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NEC発見チャンネル! MiTA TV

テレビの知られざる仕組みに迫る!2 ~番組やCMの放送プログラムを支えるテレビ局の"心臓部"

2012年7月18日

「前回の放送は、電波塔から電波をわたしたちの自宅のテレビまで送ってくれる送信機のお話でした。今回はいよいよテレビ局の中へとお話を進めましょう。

わたしたちがテレビを見ていると、番組もCMも、全く途切れることなく放送されていますよね。実は日本のテレビ局では、番組やCMの映像や音声を時間通りに放送するために、『TVマスターAPS送出システム』というとても精密なシステムを組み込んでいるんです。これが止まってしまうと放送が止まってしまう、テレビ局でもっとも大切なシステムの1つなんですね。

さて、テレビ局で使われる様々な機器の中でも、とても重要な働きをするというこのシステム、いったいどのようなものなのでしょうか? 実はNECは、このTVマスターAPS送出システムの国内シェア約60%を占めるメーカーでもあります。そこで前回に引き続き、NECの放送映像事業部にお伺いし、しっかりとお話を聞いてきました!」

お話を聞いた相手:羽下 修(はが おさむ)さん
NECの放送映像事業部に所属し、スタジオに関する全放送映像システムを取りまとめる責任者。2003年~2011年、アナログ放送からデジタル放送への切り替えも経験したTVマスターAPS送出システムの専門家。

  • 三田こんにちは羽下さん。今日はお忙しいところありがとうございます。まず始めに、TVマスターAPS送出システムとは、テレビが放送される中で、どのような役割を果たすものなのか、おしえていただけますか?
  • 羽下わかりました。三田さんたちは、前回は『地上デジタルテレビ送信機』について話を聞いていましたよね?
  • 三田はい。テレビ局から送られてきた放送用の信号を、電波塔などから電波に変えて、わたしたちのテレビまで届けてくれる働きをしていると聞きました。
  • 羽下わたしが担当しているTVマスターAPS送出システムは、その送信機の1つ手前のステップにさかのぼります。
  • 三田1つ手前のステップ?
  • 羽下そう。テレビ局から電波塔などへ放送用の信号を送るときに仕事をするシステムです。詳しく言うと、テレビ局に集められて来る様々な番組の映像や音声のデータを、あらかじめ組まれたプログラム通りに、自動で切り替えて、送信機へと送り出すシステムです。
  • 三田なるほど。テレビの番組表通りに、映像や音声を送信機へ送るのが役目ですね。
  • 羽下大体はあっていますが、正確に言うとちょっと違います。
  • 三田え? 番組表通りじゃないんですか?
  • 羽下番組表通りですが、もっと細かいんですよ。というのは、実際にはテレビでは、番組だけでなく、テレビCMも流れます。他にも、時刻や天気予報、データ放送などあらゆる信号が集められて放送されています。そのため、例えば、この時間からは番組、この時間からはCM、その間に時刻や天気マークを表示するのかしないのか、など全ての要素が1秒以下の単位で細かくプログラムが組まれているんですね。それを順番通りに間違いなく送信していくのが仕事になるわけです。
  • 三田細かくて大変そう…。それに1秒以下なんて、ずいぶん厳密なんですね。
  • 羽下そうなんですよ。例えば、海外では番組の始まる時間が正確ではなかったり、番組の切り替わり目で一瞬黒い画面が入ったりする場合があります。ところが日本は厳しくて、それだと"放送事故"になってしまうんです。0.1秒の瞬間でも、何かの映像が抜けると事故扱いです。だから、TVマスターAPS送出システムはものすごく正確な精度が求められるんですね。ちなみに、全てのテレビ局にはこのシステムが入っているんですが、システムが止まると放送が止まってしまいますので、テレビ局の大切な"心臓部"とも言われているんですよ。

[拡大する]拡大するTVマスターAPS送出システム

  • 三田うわぁ、そんな重要なシステムだったんですね! でもわたし、テレビ局の中を歩いていて、『TVマスターAPS送出システム』なんて部屋を見たことがないです。エレベーターの案内にもないような…。もしかしたら、わたしが新人だからおしえてもらってないだけでしょうか?
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