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Innovators 100 Series 畔田 秀信

開発から運用まで。ICTサービスのスペシャリスト

2014年6月27日

Vol.12 開発から運用まで。ICTサービスのスペシャリスト 畔田 秀信NEC ビジネスイノベーション統括ユニットC&Cクラウド基盤戦略本部 主席主幹:畔田(あぜた) 秀信

「所有」から「利用」へ。ICTシステムのあり方を革新したクラウドサービスの利用目的やニーズが、いま大きく変わりつつあります。全社を横断し、クラウド事業推進の新しい組織として誕生したNECのC&Cクラウド基盤戦略本部。ICTサービスのスペシャリストである畔田 秀信が、NECの強み、「現在」や「先」を見据えたクラウド事業の戦略づくり、さらにクラウド活用を成功させるポイントなどを熱く語ります。

クラウドニーズはコスト戦略から事業戦略へ。

―初めにクラウドに対するお客さまの最近のニーズについて、教えてください。

写真:畔田 秀信 氏

畔田:クラウドが日本で注目され始めたのは、いまから約5年くらい前です。当時は、「所有」から「利用」という、ICTシステムのあり方の転換が大きな話題を集めました。

ハードウェアなどITリソースの導入コスト削減、システム運用の負荷やランニングコストの低減など、当初日本の企業におけるクラウド活用は、コストやシステム運用の最適化が主な目的だったと言えます。

当時のクラウド活用の対象領域は、グループウェアや周辺業務など限定的な領域が多かったのですが、最近では基幹業務やビッグデータへの活用も進みつつあります。

また、これまではトライアル的にクラウド活用を行うケースも多かったですが、近年ではクラウドファーストと言われるように、クラウド活用を第一選択肢として検討する企業が増えてきていますね。

さらに、自社の成長戦略の一環として固有のシステムも含めたクラウド活用を希望するお客さまも増えているため、汎用性の高い「IaaS」へのニーズが高まっています。また、最近多くのお客さまからご相談が多いのが、災害時における事業継続対策です。データセンターとクラウドを融合した遠隔バックアップへの関心が高まっています。


―クラウドには、どんなサービス形態があるのでしょうか。

畔田:クラウドには、ハードウェアやOSを提供する「IaaS(Infrastructure as a Service)」、IaaSの提供内容に加えミドルウェアや共通機能を提供する「PaaS(Platform as a Service)」、さらにアプリケーション機能を提供する「SaaS(Software as a Service)」など、さまざまなサービス形態があります。

初めの頃は、IaaSやPaaSに加えいろいろな業種や業務に対応した「SaaS」の利用が注目を集めました。NECでも、自治体、製造業、流通サービス業、ホテル業、農業、金融機関、教育機関、中小企業など幅広い業種に加え、フロントオフィスや基幹領域など多彩な業務に対応した「SaaS」を提供してきました。

また、NECでは「PaaS」や「IaaS」の提供のほか、お客さまのプライベートクラウドの構築においても充実したサポートを行っています。現在クラウドに対するニーズも多様化しているので、さまざまなサービス形態の中から、お客さまの目的やニーズに合わせて最適なサービスを選んでいただけるようになっています。

クラウドサービスとは?

企業のICT選択肢は、クラウドファーストの時代へ。

―クラウドサービスを提供するベンダーの最近の動向について、教えてください。

畔田:クラウドサービスという視点で言えば、2009年に日本で市場が立ち上がって以来、 「IaaS」「PaaS」「SaaS」など一通りの品揃えが整った段階ではないでしょうか。クラウドの基盤領域で言うと、ICTサービスベンダーとは異なる企業の参入が相次ぎ、クラウドサービスにおける競争が激化しているのが最近の特徴と言えます。

必要な業務サービスを必要に応じて利用するクラウド活用は、徐々に拡がってきています。ですが、ここでちょっと留意していただきたい点があります。たとえばクラウドを活用した業務サービスと既存のオンプレミスシステムとを連携するにはどうすればいいのか、万一クラウドシステムやネットワークにトラブルがあった時に原因究明や対策はどこがやってくれるのか、また企業にとって最も重要な資産である基幹業務をクラウドに任せて本当に大丈夫なのか。

これからのクラウド活用においては、こうした課題をお客さまがきちんと意識することが大切です。クラウド活用において後悔しないためにも、効果的で継続的なクラウド活用を実現するためにも、信頼できる適切なサービスプロバイダーを選ぶことが、とても重要なポイントになってきます。

製品、SI、運用。その総合力がNECの強み。

―クラウドサービスにおける、NECの強みを教えてください。

写真:畔田 秀信 氏

畔田:ひと言で言うなら、ICTサービスプロバイダーとしてのトータルサポート力です。NECにはハードウェア、ソフトウェア、ネットワークと、クラウドサービスに関してすべてのレイヤーをカバーするアセットやリソースがあります。

多彩な業種ソリューションで築き上げたSI力、アウトソーシング事業で培った運用力、自社のデータセンターを保有していることなども、NECの大きな強みです。

そのためNECは、クラウドによるサービスの提供はもちろんのこと、ハウジングサービスやオンプレミス環境もご提供し、さらにそれぞれのシステムの連携やシステム全体の運用・最適化などをワンストップでサポートすることができます。また、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークなどシステム障害時における原因究明や対策も迅速に行えます。

NECのSI力と運用力。この2つはお客さまがクラウド活用を実践していく上で、大きな安心と信頼につながるはずです。さらに、最近ニーズが高まっている基幹領域におけるクラウド活用では、約10万人のNECグループの活用事例として、すでに確かな実績を誇っています。この点もNECの強みですね。

NECクラウドソリューション体系図[拡大する]拡大するNECクラウドソリューション体系図

―2013年に生まれた新たなクラウドの戦略本部について、教えてください。

畔田:NECのクラウド事業の強みをさらに強化・発展させるために生まれた組織で、正式名をC&Cクラウド基盤戦略本部と言います。SI、サービス、製品というこれまでの事業部ごとの枠を越え、NECのクラウド事業全体を考えて推進する全社横断的な組織です。

この本部では、NECの全社視点にもとづいた事業や技術戦略、マーケット戦略などの方向性を決めるほか、投資の効率化や最適化などが主な役割です。また、海外ベンダーとのアライアンスなど、グローバル視点での戦略づくりも大切なミッションのひとつです。


―新しい戦略本部において、いちばん力を入れていることは何ですか。

写真:畔田 秀信 氏

畔田:NECにおける新たなクラウド事業戦略の明確化が、いまいちばん重要な役割だと考えています。ホストからオープンシステム、そしてクラウドとICTの流れが大きく変化してきています。業界もどんどん変化しています。こうした潮流の先にあるものを見据えて、NECの特色や戦略をいかに早く打ち出していくかが大切になってきます。

NECとしては「IaaS」、「PaaS」やデータセンターの強化・拡充をはじめ、オンプレミス用の基盤強化やサービス連携、高度なセキュリティの適用、さらにグローバルでの基盤SI事業やサービス事業の展開に力を注いでいきたいと考えています。「クラウド」はいずれ、スマホのアプリのようになっていくのだと思います。好きなものを「ダウンロード」して、使用したい時だけ「使える」というように・・・。我々は次に来るべき時代へ向けて思考していきます。

このたびの新たな「NEC Cloud IaaS」の提供と「NEC神奈川データセンター」の開設も、NECのクラウド事業戦略における大きなトピックスです。事業部横断の取り組みをとりまとめる戦略本部なので、時には事業部との間でせめぎ合いに苦心することもありますが(笑)、ともに連携しながらクラウド基盤領域でのポールポジション獲得を目指しています。

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