"グローバル・マーケティング"を考える「新興国市場で勝ち抜くための市場/顧客データ共有・分析活用」

「まとめ」“ITによる情報共有手法”の確立がデータの効率的な分析、活用に欠かせない

積極的なITの活用が、新興国市場でのマーケティング情報共有やデータ分析の課題を解決できる最善策に

最後に、新興国市場で競合に打ち勝つためのマーケティングプロセスを担当している部署に関してアンケートを実施したところ、現実的には多くの部署が業務に携わっていることがわかりました。また、こうしたグローバルマーケティングの業務は、現地側の担当者ではなく、主に日本側が主導的な役割を担うことが多いことも明らかとなりました。

マーケティング情報共有・データ分析の課題についても尋ねたところ、「データベースの未統一、共通フォーマットの不備」「精度や基準などデータの信ぴょう性が低い」「言葉と文化の違い、意思疎通が図れない」「分析に時間がかかる」などのフリーコメントが数多く寄せられています。このことからも、グローバル市場でマーケティング情報の共有やデータ分析を行うことがどれほど大変で、多くの課題を抱えているのかがご理解いただけるはずです。

今回のアンケートで明らかになったように、現地情報の収集については多くの企業で取り組みが進められていますが、収集したデータの精度や質がバラバラであったり、データを分析・活用するステップまで、思うようにできていない企業が多く見られます。これらのデータを効率的に分析し商品開発に活かすためにも、大量のデータを蓄積するだけでなく、高度な分析が可能な、数多くの関係者に共有できる手段として“IT”による情報共有手法の確立が何よりも重要なのです。

蓄積されたデータの高度な分析と、高いパフォーマンスが発揮できるデータ活用基盤を作り上げるためにも、積極的なITの活用が何よりも求められていると言っても過言ではないでしょう。

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