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近未来の交通網を支えるEV充電インフラ

C&Cクラウドと急速充電器が連携したスマート充電ステーション

多様な認証課金サービスによる利便性の飛躍的な向上

スマート充電ステーションは、急速充電器にFeliCaシステムを装備し、クラウドの電子マネー基盤と連携することで、多様な電子マネーによる決済が可能です。どのようなメーカーのEVユーザでも共通の充電ステーションを利用することができ、従来の不便な状況は一気に解決。また、サービス事業者が充電料金のメニュー設定を、クラウドと連携して行なえる機能も提供しています。

遠隔地から効率的かつスピーディな運用管理・保守が可能

クラウドと急速充電器の連携で、運用管理のコストや負荷を大幅に低減できます。サービス事業者は、急速充電器の操作・障害情報をスピーディに収集でき、遠隔でソフトウェア更新などのメンテナンスが可能。EVユーザの操作支援や障害対応、充電器の機能拡張などがサポートセンターなどの遠隔地から行なえますので、スタッフが常駐するガソリンスタンドのような専用施設でなくても、セルフサービスによる充電ステーションを設置することができます。

スマートグリッド時代へ向け柔軟なエネルギー制御機能を実現

急速充電器が使用する電力を、クラウドなどから柔軟に制御できるマネジメント機能を装備。たとえば、公共施設やビル、店舗、マンションなどの電力管理システムと連携して、急速充電器を経済的に運用するなど、スマートグリッド時代を意識したフレキシブルなエネルギー制御を実現しています。

このようにスマート充電ステーションは、EVの普及に不可欠な充電インフラの広域展開を可能にする通信機能と管理機能、さらにスマートグリッド時代に向けた最適なエネルギー制御機能もサポートしています。

図:スマート充電ステーションの概要▲スマート充電ステーションの概要

ICTだけでなくコンポーネント技術でも低炭素社会に貢献

NECでは、スマート充電ステーションの“主役”である急速充電器の開発や、EVへ搭載する専用リチウムイオン電池の研究など、同分野におけるコンポーネント技術の開発に早くから取り組んできました。
NECグループ企業の高砂製作所が開発している急速充電器(20kw~50kw)は、電力効率90%以上という業界トップクラスの性能を備え、家庭用の電源では数時間かかるEVへの充電が、わずか約20分で80%という高効率な充電を実現しています。また、EV車「日産リーフ」に搭載されているバッテリには、NECの電池技術を採用したオートモーティブ・エナジー・サプライ株式会社製のリチウムイオン電池が採用されています。

写真:急速充電器

写真:EV用リチウムイオン電池

▲急速充電器(左)とEV用リチウムイオン電池(右)

このように、NECでは充電インフラにおけるICT分野ばかりでなく、コンポーネント技術の分野においても実績を積み重ねてきており、よりトータルなソリューションの展開、ひいては低炭素社会へ向けた貢献が可能です。

では引き続き、NECが参加している「スマート・ネットワークプロジェクト」についてご紹介しましょう。

スマートグリッド、EV社会を具現化する「スマート・ネットワークプロジェクト」

「スマート・ネットワークプロジェクト」は、総務省の「ネットワーク統合制御システム標準化等推進事業」の一環として企画・開催されたものです。プロジェクトへ参加した企業は、様々な分野から12社にも及んでいます。
技術的には世界でもっとも進んだ日本のEV普及にともなう交通環境の整備や、既存の電力網と家庭における太陽光発電など自然エネルギーとを統合的に活用する環境づくりなど、低炭素社会を実現するためにネットワークにおける様々な通信規格の国際標準化をめざしたプロジェクトです。NECは実証実験において、EVのスムーズな運行を支える通信規格の標準化を目指す「EVサポートネットワーク」へ、スマート充電ステーションによる実証実験を中心に参画しています。

スマート・ネットワークプロジェクトにおけるNECの取り組み

  • スマート充電ステーションによるサービス事業者間のマルチベンダ充電器の相互利用環境の実現。
  • 遠隔によるスマート充電ステーションの運用管理と、セルフサービス型充電ステーションの実現。
  • 走行中に近くの充電ステーションを表示する、「充電マップ」などアシスト情報の配信。

写真:認証・課金決済のデモ▲認証・課金決済のデモ

実証実験の会場に設置されたスマート充電ステーションは、NECがC&Cクラウドとともに積極的に取り組む環境事業の、ほんの一端にすぎません。EVを中心とする交通インフラの整備ばかりでなく、低炭素化を目指す社会全体を支えるスマートグリッドの基盤づくりでも、ICTを駆使した情報やエネルギーのセンシング、コントロール、そして様々な端末を通じての“見える化”を実現するなど、NECは多彩なソリューションを総合的に提供できる環境技術力を備えています。

横浜みなとみらい21地区で行なわれている「スマート・ネットワークプロジェクト」は、11月7日~14日に横浜で開かれたAPEC(アジア太平洋経済協力)主要会議に合わせてスタートしました。今後は、一般の皆様に向けた実験施設の公開と実証実験を進めていく予定です。

写真:石井 健一NEC サービスプラットフォーム研究所主任研究員(研究マネージャー)石井 健一

「実証実験では、参加している各ベンダー同士が協調、ときには競争を意識しながら、国内ばかりでなく世界へ向け通信規格の標準化をめざしています。スマート充電ステーションをぜひご覧いただき、近未来の街の姿に直接触れてみてください」と、NEC サービスプラットフォーム研究所主任研究員(研究マネージャー)の石井健一は話します。同プロジェクトは、2011年3月までの開催予定です。

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