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ウシオ電機株式会社様

ウシオ電機株式会社様

FileMakerの可用性を高め現場発の改善を支援
24時間稼働の製造ラインを確実に支え、業務効率化の水平展開を実現

業種製造業業務設計・開発・製造,生産管理
製品クラスタリング,PCサーバソリューション・サービススマートデバイス活用ソリューション,BC(事業継続)ソリューション

導入前の課題

システムの導入で効率化を推進
24時間の運用には課題も残る

ウシオ電機株式会社 第一製造事業部 第三製造部 西岡 正典 氏ウシオ電機株式会社
第一製造事業部
第三製造部
西岡 正典 氏

1964年の創業以来、一貫して「光」を応用した製品事業を展開してきたウシオ電機株式会社(以下、ウシオ電機)様は、2011年、兵庫県姫路市の同社播磨事業所にある特殊工業ランプの製造ラインでFileMaker®ソフトウェア(開発元:FileMaker, Inc.)による製造工程管理支援システムを導入しました。これにより、従来は各自が紙の指示書や図面を見ながら作業工程を確認していたところを、部品や半製品にバーコードリーダを当てるだけで、作業に必要な指示や図面、さらには写真までもが手元のタブレット端末に表示できるようになり、業務の効率化が大きく進みました。同社第三製造部の西岡正典氏は「FileMakerは、IT部門の専門家のようにシステムに詳しい人間でなくても、業務の改善に向け、現場の実情に合ったシステムを自分で作れるのが大きなメリットです」と語ります。西岡氏が中心となって開発したシステムは高い評価を受けましたが、使用頻度が上がるにつれ、システムが停止したときのリスクが増大し、他の製造ラインへの拡大がためらわれる状況になっていました。

ウシオ電機株式会社 経営本部 IT統括室 播磨ITグループ 課長 上村 計博 氏ウシオ電機株式会社
経営本部 IT統括室
播磨ITグループ
課長 上村 計博 氏

同社播磨ITグループ課長の上村計博氏は、当時の状況を「IT部門としては、試験的に導入したシステムが、トラブル回避策のないまま導入範囲が広がっていくことに強い懸念を抱いていました。そのため、信頼性の高いサーバー専用機の導入や、システムの冗長化の必要性を指摘していたのです」と説明します。そんなとき、東京で開催されたFileMakerのカンファレンスに参加した西岡氏が着目したのがCLUSTERPROです。

導入の経緯

FileMakerが二重化でき、
自動リカバリも可能な唯一の製品

CLUSTERPROに着目した理由を、西岡氏は「FileMaker Serverの二重化ができて、しかも自動リカバリが可能な製品は、ほかにありませんでしたから」と振り返ります。FileMakerによるシステムは、現場の改善要求を反映してただちに修正できる利点があります。反面、ITの専門知識が少ない担当者がシステムを開発するため、IT系の技術者が開発するシステムに比べ、信頼性はどうしても低くなります。一方、製造ラインは24時間3交代で稼働しています。もし早朝や深夜にシステムがダウンしたら、担当者が駆けつけて復旧するまで製造が止まってしまうため、そうした事態を防ぐしくみが不可欠です。「手軽さというFileMakerのメリットを生かしつつ、業務の継続性を高めるためには、CLUSTERPROが最善の選択だと思えました」と西岡氏。IT部門と協力して動作の確認を行い、さらに価格面でも部門の予算内で収まると分かったことから、最終的に導入を決めたといいます。また、当初はFileMaker Serverをパソコンで動かしていましたが、システム全体の信頼性をより高めるため、CLUSTERPROの導入を機に、PCサーバExpress5800への移行も併せて行うことにしました。
上村氏は「事前に技術講習会でどのような動作をするのか確認できましたし、設定方法についても確認できたため、導入への不安はあまりなかったですね」と振り返ります。

FileMakerの障害発生時も
製造ラインを止めずに業務を継続

今回、ウシオ電機様が導入したシステムは、同社が開発したFileMakerによる製造工程管理支援システムを、CLUSTERPROを導入した2台のExpress5800によって二重化した構成です。通常時は1台のサーバがアクティブ、もう1台がスタンバイ状態になっていて、サーバやネットワーク、OSに障害が発生した場合に加え、FileMakerの応答異常や停止が起きた場合にもCLUSTERPROが自動的に検出し、フェイルオーバ機能によってスタンバイ状態のサーバに処理やデータを引き継ぎます。これによって、製造ラインを止めることなく業務を継続することができ、システム全体としての信頼性が大幅に向上しています。
西岡氏は「NECの担当者は導入前、ITの専門家ではない私にも易しく丁寧に説明してくれたので、上司や現場への説明などもスムーズに進みました。サーバ環境構築時には、冗長化構成の経験がなかったので、2日間の導入支援サービスも利用しました」と語ります。

