"グローバル・マーケティング"を考える「新興国市場で勝ち抜くための市場/顧客データ共有・分析活用」

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「ステップ①」現状把握に不可欠な「自社の立ち位置」と「目指すべきゴール」

自社にあった軸を的確に設定することで現状が見えてくる

グローバルマーケティングを行う上でグローバル・マーケティングポータルの整備・活用が重要なものであることはこれまで学んできた通りですが、このグローバル・マーケティングポータルはどのように構築していくべきなのでしょうか。

最初に実行に移したいのは、グローバル・マーケティングポータルとして自社が理想とする姿と、それに対する現在の状況を明確に把握することです。現状を的確に把握することで、目指すべき方向やその手順、ステージが見えてくるはずです。

現状把握のためには、現在の状況を客観的に判断するための軸をきちんと定義した上で、現在置かれている立ち位置を考えてみることが大切です。

例えば、新興国を含めたグローバルに現地法人を展開している電子メーカーを例に挙げてみましょう。
現地法人の地域や関係者の数を軸にした「情報活用の規模」を横軸に置き、GDPや人口統計データといったマクロデータや顧客データ、競合データなど分析に必要な情報を軸にした「活用する情報対象」を縦軸に置くことで、現在の状況と最終ゴールを明確に設定することができます。

当然のことながら、これら縦軸と横軸は扱っている商材や市場展開の規模などによって変わってきますが、サンプルのような自社にあったグラフを作成してみることで、置かれている状況を的確に把握し目指すべきゴールを明確にすることが可能となります。

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