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プロセス産業におけるトヨタ生産方式の適用事例紹介eセミナー(第1回)

10.販売・生産・在庫の実態を把握する (1)販売情報から毎日の「売れ」を知る

本章から、より具体的な改革の中身に入っていくこととする。

KPSが目指す「多様化する顧客ニーズに柔軟・迅速に対応し、ジャスト・イン・タイムな多品種少量生産」を実現するべく、まずは販売・生産・在庫の実態を把握していった。販売・生産・在庫の実績に対し、何を意図し、どこに着目して分析し、どんな事実を知りえたかについて、実例をもとに紹介する。

まずは、販売の実態について見ていくことにする。

1. 数多くラインアップされた製品が本当に売れているのか

絶対量の大小があるものの、確かに全品が毎日売れている。ごく僅かの売上しかない製品であっても数日おきには売れているのである。

2. 販売数量の変動はどの程度なのか

上の図表の細部を眺めてみると、単品別で見ても、全品で見ても、短期レンジの中では確かに販売量は日々変動している。しかし、全体を見ると意外と変動は小さいことが分かる。つまり、ある日に多く販売しても次の日にはその裏返しで販売量が減少する傾向にある。この傾向は同一ブランドの合計で集約した数量においても同じである。思いの外、販売数量は安定しているのである。

3. 販売数量の変動の原因は、どこにあるのか

新製品としての発売開始時点、製品の改装時点、流通での特売・キャンペーンへの協賛時には、大量の販売が見込まれる。イベントと販売数量の変動を重ね合わせてみれば、当然のことながらイベントが販売数量の変動を引き起こしていることが再認識できる。

販売上のイベントの一つである流通チェーンへの導入時の変動および季節上のイベントといえるゴールデンウィーク前後の変動を分析した例を図表に示す。

上の図表からは曜日による出荷増減の傾向が伺えるが、これは当該品目の物流上の特性によるものである。

以上のことから、特異な販売要因等を除けば、広いレンジでの出荷数量は平準化しており、販売数量に大きな変動は発生していないという事実が判明したのである。

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