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CLUSTERPRO X OperationHelper for MSCS ServerExtension 特長/機能

CLUSTERPRO X OperationHelper for MSCS R2.0 ServerExtensionとは

CLUSTERPRO X OperationHelper for MSCS R2.0 ServerExtensionは、MSCS※の機能を強化して、さらなる高可用性・運用性を実現するためのミドルウェアです。

  • *※MSCS : Microsoft Cluster Service

CLUSTERPRO X OperationHelper R1.0 for MSCSとの違い

  1. Windows Server 2003対応
    • 最大 8 ノードのクラスタを操作可能
    • x64サーバに対応

  2. 新機能

  3. 連携

特長

1.運用の効率化
2.可用性の向上
3.監視機能の強化

1.運用の効率化

簡単な設定・操作を行うだけで、効率的にクラスタの起動処理終了処理を行うことができます。

クラスタ起動時の効率化

MSCSでは、以下の手順を全て手動操作で行う必要があります。

boot1

boot2

boot3図1.MSCSで推奨される起動手順

以上の手順を怠ると、次のような問題が発生する可能性があります。

  • サーバが正しく起動しない
  • 業務APがすべて1サーバに偏る
  • 無用なフェイルオーバが起こり、時間がかかる

OperationHelperは、一度簡単な設定を行うだけで面倒なクラスタ起動時の処理を全て行います。したがって、OperationHelperを導入すると、お客様がそれぞれのサーバに電源を入れるだけでクラスタ運用を自動で開始することができるようになります。

boot図2.OperationHelper導入時の起動手順

[補足]
前回のクラスタ終了時において、クラスタシャットダウン命令を実行して終了処理を行った場合に、OperationHelperは自動で起動処理を行います。その他の方法で終了した場合は、OperationHelperによる起動処理は行わず、ユーザ操作を優先します。

クラスタ終了時の効率化

MSCSでは、以下の手順を全て手動操作で行う必要があります。

shutdown1

shutdown2

shutdown3図3.MSCSで推奨される終了手順

以上の手順を怠ると、次のような問題が発生する可能性があります。

  • 次回、サーバが正しく起動しない
  • 共有ディスクのデータを破壊してしまう
  • 無用なフェイルオーバが起こり、時間がかかる

OperationHelperは、上記の面倒なシャットダウン手続きを全て行います。したがって、OperationHelperを導入すると、お客様がOperationHelperに対してクラスタシャットダウン命令を出すだけで、自動で安全に終了することができます。

shutdown図4.OperationHelper導入時の終了手順

2.可用性の向上

業務タスクおよびディスク資源の障害監視ディスクIOのストール監視が可能になります。また、それらの異常検出によるフェイルオーバが可能になります。

グループ監視機能

クラスタ運用時に、正常に業務グループをオフラインにできないような障害が発生する場合があります。このような場合には、障害のある業務タスクやディスク資源を持つ業務グループを待機系サーバへ正常にフェイルオーバできません。したがって、人間が手動で回復操作を行うまで業務が停止してしまいます。

group1

group2

group3図5.グループ異常時の挙動

OperationHelperは、MSCSの各業務グループに対して監視を行い、業務タスクおよびディスク資源等の障害を検出します。障害を検出するとサーバシャットダウンや再起動により確実にフェイルオーバを行い、業務を自動で再開させることができます。

group図6.OperationHelperによるグループ異常時の処理

ローカルディスク監視機能

ハートビートが停止しないような中途半端なOSストール状態になった場合、MSCSはフェイルオーバが必要と判断できません。したがって、人間が手動で回復操作を行うまで業務が停止してしまいます。

disk1

disk2

disk3図7.ディスクI/Oストール時の挙動

OperationHelperは、各サーバのローカルディスクに対して定期的に監視し、ストール(一定時間の無反応)を検出します。ストールを検出すると待機系サーバへ強制フェイルオーバを行い、業務を自動で再開させることができます。

disk図8.OperationHelperによるディスクI/Oストール時の処理

3.監視機能の強化

イベントログの補強メール通報を行います。障害の解析、障害の早期対応が可能になります。

イベントログの補強

MSCSの出力するイベントログはMSCSの各業務グループのリソース障害を検出することは可能ですが、障害時のグループの状態(オンライン中、オフライン中、...etc)を判断することはできません。

event1図9.Windows Server 2003, 2000環境のイベントログ

OperationHelperでは、グループおよびリソースのオンライン、オフラインなどのログを補強し、グループの状態を把握することによって障害時の解析を容易にします。

event2図10.Windows Server 2003, 2000環境のOperationHelper導入時のイベントログ

メール通報機能

障害を素早く検知し、対処するためには、クラスタアドミニストレータやイベントログを24時間監視しなければなりません。しかし、実際に24時間監視し続けることは困難です。 そこでOperationHelperでは、サーバ監視ソフトを導入しなくても、障害が発生すると瞬時にメールでお知らせし、素早い対処が可能になります。

mail1

mail2図11.OperationHelperのメール通報処理


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