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クラウドサービスとは?例を交えて解説!初心者にも分かるクラウド入門 (第1回 そうか!わかった。クラウドサービス)

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クラウドサービスとは? いまひとつ分からない。いまさら人に聞けない。そんな悩みもスッキリ解決。

世の中で頻繁に耳にするようになった"クラウド"。クラウドサービスについて人に尋ねてみると、その名の通り「おおよそのことは分かっている」「なんとなくは知っている」といった、モヤモヤとした答えが返ってくることがしばしばあります。そんな、クラウドサービスについて、すっきり、分かりやすくご説明しましょう。

クラウドサービスは「どこ?」が分からないサービス

クラウドという言葉を耳にすると、多くの人が「クラウド=雲」を想像します。実は、この「雲」のイメージが先立ってしまい、クラウドの理解を妨げていることが多いようです。ここではまず一旦「雲」のことは忘れ、例えとして「ピザの宅配」を取り上げて、話をしてみます。

宅配ピザを注文するとき、大体の方は、自宅の郵便受けに入っていたピザ屋さんのチラシを見て、電話で注文します。30分もすると、バイクに乗ったピザ屋さんが箱入りのピザを届けてくれます。

ここにはちょっとした不思議があります。多くの人は、ピザが自宅に届けられるまで、ピザ屋さんを見ることがありません。自分が電話したピザ屋さんがどこにあるのか?どんな場所でピザが焼かれているのか?そういったことが分からないまま注文しています。

クラウドサービスは、このような、「どこにあるのか?」「どんな場所で作られているのか?」「どこの人が作業をしているのか?」が分からないけれども利用できるサービスのひとつです。私たちは「どこ?」が分からなくても、多くの商品やサービスを利用しています。

クラウドサービスとは?

クラウド(クラウド・コンピューティング)は、コンピューターの利用形態のひとつです。インターネットなどのネットワークに接続されたコンピューター(サーバー)が提供するサービスを、利用者はネットワーク経由で手元のパソコンやスマートフォンで使います。

クラウドの特長のひとつは、利用にあたって、コンピューター(サーバー)の所在地(どこ?)が意識されない点です。たとえるならば、雲(クラウド)の中にあるコンピューターを地上から利用しているようなイメージです。そして、クラウドの形態で提供されるサービスを「クラウドサービス」と言います。

従来のコンピューターの利用形態では、利用者は手元のパソコンの中にあるソフトウェアやデータを利用していました。しかしクラウドサービスでは、ネットワークを経由して、雲(クラウド)の中にあるソフトウェアやデータをサービスの形でつかうのです。

「どこ?」がわからないまま使っているクラウドサービスの例

クラウドサービスの代表的な例にはWebメールがあります。「Gmail」や「Yahoo!メール」などが有名です。これらのWebメールサービスは、サーバーがどこにあるかを意識させません。一般的なメールとどのように違うのかを、もう少し詳しく見てみましょう。

例えば、多くの会社ではメールサーバーを、自社の中や自社が利用しているデータセンターなどに持っていたり、レンタルのメールサーバーを利用していたりします。そしてメールを受送信・閲覧するためには、自分のパソコンにインストールしてある「Windows Liveメール」や「Outlook」や「Thunderbird」などのソフトウエアを使っています。

Webメールではまず、このようなソフトウエアを自分のパソコンにインストールする必要がありません。Webの閲覧に使用している「Internet Explorer」や「Chrome」などのブラウザーがあればサービスを利用できます。また、自前のメールサーバーを用意する必要もなく、ユーザー登録だけすれば、「どこにあるかは分からないが、どこかにあるだろうサーバーとメールソフト」を使って、メールの受送信や閲覧ができます。

このように、ネット上のどこかにあって仕事をしてくれているが、どこにあるかはよく分からないサービスを、クラウドと呼びます。

クラウドではないことが普通だったから、クラウドという言葉ができた

Webメールのような誰でも使っているサービスがクラウドなら、どうして今さら"クラウド"などという言葉が出きたのでしょうか?それは、これまでのパソコンやシステムの多くが"クラウド"ではなかったからなのです。特に、会社の業務に使っていたソフトウエアは、ほとんどがクラウドではありませんでした。

最も分かりやすい例として、エクセルやワードといったアプリケーションについて説明しましょう。これらのアプリケーション(ソフトウエア)は、どこにあるのでしょう?ほとんどの方は、自分のパソコンの中にあるとお答えになると思います。そして、そのアプリケーションで作った表やワープロ文章のデータも、パソコンやサーバの中など明確な場所に置いていると思います。この状態は、クラウドではありません。

最近、このような「クラウドでないサービス」も、クラウドにした方がメリットがあることがわかりはじめました。そのため、従来の「特定の場所にソフトウエアやデータを持つシステムの使い方」に対して、「どこか分からない場所にソフトウエアやデータを持つシステムの使い方」を、簡単に言い表すために、クラウドという言葉が使われはじめたのです。

※「クラウド」という言葉は、米Google社 エリック・シュミットCEOの2006年8月の発言に由来すると一般的に言われています。また、エンジニアたちがネットワーク図を作成する際に、ネット上のどこかにあるものを雲の絵を使って表わすからとも言われています。

BackNumber

第1回 そうか!わかった。クラウドサービス
  • クラウドサービスは「どこ?」が分からないサービス
  • クラウドサービスとは?
  • 「どこ?」がわからないまま使っているクラウドサービスの例
  • クラウドではないことが普通だったから、クラウドという言葉ができた

第2回 業務用クラウドサービスのメリットと必要な環境
  • クラウドのメリット
  • クラウドサービスを利用するための環境について

第3回 業務用のクラウドサービスのいろいろ
  • 勤怠管理クラウドサービス
  • 安否確認クラウドサービス
  • eラーニングクラウドサービス

第4回 ちょっと専門的なクラウドサービスの話
  • クラウドサービスのメリットとデメリット
  • パブリッククラウドとプライベートクラウド
  • SaaS・PaaS・IaaS

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