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SX-9ベクトルスーパーコンピュータ

高性能プロセッサとテクノロジ

世界最速1チップベクトルプロセッサ

写真:世界最速1チップベクトルプロセッサ

最先端のLSIテクノロジにより、102.4GFLOPS※1もの高いベクトル演算性能を1チップで実現。さらに、大規模計算分野では圧倒的な高い実効性能を発揮するベクトルアーキテクチャの継承により、大幅なパフォーマンスの向上とコンパクトなシステムを実現しました。

最大性能839TFLOPSの超高速演算

SX-9は、シングルノードシステムでの共有メモリアーキテクチャの使いやすさと、マルチノードシステムでの高い拡張性を併せ持つ、共有・分散メモリアーキテクチャを採用した超高速スーパーコンピュータです。シングルノードシステムでは最大1.6TFLOPS※1、マルチノードシステムでは最大839TFLOPS※1の演算性能を実現しています。

用途に合わせた柔軟なシステム構成

SX-9は、演算性能を最大限に発揮するために、プログラム特性に応じた最適なシステム構成を可能とするアーキテクチャを採用しています。

シングルノードシステム

4~16CPU、最大1.6TFLOPS※1の性能と最大1Tバイトのメモリを装備し、高性能と使いやすさで定評のある共有メモリアーキテクチャを採用したシステムです。最大16CPUまで拡張可能なAモデル、及び最大8CPUまで拡張可能なBモデルがあります。従来のSXシリーズとの互換性の確保とともに、演算性能、メモリスループット、入出力性能などのトータルバランスを追求。実績あるベクトル型スーパーコンピュータの資産もスムーズに継承・移行することができます。

マルチノードシステム

SX-9シングルノードシステムを構成要素として、超高速のノード間接続装置(IXS)により、2~512ノードを接続します。最大512ノードをシングルシステムイメージで運用できます。この共有・分散メモリアーキテクチャにより、最大8192台のCPUが接続可能となり、最大839TFLOPS※1を実現。幅広いアプリケーションで高い実効性能を得ることができます。
IXSはノード当り片方向最大128Gバイト/秒を実現し、かつ高い耐故障性を有しています。これにより、高性能、及び高信頼性に基づくマルチノード業務運用環境をご提いたします。

超高速・高集積CMOS LSI

最先端の65nm Cuプロセスを採用したCMOS LSI技術と最先端LSI設計技術により、ベクトルプロセッサ(ベクトルユニット+スカラユニット)を1チップ化。ベクトルプロセッサの中枢部であるベクトルユニットのパイプライン部は3.2GHzの高い周波数で動作し、102.4GFLOPS※1という驚異的な演算性能を実現しています。

小型化を実現した高密度実装技術

プロセッサと主記憶装置を1ボード上に集約。LSIから出力される信号を高効率で伝送する低損失基板、高密度実装構造などのパッケージング技術との相乗効果で、省スペース・省電力化を実現しています。また、すべてのモデルにおいて全面的な空冷方式を採用しているため設置性にも優れています。

超高速ベクトル・スカラユニット

ベクトルレジスタと論理演算、乗算、加算、除算/平方根演算、マスク演算、ロード/ストアの各パイプラインから構成される多重並列パイプライン方式を採用しています。スカラユニットは4ウェイスーパースカラ方式の採用と、各処理時間の短縮を図ることで、ショートベクトル性能、スカラ性能も大幅に向上しています。

超高速ベクトル・スカラユニット

高メモリスループットを実現する大容量主記憶装置

膨大なベクトル計算を効率的に処理するためには、メモリから演算器への高いデータ供給能力が重要であり、演算器の性能に応じたメモリ容量とデータ供給性能が要求されます。シングルノードシステムでは1Tバイト、4Tバイト/秒、マルチノードシステムでは最大512Tバイト、2Pバイト/秒の大容量・高メモリスループットを実現しています。

効率的な入出力処理

入出力を効率よく、高速に処理するために、シングルノードシステムでは最大64Gバイト/秒、マルチノードシステムでは最大32Tバイト/秒の超高速の総合データ転送能力を実現しています。

超高速ノード間データ転送性能

マルチノードシステムでは、各ノード間をノード当たり片方向最大128Gバイト/秒のノード間接続装置(IXS)により接続します。これにより、最大構成時のバイセクションバンド幅が64Tバイト/秒という驚異的なノード間超高速データ転送を実現します。また、ノード間の接続に光多芯ケーブルを採用することで、ケーブル本数を大幅に削減させ、設置性を大幅に向上させました。

多彩なRAS機能による高い信頼性

SX-9は、高集積設計により部品点数が大幅に削減されているため、ハードウェアの信頼性が格段に向上しています。さらに、NECの汎用機開発で培われた各種高信頼性技術を搭載しています。主記憶装置には誤り検出訂正符号(ECC)を採用。回路部は二重化などによる誤り検出機能を組み込んでいます。また、各装置内にエラー箇所を指摘するビルトイン診断機能(BID)を備え、速やかな故障箇所の指摘や回復・再構築処理を実行します。さらに、障害情報の自動収集、サービスセンタへの自動通報や、センタからの遠隔保守により、迅速な故障診断と容易な予防保守を実現。システムの信頼・稼働性・保守性を総合的に高めています。

※1 最大ベクトル性能:同時に並列動作することができるベクトルユニット内の乗算演算器と加算演算器のみによる浮動小数点演算処理能力の総和。