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東邦薬品株式会社様

東邦薬品株式会社様

NEC Oracle Database高速化ソリューション「NEODB」を導入し、
17時間以上要していた営業情報の月次処理を2時間半に短縮

業種卸売・小売業・飲食店業務営業・販売
製品iStorage,その他製品ソリューション・サービス 

導入前の課題

販売実績データの処理が規定時間に終わらず業務に支障

株式会社東邦システムサービス 取締役 情報システム統括部 第二情報システム部 部長 小河原 宏章 氏株式会社東邦システムサービス
取締役 情報システム統括部
第二情報システム部
部長 小河原 宏章 氏

東邦ホールディングス様の医薬品卸事業部門であり、全国の医薬品卸事業者と組織する「共創未来グループ」の中核会社である東邦薬品株式会社様(以下、東邦薬品様)では、2001年にOracle Databaseを基盤とした営業情報システムを構築し、販売実績データを活用してきました。
「全国から上がってくる販売情報の集計を、30分ごとに行うリアル更新、毎日夜間に行う日次更新、月末に行う月次更新の3段階で処理していました。しかし、売上データの増加に伴い、夜間に実施したバッチ処理が翌朝になっても終わっていなかったり、負荷が増大して画面表示が極端に遅くなったりしていたため、期末等の閲覧が集中する時には、安定稼働を目的に各部門へ閲覧制限をお願いしなければいけないこともありました」と株式会社東邦システムサービス取締役で、情報システム統括部 第二情報システム部の部長を務める小河原宏章氏は当時の状況を振り返ります。
東邦薬品様ではこうした課題を解決するため、既存システムの更新時期となる2013年2月を目標に営業情報システムを刷新する決断を下しました。刷新にあたっては、パフォーマンスの改善だけではなく、従前から課題となっていた災害時の業務継続性確保やペーパーレス化ならびにワークフロー化の推進、Oracle Application Server のサポート切れに伴うWebLogic Serverへの移行も同時に実施することになりました。

導入の経緯

POCにより、旧環境に比べ最大60倍の高速化が可能であると実証

東邦薬品様は、改善すべき要件をRFPにまとめNECを含む2社のベンダーに提案を依頼しました。これを受けたNECは、データベース専用機への移行プランと、標準的なハードウェアやソフトウェアを組み合わせるNEC Oracle Database 高速化ソリューション「NEODB(※)」を提案。NEODBは、最新のCPU・メモリを搭載したNECの「Express5800シリーズ」「iStorage Mシリーズ」に、Oracle Databaseのインメモリ技術およびデータ圧縮技術などを連携させたソリューションです。NECと日本オラクル社により事前検証されたDB設計やストレージ設計を提供することで、SIに要する費用と工数を削減、短期間での導入、安定稼働を実現します。提案にあたりNECは、NEODBの導入により、どの程度のパフォーマンス改善が図れるのかを実証するため、検討段階で実データによるPOC(Proof Of Concept)を実施しました。
「約6カ月分の実データを提供し実機検証を行ったところ、デフォルトの仕様でも旧環境に比べて約4倍の高速化が図れ、さらにチューニングを加えれば最大60倍の高速化が可能との結果が得られました。この結果が満足のいくものであったことと、検証済みの構成であるため短期導入、安定稼働が期待できること、それに加えて、弊社の基幹システムの構築・運用を担当してきたNECの実績を信頼し、NEODBの導入を決断しました」と小河原氏は選定の理由を述べます。

実稼働環境に合わせたチューニングで、さらなる高速化を実現

NECは、新システム構築にあたり、旧システムの環境を分析してボトルネックを洗い出し、さまざまなチューニングを施しました。旧環境では、10年分以上の販売実績データが同一テーブルに格納されており、これが処理速度低下の原因と判断し、パーティションで1ヵ月単位にデータを分割してレスポンスを向上。また、データ圧縮機能によりI/Oのボトルネックを軽減。さらに、頻繁に使用するマスターや索引、実績データを可能な限りキャッシュに読み込ませて応答時間を短縮。ほかにもSQLを単体処理からパラレル処理に変更するなど、徹底した高速化を図りました。

