイオン二次電池は、小型化はしづらいんですが、火が出にくく安全なんです。NECは、大型にはなるけれど安全をとって、マンガン系のリチウムイオン二次電池を選んだというわけです。
  • 三田小型化しやすいコバルト系を選ばないことに抵抗はなかったんですか?
  • 宇津木わたしたちもそうですが、先輩方も思い悩んでいました。それでもNECがマンガン系を続けたのは理由があったんです。実はわたしたちには『将来、大型のバッテリーが求められる』という確信があったんですよ。
  • 三田どうして大型のバッテリーが求められると思われたんですか?
  • 宇津木90年代はモバイル機器が花盛りでしたが、2000年代になると地球温暖化もあり、地球にやさしいものにみなさんの関心が移ったんですね。そこでエコな乗り物も注目され始めました。三田さん、ガソリン車に代わるエコな乗り物といえば?
  • 三田電気自動車です。
  • 宇津木正解。電気自動車のバッテリーは大型でパワフルであってほしいですよね。それに人の命を乗せるものですから、絶対に安全でなければ困ります。そこで大型でパワフルで安全なマンガン系のリチウムイオン二次電池に、スポットライトが当たると考えたわけですね。
  • 三田なるほど。話の流れがだんだん見えてきました。大きな目標は電気自動車のバッテリーだったんですね。あれ川崎さん、それは?
  • 川崎バッテリーを開発する上で、NECではまず電動アシスト自転車のバッテリーに着手しました。これが実物です。(と、ラミネート型のリチウムイオン二次電池を机に置く)
  • 三田うわぁカレーのレトルトパックみたい! どうしてこんな形にしたんですか?
  • 川崎金属の円筒で包むよりも、レトルトパックのようにやわらかく密封した方が、たくさんの電極を積み上げることができたからです。電気をたくさん蓄えられるようにしてパワフルなバッテリーにするためには、たくさん電極を束ねなければいけないんですね。ちなみに、下のものが、はじめて電動アシスト自転車に使われたNECが開発したリチウムイオン二次電池です。改造などをされない、通常使用の範囲内ではユーザーがやけどを負った事例が1つもない、とても安全なバッテリーでした。

NECが開発した「ラミネート型のリチウムイオン二次電池」。 2002年に、電動アシスト自転車のバッテリーで実用化されました(下の電池)

  • 三田パワフルで安全なことが証明されたなら、次はいよいよ電気自動車のバッテリーですね!
  • 川崎ところが、そうもいかないんです。
  • 三田あれ? 安全でパワフルなら、問題がないんじゃ?
  • 川崎安全でパワフルなマンガン系のリチウムイオン二次電池ですが、実は寿命がとても短かったんですね。電動アシスト自転車では、ユーザーに十分納得して頂ける電池を提供できていたのですが、5年、10年と、毎日フルパワーで利用される車となるとそれでは納得してもらえません。
  • 三田どうやって克服したんですか?
  • 川崎その立役者が、ここにいる宇津木です。
  • 三田え? 宇津木さん!?
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