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米子製鋼株式会社様

米子製鋼株式会社様

UNIVERGE QXシリーズでリング構成を安価に構築、
工場内ネットワークの安定稼働と高速化、音声のIP化を実現

業種製造業業務共通業務
製品UNIVERGE製品(LAN/IPテレフォニー),運用管理ソリューション・サービス企業ネットワーク/コミュニケーション

導入前の課題

老朽化した埋設管や粉じんの影響で通信障害が頻発

米子製鋼株式会社 代表取締役会長 船橋 輝泰 氏米子製鋼株式会社
代表取締役会長 船橋 輝泰 氏

米子製鋼様は、1904年の創業以来、大手製鉄、鉄鋼各社をはじめ、発電、ポンプ、造船、機械、工業炉他、さまざまな分野の製品を手掛けてきた老舗の鋳鋼専業メーカーです。米子製鋼様では、業界に先駆けて、生産工程や在庫等を管理するためのバーコードシステムを導入し、そのデータを無線LANで収集するなど、ITの活用を進めてきました。「鋳物を扱う工場なので構内に粉じんが舞うために通信障害が起きやすく、業務に支障をきたしていました」と、当時のシステム導入を指揮した代表取締役会長の船橋輝泰氏は課題を振り返ります。また、米子製鋼様では、戦前に施工した埋設管を利用して電話線やLANケーブルを工場内に敷設していましたが、この埋設管が狭い上に老朽化していたことと、同一管内に電力ケーブルも混在していたために干渉が起きやすく、通信状態が安定せず、内線網にもノイズが混ざる状態となっていました。

導入の経緯

将来の業務を見据えた提案を評価

米子製鋼株式会社 代表取締役社長 日高 康夫 氏米子製鋼株式会社
代表取締役社長 日高 康夫 氏

こうした課題を抜本的に改善するべく、米子製鋼様は構内ネットワークを全面的に刷新する決断を下しました。「安定し、高速で、止まらないネットワークであること、それが刷新にあたっての命題でした」と代表取締役社長の日高康夫氏は話します。米子製鋼様は、この命題に沿って改善点をまとめたRFPを作成し、ベンダー各社からの提案を募りました。プロジェクトを担当した海老澤情報処理課長は「最初はNECに声をかけませんでした。なぜなら、私はNECとの付き合いが長く、その技術力や実績を理解しているがゆえに、他社と比較する際、予断が入ってはいけないと考えたからです。ですが、他社から満足のいく提案を得られず、NECに声をかけ、結果的にその提案を採用することになりました」と選定の裏話を教えてくれました。海老澤氏によれば、NECを採用した理由が3つあったそうです。1つ目の理由は、客観的な総合評価の結果です。米子製鋼様は、各社から提案された機能やコスト、保守体制、信頼性などの項目をすべて洗い出して、一覧表にまとめて点数で評価しました。その総合評価の結果、最も高い点数を得たのがNECの提案だったのです。2つ目の理由は、安全な施工を行うための支援体制でした。米子製鋼様では、ネットワークの設備工事を社内の設備課が行うため、同部署と密なコミュニケーションが取れることを必須条件としていました。NECは技術部隊とサポート部隊、そして営業が連携することで、現場を手厚くフォローできる体制を整えていたため、この要望を満たしていると判断されました。第3の理由は、将来の業務を見据えた提案だったことです。NECは従前の課題解決策だけではなく、将来にわたる業務フローの改善やコスト削減まで見据え、当初から基幹ネットワークに広帯域の光ファイバーを敷設する提案を行っており、この提案内容が評価されたことが決め手となりました。

光ファイバーとリング構成により、安定した高速通信を実現

今回、NECが提案したのは、基幹ネットワークにノイズに強く干渉が起きにくい光ファイバーを敷設、シンプルでありながら耐障害性に優れたリング構成を採用し、LANスイッチにはコストパフォーマンスに優れた「UNIVERGE QXシリーズ」を導入するというものでした。工場内の過酷な環境にも耐えられるよう、-10℃から60℃の環境下での動作を保証している機種も一部導入されています。導入にあたりNECは、耐障害性や高速化などのメリットを説明するだけではなく、リング構成は可用性に優れているがゆえに障害発生に気付かないリスクがあるとデメリットも説明し、この課題の解決策としてネットワーク運用管理ツール「WebSAM NetvisorPro V」を提案しました。このツールには、障害発生時に担当者へメールを送信する機能があるため、これを活用することで障害への対応力を高めました。また、ネットワークの安定稼働後、次のステップとして、コミュニケーションサーバ「UNIVERGE SV9300」の導入により、電話網をIP化し、データと音声の統合を実現しました。IP電話化したことで、電話機の設置が容易になり、設定変更時の費用が不要になるなどの効果が出ています。

図版システムイメージ:障害発生時に接続を途切れさせないリング構成を採用

導入後の成果

ネットワーク障害ゼロ、新しい業務システムが稼働し業務も改善

米子製鋼株式会社 取締役総務部長 山登 義夫 氏米子製鋼株式会社
取締役総務部長 山登 義夫 氏

「導入から一度も通信障害は起きていません。以前はノイズが入ったり、通話中に切れてしまうこともあった内線電話もクリアに聞こえるようになり、大変満足しています」と船橋氏は導入後の効果を話します。また、米子製鋼様は、基幹ネットワーク刷新を機に、COBOLで開発・運用してきた業務システムをクライアント/サーバ型へ移行しており、これによる業務改善効果も生まれました。「これまではネットワークが不安定だったため、作業実績などが正確に集計できているか不安でしたが、今は迅速かつ正確に数字を把握でき、生産管理や財務管理がやりやすくなりました」と日高氏は業務の改善効果を話します。さらに、取締役総務部長の山登義夫氏は「旧システムの技術を継承できる人材が育っていなかったため、この機会に業務システムを刷新できたことは、人材の育成や確保という意味でも有効だったと思います」と話してくれました。

事業を成長に導くために必要なインフラが整備された

写真電算室内のネットワーク機器

「今後、基幹ネットワーク上で新しい業務システムを本格稼働させますので、ある意味でこれからがプロジェクトの本番といえます。新しい業務システムを安定的に稼働させ、経営の要望を満たせるよう拡張していくことが、ITの使命だと思っています」と海老澤氏。米子製鋼様では、今後、基幹ネットワークをさらに堅牢にするためセンタースイッチの冗長化を行う予定です。また、船橋氏は「国内市場の成長が期待できない中、今後は海外での事業展開を拡充することが求められています。海外での事業展開には、CAD/CAMを活用した先進的な製品開発や、上流から下流まで一貫してデータを流せる業務環境が必須になります。今回のプロジェクトを通じて、そのインフラを構築できたと考えています。このインフラを活かし、事業のさらなる成長に取り組みたいと思っています」と、今後の展望を話してくれました。

お客様プロフィール

米子製鋼株式会社

所在地 鳥取県米子富益町88番地1 米子製鋼株式会社 様
設立 昭和60年12月(創業1904年)
資本金 1億円
売上高 300,000 万円
社員数 183名
事業内容 普通鋼から低合金鋼、高マンガン鋼、スーパー二相ステンレス鋼(SDSS)に至るまでの鋼を鋳鋼用に溶解精錬する総合鋳鋼メーカー
URL http://www.yonago.co.jp/

(2015年05月13日)

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