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住友精化株式会社様

住友精化株式会社様

全社約1000台のPCを

VMware Horizon Viewで仮想デスクトップ化。

NECのサイジング技術に高い評価

業種製造業業務共通業務
製品シンクライアント,iStorage,その他製品ソリューション・サービスシンクライアント

導入前の課題

評価過程におけるストレステストで動作遅延が発生
解決策を求めSI企業を再選定

住友精化株式会社 情報システム部長 島村 満 氏住友精化株式会社
情報システム部長
島村 満 氏

住友精化様は、紙おむつ用の高吸水性樹脂をはじめ、化粧品向けのポリマー製品、液晶・LEDに使われるエレクトロニクスガス、医薬中間体向けの精密化学品、鉄鋼メーカー向け酸素ガス発生装置など、多種多様な化学製品を提供しています。

同社が全社レベルでデスクトップ仮想化の導入を検討する契機となったのは、インフルエンザ・パンデミックに対する業務継続対策案を経営層から求められたことでした。「まずは、『デスクトップを仮想化すれば、在宅勤務が可能になる』と回答しました。しかし、デスクトップ仮想化は、単にパンデミック時のBCP施策に留まらず、セキュリティ強化やTCO削減、ユーザ利便性向上など、様々な導入効果が期待できることから、全社的に導入を進めることになりました」と情報システム部長の島村 満氏は、当時の様子を振り返ります。

住友精化株式会社 情報システム部 グループリーダー 田渕 博道 氏住友精化株式会社
情報システム部
グループリーダー 田渕 博道 氏

しかし、実現可能性の評価をする過程においてストレステストを実施した際、数台が稼働する状況でデスクトップの動作遅延が発生。当時、評価を実施していた企業には、原因の特定を求めましたが、具体的にどう問題なのか納得のいく回答はなかったといいます。「全社的に導入すると仮想デスクトップ数は1000台規模になります。この規模のシステムで失敗は絶対に許されませんので、本番導入はもう一度、比較検討(コンペ)を行うという結論になりました」と情報システム部グループリーダーの田渕 博道氏は語ります。

プロジェクトの概要プロジェクトの概要
スケジュール概要スケジュール概要

導入の経緯

根拠が明確なNECからの提案に基づき
ストレステストを再度実施

住友精化株式会社 情報システム部 東野 俊之 氏住友精化株式会社
情報システム部
東野 俊之 氏

住友精化様では、約1000台の一般事務用PCを仮想デスクトップ化した場合のハードウェア・ソフトウェア構成に関する提案を、大規模なデスクトップ仮想化に関して導入実績のある企業に依頼。「1000台規模の構成でもストレスなく動作することを保証できること」「なぜ動作保証できるのか、その根拠が示せること」「価格が合理的であること」という、3つの要件を重視し、SI企業の選定を実施しました。

NECからの提案を採用した理由について、情報システム部の東野 俊之氏は次のように説明します。「NEC以外の提案は、高スペックなサーバやストレージに依存する高価な内容だったり、過去の導入実績を踏まえて構成されていましたが、根拠や理論が不明瞭でした。一方、NECからの提案は、なぜこの構成であるべきなのか、将来的に台数が増えた場合にはどう対処するべきなのか、理論と根拠が検証結果とともに明記されていました。また、価格面でも適正だと判断できる内容でした」

NECの提案に基づき、再度、ストレステストを実施したところ、反応速度や可用性に問題が生じなかったことから、最終的にデスクトップ仮想化の全社展開のサポートをNECに依頼することに決定しました。

ストレスなく安定性が高い
VMware Horizon Viewを採用

仮想デスクトップソリューションにはVMware Horizon Viewが採用されました。その理由について田渕氏は、使い勝手の良さを挙げます。「今回、私たちは最初のデモを見てVMware Horizon Viewに魅了されました。とにかく安定性が高く、スムーズに、スイスイ動く。安定性においては他製品を圧倒していました。また、機能面では、多すぎず、少なすぎず、ちょうど良い程度に充実していましたし、操作画面の項目も、簡単すぎず、複雑すぎず、使いやすいと感じました」
さらに東野氏は、サーバ仮想化環境とのシナジー効果にも期待したと、VMware Horizon Viewを採用した理由を説明します。「当社では、サーバ基盤をすでに仮想化しており、そこではVMware vSphere(サーバ仮想化ソフトウエア)を活用しています。今回、デスクトップ仮想化ソフトウエアとしてVMware Horizon Viewを採用することで、両ソフトウエアが連携していくなどの利便性の向上やシナジー効果が期待できると考えました」

管理系サーバ、プリントサーバ(仮想化環境分)管理系サーバ、プリントサーバ(仮想化環境分)