サーバ:Express5800/R120d-1Eサーバ:Express5800/R120d-1E

導入後の成果

システムの導入範囲が大幅に拡大
管理面での安心感も増す

ウシオ電機株式会社 第一製造事業部 第三製造部 部長 梶川 隆浩 氏ウシオ電機株式会社
第一製造事業部
第三製造部
部長 梶川 隆浩 氏

CLUSTERPROによって24時間運用時のリスクが軽減されたことで、多数の製造ラインへの水平展開が可能となり、現在では第三製造部の7割を超える工程へと拡大しています。第三製造部長の梶川隆浩氏は「FileMakerのシステムにより、作業指示書や日報が紙からデータへと変わったことで、紙の時代には段ボールに埋もれてしまっていた、現場で蓄積したデータの有効活用が可能になりました。また、以前は設計変更の反映に2週間かかっていましたが、現在はリアルタイムに変更ができるため、直前まで修正が可能です。このように、基幹システムの手が届かない現場の細かな要望にも素早く応えられるので、業務改善に大きな効果が見込めます。システムダウンの不安から開放されたことで、今後は他部門も含め、より多くの製造ラインに展開できるようになると思います」と語っています。

作業中写真タブレット端末を使った作業シーン

また、従来はFileMaker Serverをパソコン上で稼働させていたため、管理も製造部門で行ってきましたが、CLUSTERPROの導入を機に、IT部門がサーバ管理を行うしくみに改めたため、現場の管理負荷も軽減されました。「現在は、PCサーバはサーバ室で管理しており、IT部門の担当者も含め、常に複数の人間がシステムを監視しています。また、障害時には複数のメンバーにメールが送信される機能もあるので、安心感が違いますね」と梶川氏。以前は、ともすると担当者個人に集中しがちだった負荷が適切に分散されることで、社内体制の上でも信頼性が向上していることが分かります。

基幹システムとの連携も視野に
より費用対効果の高いシステムを目指す

ウシオ電機様では現在、システムの導入範囲を拡大すると同時に、基幹システムとの連携も進めています。「導入する製造ラインが増えれば、当然、部門同士の連携も必要になってきますから」と西岡氏。上村氏も「システムの安定性が確保できたことで、基幹システムとの連携も進めやすくなりました」と説明します。最後に、上村氏は今後について次のように語ってくれました。「多数の製造ラインへの導入を見据え、可能な範囲でサーバを共有するなど、より費用対効果の高いシステムになるよう検討を続けていきたいですね」

NEC担当スタッフの声

FileMakerの長所をそのままに
業務継続性を高めるソリューション

システムソフトウェア事業部 (CLUSTERPRO X) 萱場 靖二郎システムソフトウェア事業部
(CLUSTERPRO X)
萱場 靖二郎

FileMakerは、いわゆる基幹系のシステムと違い、思い通りの機能を手軽に、かつ安価に実現できる優れたソリューションです。ただし、ITの専門家でない方がシステムを開発することも多いため、設計ミスや確認漏れなどが発生しやすく、高い信頼性を確保することは必ずしも容易ではありません。CLUSTERPROを導入すれば、手軽で安価というFileMakerの長所は100%生かしつつ、システム全体を冗長化し、業務継続性を高めることが可能です。
CLUSTERPROは、クラスタリングソフトウェアとして唯一ファイルメーカー株式会社との連携検証を実施しており、導入ガイドの公開やFileMaker Server 専用のパッケージ製品のリリースなど、可用性の高いFileMakerシステムを手軽に導入いただくための取り組みを行っています。
また、お客様からも「再起動はしかたがないと割り切っていたが、CLUSTERPROの導入で業務復旧の自動化が実現した」という声をいただいています。ウシオ電機様の場合も、FileMakerのよさを最大限に生かしつつ、24時間体制にも対応できるシステムの構築を実現した好例と考えています。

※FileMakerは、米国およびその他の国における FileMaker, Inc. の登録商標です。

企業プロフィール

ウシオ電機株式会社

所在地 本社:〒100-0004 東京都千代田区大手町二丁目6番1号

播磨事業所全景

設立 1964年3月
資本金 19,556,326,316円
従業員数 1,799名(グループ合計 5,572名)(2013年9月30日現在)
事業内容 光応用製品事業ならびに産業機械およびその他事業
URL http://www.ushio.co.jp/

(2014年02月03日)

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