"グローバル・マーケティング"を考える「新興国市場で勝ち抜くための市場/顧客データ共有・分析活用」

次へ

「ステップ③」「KPI」設定が目指すべきゴールへの原動力に

検証期間を明確に設定し、KPI及び目標達成に向けたプロセスを検討したい

向かうべき次のステップが見えてきたところで、ステップ3として考えたいのが「KPIの設定」です。具体的にKPIを設定することで効果が明確になり、KPIを達成するために試行錯誤を繰り返すPDCAサイクルがうまく循環していくようになります。

情報の粒度や規模の大小はあるものの、それぞれのステージごとに「収集」「分析」「活用」のプロセスを繰り返していくことで、必要な情報が何なのか、その情報をどう活用すればいいのかが少しずつ見えてきます。ここで設定するKPI自体は様々なものが想定されますが、まず手始めにスモールスタートで始め、「収集」プロセスの効率化をゴールにした際、KPIがどのような考え方になるか、について考えてみます。

具体的には、同じ切り口でデータ分析をしたいと考えた場合の、データ収集をいかに効率化できるかといった指標がKPIに相当します。例えば、データ収集にかかる時間を30%削減する、現地の方にお願いする必要項目の入力に関して期間内の回収率を95%にまで高める、といったものです。

ここで重要なのが、次のステージに向かうまでの期間を自社の商品投入サイクルに沿って設定し、その期間内にKPIが達成できるようにしていくことです。ただ、次のステージをどこに設定するのかはその時の状況によって変化することを念頭に置いておきましょう。

これらステージごとにKPIを設定していくことで、継続的に目標に向かうことができるプロセスが出来上がっていきます。周囲をうまく巻き込みながら、自社にあった組織デザインや必要な情報の要件を洗い出していきましょう。

  • 前へ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 次へ

着実にプロセスを進めていくことが成功への近道次へ