ふだん使いの機器を
全社展開する際のポイント

「デスクトップ仮想化は社内の正式なプロジェクトですが、工場や営業など現場部門からは、このプロジェクト自体が、『現場の意向を無視した、情報システム部のスタンドプレー』と見なされ、いわゆる『総スカン状態』に陥りかねません。そのため、今回のプロジェクトを推進するにあたり、各部門や各工場に何度も通い、『これをやれば会社が良くなる』ということを、情理を尽くして説明した」と東野氏は語ります。
「説明のときには専門用語をなるべく使わないようにしました。IT専門用語を当然のように駆使すると、ただちに拒否反応を示し、また誤った認識を持たれてしまうからです。
さらに各工場では、まず仮想デスクトップ化に対しポジティブな、総務部門・業務部門のPCから仮想デスクトップ化し、『工場内でのショーケース』になってもらうことにしました。自分の古いPCでは、起動に15分も30分もかかるのに、先行導入した総務部門・業務部門のPC環境を見れば、あっという間に起動し、作業は見るからに快適だということがわかります。目で見て使ってもらえれば、その速さに感動してもらえるはずだと考えました」
一方、営業部門に関しても、当初から反対論はありました。営業にはモバイルノートPCが必須で、ネットワークが無い場所でも使えないと仕事にならなくなるというイメージがあったからです。
そこで情報システム部門では、特定の大きな声の人の意見だけを聞くのではなく、営業部員全体にアンケートを取り、冷静な全体的視点から最適なシンクライアント環境を導き出していったといいます。
「実際の作業内容を確認することで、ネットワークが無い場所でも必須の作業を見極めることができました。そこでオフラインでも必要な機能が使用できるモバイル型シンクライアント端末を独自に設計し、モバイル環境でも利便性が低下しない形で導入することができました」と東野氏は当時の様子を振り返ります。


導入後の成果

セキュリティの強化、TCOの削減、
ユーザ利便性の向上を実現

田渕氏は、「製造業という業態には、製造ノウハウ、研究開発情報、取引先情報、価格情報などの企業秘密が伴います。全社のPCを仮想デスクトップ化することで、モバイルPCの盗難・紛失に伴う情報漏洩リスクを消滅。さらには、データの集中管理によるセキュリティ対策コストの軽減も実現できました」と説明。月間約40件あったPCの故障対応工数の低減に加え、故障発生そのものの低減、OSやセキュリティパッチなどのバラツキの解消、新規導入・維持・廃棄の一連のサイクルにおける工数削減など、「TCOの削減に関しても大きな効果がありました」と語ります。

さらに東野氏によれば、PC起動時間の大幅短縮、事業所間出張時のPC持ち運びが不要になったこと、経営層が出張するときのPC環境の利便性向上、業務中断時間の低減、データ保管の安全性向上(ハードディスクが壊れにくくなる)、在宅勤務など柔軟なワークスタイルへの対応など、「ユーザ利便性の向上に関しても数多くの効果がありました」といいます。

一方、コストに関しては表面上の費用だけを見れば、通常のPCに比べて仮想デスクトップの方が導入・維持の費用は1割ほど割高になると島村氏は説明。「しかしながら、セキュリティ強化、TCO削減、利便性強化などの効果は、割高分を補って余りあるメリットです。さらに、ディスク暗号化など個別マシンへのセキュリティ対策が不要になるといったコスト削減効果もあり、十分にペイする施策だと評価しています」と語ります。

実運用を踏まえた
サイジングの重要性を再認識

今回の仮想化デスクトップ導入プロジェクトについて島村氏は、実運用を踏まえたサイジングの重要性への認識が変わったと総括します。「いくらソフトウエアが優秀でもサイジングを適切に行わない限り、適切な性能は確保できないと分かりました。今回、SI企業の候補となった十数社の中で、デスクトップ仮想化について豊富な導入経験とサイジングの検証体制、その両方を兼ね備えていたのはNECだけでした。今後も、さらなる後方支援をお願いします」と、期待を寄せます。

集合写真

NEC担当スタッフの声

関西製造・プロセス業営業本部 プロセス第一営業部 藤田 愛関西製造・プロセス業営業本部
プロセス第一営業部
藤田 愛

今回、住友精化様の全社規模でのデスクトップ仮想化という重要プロジェクトを担当させていただき、大きなやりがいと喜びを感じています。
本提案では、全社規模のデスクトップ仮想化の成功の鍵である「動作の安定」について、いかに安心を持っていただくかということに主軸を置き、営業、SE、販促部門、そして、デスクトップ仮想化の専門部門が一丸となり、詳細を検討の上で行いました。
住友精化様には、NECのサイジング検証を特に評価していただき、たいへん嬉しく思います。
今回のプロジェクトは、今後自宅PCからの利用やスマートデバイスの活用をはじめ、現地にIT担当者がいない海外事業所や工場での活用も視野に入れ、さらなるセキュリティ強化や情報漏えいの防止、端末故障時における対応負荷軽減からワークスタイル変革としてまで、長期的かつグローバルにデスクトップ仮想化への投資を保護し、事業規模拡大と安定的収益基盤強化を支えるものとなるはずです。
営業担当の私としても、クイックレスポンスときめ細かい対応とを心がけながら、住友精化様の事業規模拡大と安定的収益基盤強化を支える情報システムの強化に、より一層貢献していきたいと考えております。今後ともよろしくお願いします。

企業プロフィール

住友精化株式会社

本社所在地 大阪市中央区北浜四丁目5番33号 住友ビル
設立 1944年7月20日
資本金 9,698百万円
売上高 連結:949億1,100万円、単体:629億5,000万円(2014年3月31日現在)
従業員数 連結:1,117名、単体:869名(2014年3月31日現在)
事業内容 各種化学製品並びに関連機器の製造と販売
U R L http://www.sumitomoseika.co.jp/

(2014年07月09日)

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