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プロセス産業における製造原価管理システム構築と成功要因

4. 機能別原価管理システム構築のポイント1

本章次章では、システム要件定義を適格に行うために、機能別に重要な論点を提起している。

初めに製造原価管理システムの全体構成を示す

1 要素別原価受払プロセス
①直接材料費計算プロセス、 ②加工費・外注費計算プロセス、 ③加工費・直接労務費計算プロセス、④加工費・設備費用計算プロセス、 ⑤加工費・ユーティリティー費用計算プロセス、⑥加工費・オペレーション活動費用計算プロセス、 ⑦加工費・その他製造間接費計算プロセス
2 部門費振替プロセス
3 製品別製造勘定集計プロセス
4 製品別原価計算プロセス
5 基準情報のメンテナンス
6 関係システムとの情報連携
7 製造原価情報の活用支援プロセス

材料費計算機能設計の留意点を項目別に示す

材料費は、原価要素の中でも構成比が60%程度を占めることが多く、1企業が価格を管理しにくい生産資源である。そのため価格変動とその要因を適時に的確に分析する情報基盤が必要である。

1 材料費計算基準情報管理
①部品表/レシピ(BOM)と連携する材料マスタ管理、②標準調達LT、③単価情報
2 材料受入原価計算①受入価格明細、②連結購買内部利益、③通貨種別、④購入ロット番号記録、⑤使用期限、⑥受入価格差異計算
3 材料消費(払出)原価計算①製造目的別消費数量計算、②原材料の売却、③製造目的外払出数量計算、④材料払出価格差異、⑤材料受入価格差異と材料払出価格差異との使い分け、⑥材料消費数量差異計算、⑦原因別顕在的消費ロス、⑧歩留差異、配合差異、⑨会計や税法上の材料払出価格計算
4 材料棚卸原価計算
①実地棚卸数量との差異、②低価法の適用、③期首に標準価格改訂
5 要因別材料消費ロスの集計①受入価格差異または払出価格差異、②消費数量差異総額、③消費数量差異の内訳となる、歩留差異、配合差異、揮発などによる減損、再生のための追加投入、投入時のこぼれなどのロス、トライアルショットのための消費量等、④使用期限切れの廃棄、⑤帳簿在庫と実地棚卸との棚卸数量差異、⑥時価低落による棚卸評価損

加工費・外注費分計算

材料支給の態様別に正味の外注費を管理する必要がある。

1 材料の支給形態別外注費区分
①外注先が購入する材料を使用、②外注先に自社保有材料を自社在庫として支給(無償支給。在庫場所移動扱い)、③外注先に自社保有材料を有償で支給
2 外注費の計上区分は直接費である

加工費・直接労務費分計算

労務費は、賃率の差が大きい基準時間内と基準時間外で区分して計上されるべきである。

1 雇用形態別労務費計算
2 実質直接工であるパート/アルバイト要員の直接加工は加工費(直接労務費分)で計算し変動費扱いとすることが適切か
3 基準時間内労働時間と基準時間外労働時間の峻別
4 正規社員の直接労務費は固定費扱いにします
5 直接労務費のロスやオーバヘッド
①賃率差異、②作業時間差異

加工費・設備費用分計算

プロセス産業の設備費用は、生産にしめる貢献が高く、投資額も大きいので製品に対して直接費化して可視化させることが望ましい。

1 設備費用の直接費認識
2 四要素原価計算の活用を推奨
3 定期保守料や修繕費の設備別認識を提唱
4 増加償却の活用
5 設備費用の顕在ロスを明らかにする
6 設備費用の潜在ロスも把握する
7 操業度差異は受注不足が原因であることが多い、営業責任も明らかに
8 能率差異固定費分とは

加工費・ユーティリティー費用

製造間接費一括に埋没させず、製品の直接費として認識する。

プロセス産業における製造原価管理システム構築と成功要因

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