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新たなエネルギーインフラの構築で日本の未来を切り拓く

新たなエネルギーインフラの構築で日本の未来を切り拓く

電力の自立分散化を実現させる鍵とは?

三菱総合研究所 理事長 小宮山 宏 氏

小宮山
私は復興地域においてブロードバンド化と太陽電池の搭載や燃料電池の設置を推進しています。私の自宅でも太陽電池で発電していますが、昼間は余っていることが多いです。余剰分は近隣地域に融通できればと思いますが、再生可能エネルギーは昼夜のギャップが激しかったり出力が不安定であったりと課題もあります。それを解決するためにはエネルギーをためられる蓄電池の設置が不可欠です。蓄電池の普及はICTと並ぶもう1つの鍵だと思っています。

木村
そうですね。石油は液体燃料であることから、エネルギー密度が高く、安定した状態で貯蔵できます。だからこそ今までエネルギーの主役として利用されてきました。
一方、従来、電気はためるのが難しいとされてきました。ところが、蓄電池の技術革新で電気の貯蔵が可能になれば、電力の流通は大きく変わる可能性があります。
また、電気を遠くへ送るほど送電ロスが大きくなりますから、家庭の太陽電池や燃料電池で発電した電気は家庭でためる方が効率的です。私は需要家側にこそ蓄電池を持たせることが不可欠であると考えています。

NEC 社長 遠藤 信博

遠藤
蓄電というと、当社が1990年代から電池事業に取り組んでいることをご存じの方は少ないのではないでしょうか。実は、日産リーフに搭載された電池は当社と日産自動車で共同開発したものです。当社にはこうした実績やノウハウがありますから、系統側から需要家側まで様々なニーズに応じた蓄電システムをご提供することができます。
たとえば横浜市では大容量蓄電システムを活用したBEMS(ビルエネルギー・マネジメントシステム)の開発にも取り組んでおり、米国電力中央研究所(EPRI)とは、系統向け大容量リチウムイオン蓄電システムの開発にも取り組んでいます。
震災後、家庭用の蓄電池も多く市販されるようになりましたが、多くは非常用のバックアップ電源です。一方、当社の蓄電システムは系統連系機能を兼ね備えていますので、電力網や分散電源はもちろん、ガス網やLPガスとも連携できます。多様なエネルギーアクセス網とエネルギー源を束ねる“ハブ"の役割を担えるため、非常用のバックアップ電源とは大きく異なります。さらに、クラウドと連携することによって、需要家側の電力の自立化にも貢献できます。
実際に、当社は系統連動型家庭用蓄電池システムをすでに商品化しており、今春、量産化モデルを発表する予定です。今後は皆様がお求めやすいように、大量生産によってさらなるコストダウンを実現させ、広く普及させていきたいと思っています。また、ホームエネルギー・マネジメントシステム(HEMS)も商品化しており、蓄電システムとHEMSを連携したソリューションなども提供していきます。

JX日鉱日石エネルギー 社長 木村 康 氏

木村
当社でも家庭のエネルギーの自立化にむけて「ENEOS創エネ事業 」を展開しています。省エネルギー、再生可能エネルギー、自立型エネルギーの3つがキーワードです。
省エネに関しては燃料電池が非常に高い能力を発揮します。当社は2011年 10月に世界最高の発電効率(*1)を有する家庭用燃料電池「SOFC型エネファーム 」を発売しました。今夏までには、このエネファームに太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせた「自立型エネルギーシステム」の提供を開始する予定です。これにより家庭の電力自立化が可能となります。さらにその住宅が地域のベース電源になっていけるのではと考えています。
また、今年の6月より、一般家庭向けのエネルギー診断サービス「Dr.おうちのエネルギー」 の展開を開始します。このサービスは、専門の診断士が各家庭に最適なエネルギーの提案を行うもので、NECさんと共同で、診断士が家庭訪問時に携帯する情報端末の開発に取り組んでいます。2013年度中に全国で約1000人の診断士を配置する計画で、現在、サービスステーションで展開している愛車のホームドクター「Dr.Drive」に並ぶ事業へと成長させたいと思っています。
*1:2012年1月現在、JX日鉱日石エネルギー調べ。

トピックス

NECの蓄電システム

NECは、リチウムイオン電池開発の長年にわたる実績と車載品質の信頼性、安全性の高さや量産技術を活かし、あらゆる需要に対応できる蓄電システムを構築することができます。

NECの製品・ソリューション

JX日鉱日石エネルギー様の取り組み

  • 新しいエネルギー社会にむけたNECの取り組み
  • 世界ではじまっているNECの取り組み
  • パートナー様とつくる新しいエネルギー社会

→ 燃料電池
LPガスや都市ガスから抽出した水素と、空気中の酸素を化学反応させて発電する装置。発電した時に発生する熱でお湯もつくることができ、エネルギー効率が高い発電システムである。

→ 再生可能エネルギー
太陽光、風力、バイオマスなど、物理学的・生物学的に生成され、自然の力で常に一定量が補充されるエネルギーのこと。逆に、石油や天然ガスなど、消費することで減少し、再生が難しい資源を「枯渇性エネルギー」と呼ぶ。

→ 分散電源
需要家側の近隣に、太陽電池や燃料電池などの発電装置を配置して発電するシステム。電力を必要とする場所の近くに発電設備があるため、排熱ロスや送電ロスを少なくできるという特長がある。

→ SOFC
固体酸化物形燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell):電解質にセラミックを用い、各 種燃料電池のなかでも発電効率が最も高い。セルに貴金属が不要なことも特徴。

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