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経営意思決定に貢献する原価管理のあり方

2. グローバルサプライチェーンと原価管理の役割

我が国では製造業の製造拠点、販路開拓のグローバル化が急速に進展しています。
グローバル展開で変革する経営管理には次のような課題があります。

  1. 製品開発、調達方式、加工方式、物流のグローバル統合とリソースの再構成、統括組織の構築
  2. サプライチェーンのグローバル拡大に対応するコスト削減とキャッシュフロー・経営資本利益率(ROA)の維持追求
  3. 現地法人単体ならびにグループ統合での生産供給活動の業績、適時可視化
  4. 通貨、税制、会計基準や業務プロセスの差異を踏まえた業績の可視化

サプライチェーンにおけるコストダウンとキャッシュフローのトレードオフの例

グローバルサプライチェーン施策 トレードオフ効果

低コストでモノづくりが出来るグローバルに生産拠点を求める

物流インフラや資源供給体制がない地域では

材料をグローバル遠隔地から輸入しなければならず、材料原価が上がり、回転在庫増加分、運転資金が不足する。

製品の輸出リードタイムが増加し、販売地での製品在庫日数が増加し運転資金が不足する。

資本コストも高くなり企業価値が下がる。

親会社への製品供給も、税制上、外部販売と差異のない利益を乗せなければならない。

課税分原価が高くなる。

材料費削減を求めてグローバル遠隔地域からの資材調達 調達時間が著しく増加し、在庫保持日数増加分、運転資金が不足する。
資本コストが高くなり企業価値が下がる。
親会社の高度な生産技術で、グローバル子会社で生産する 親会社がグローバル子会社にロイヤルティーを有償で提供しなければならず、利益に課税される。

グローバルな経営管理ソリューションを構築するためには、業務上の基盤情報を整備しておく必要があります。
まず親会社での生産管理と原価計算を標準モデルとして整備し、各拠点に展開し、拠点間物流情報システムと併せてサプライチェーン管理に連携するソリューションネットワークの構築に取り組むことが基本戦略と考えられるでしょう。
 
しかし進出国に製販拠点を新たに設立するのではなく、既存に存在する現地企業のM&Aによるグローバル展開するような場合は、暫定的に現地法人の既存システムから製品別のPSI(生産高・売上高・在庫)情報を項目変換などの方法を通じてグループ統合管理する柔軟なSCMソリューションも多くみられます。
 
生産システムのグローバル展開には、進出方法に対応した柔軟なソリューション構築を検討する必要があります。

経営意思決定に貢献する原価管理のあり方

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