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経営意思決定に貢献する原価管理のあり方

3. 経営意思決定をミスリードさせないための原価管理

製品原価は絶対的な値ではなく、原価計算基準で選択肢のある計算プロセスを通じて誘導された値です。企業内で原価計算の数値が前提なしに一人歩きすると、製品戦略や種々の意思決定を誤らせる場合があります。
 
製品の収益性はどう判断するのでしょうか。
 
下図は、製品A、Bに対する共通費や固定費の配賦基準の選択による粗利益のブレを示しています。
製品の販売プロセス以降の収益性優劣を比較する場合は、複数の共通費、固定費の配賦結果の差異を踏まえて判断しなければならないと言えるでしょう。
経営意思決定をミスリードさせないためには、次のような観点も必要です。

  1. 原価悪化の責任の明確化
    • 製造部門だけでなく、営業責任による原価悪化を操業度差異で明確化する
    • 悪化した原因を収集する。
  2. 受注判断条件
    • 受注を辞退した場合の損失を評価する。
  3. コストダウンだけで有利購買か
    • 海外調達をした場合、ディメリットも十分に計算に入れる
  4. 原価見積リスクを踏まえた受注意思決定
    • 合理的な受注損益評価の仕組みの構築
  5. 販売利益を見て生産利益を見ない
    • 販売時点ではなく製造着手から販売プロセスを通じての収益性を評価する
    • 機会損失の可視化と解決
    • 生産利益の高い製品の販売推進
  6. 標準原価と実際原価の使いわけ
    • 意思決定の場面に応じた基準を制定し、共有する

経営意思決定に貢献する原価管理のあり方

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