※NEODB:NEC Oracle Database 高速化ソリューションのNEC社内コードネーム

図版

導入後の成果

17時間以上要していた営業情報の月次処理を2時間半に短縮

株式会社東邦システムサービス 情報システム統括部 第二情報システム部 システム2課 課長代理 坂本 信二 氏株式会社東邦システムサービス
情報システム統括部
第二情報システム部 システム2課
課長代理 坂本 信二 氏

東邦システムサービス 情報システム統括部 第二情報システム部 システム2課 課長代理の坂本信二氏は、新システムの導入効果について次のように話します。
「バッチ処理では大幅に処理時間を改善することができました。営業情報の月次処理では17時間35分が2時間25分に短縮(7倍)、日次処理は3時間17分が26分に短縮(7.5倍)、リアル更新処理に至っては53分かかっていた処理が1分31秒と35倍もの高速化を実現することができました。また、売上実績の画面表示速度も10倍以上速くなったと実感しています。これにより、期末等の閲覧制限も不要になりました。さらに、バックアップもテープからディスクへ変更したことで処理時間が短縮できました。運用面での作業が削減できたことにより、空いた時間を生産的な仕事に回せるようになったことも導入効果の1つだと思っています」
ほかにも、iStorage HSシリーズに実装された重複データの排除機能「DataRedux」を活用して、データ容量の大幅な圧縮を実現、西日本データセンターにバックアップと開発機を併存させた環境を追加することで事業継続性を高めるなど、さまざまな効果が生まれています。また、今回のプロジェクトでは、Oracle RAC(Real Application Clusters)も合わせて導入することにより、データベースの信頼性の向上にも取り組みました。

基幹系と情報系システムの連携強化に期待

「NEODBは、標準的なハードウェアとミドルウェアで構成されているため拡張性が高く、データ量が増大しても安心して利用できます。我々の事業環境は日々刻々と変化し、多様な業務要望が次々に上がってきます。その変化に対応できるよう、今後もNECからのフレキシブルな提案と迅速な情報提供に期待しています」と坂本氏。
「大量のデータを高速に処理できる新システムの導入により、今後、ビッグデータ分析などを行いたいといった要望があっても、応えられる環境になったと思います。今後は、基幹システムや他システムとの連携強化やデータベースの統合、本格的なDR環境の構築などを計画しています」と小河原氏は最後に語りました。

NEC担当スタッフの声

NECの総合力を発揮し、データベースの大幅なパフォーマンスアップを実現

卸売・サービス業ソリューション事業部 第三インテグレーション部 鈴木 寿彦卸売・サービス業ソリューション事業部
第三インテグレーション部
鈴木 寿彦

NEODBは、オンラインでリアルタイム更新が求められる環境より、蓄積したデータを高速処理するデータウェアハウス的な使い方に適しているので、本案件は大変マッチングの良い事例だったと思っています。また、プロダクト系の技術者だけではなく、OracleやWebLogic専門のSEや、業務知識豊富なコンサルタント、柔軟な提案ができる営業、Oracle環境に特化したサポート部門などNECのリソースを最大限に活かせたという意味でも有意義なプロジェクトでした。世の中には、東邦薬品様と同じように膨大なデータを抱え、その処理・活用に悩まれている企業様が非常に多いので、今回の経験を活かし、より多くのお客様の課題解決に貢献していきたいと考えています。

お客様プロフィール

東邦薬品株式会社(東邦ホールディングス(株) 医薬品卸売事業部門)

所在地 東京都世田谷区代沢5-2-1 東邦薬品株式会社様
設立 2008年11月4日
事業内容 医療用医薬品・検査薬等の卸売事業
資本金 3億円
URL https://www.tohoyk.co.jp/

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(2015年05月12日)

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