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さわやか信用金庫様

さわやか信用金庫様

Android(TM)搭載スマートフォンを活用した営業支援システムを導入。
営業支援端末の刷新により、営業活動のさらなる利便性を向上。

業種金融機関業務共通業務,営業・販売
製品 ソリューション・サービススマートデバイス活用ソリューション

さわやか信用金庫様では、営業活動のより一層の利便性向上を目指し、営業業務で活用していた携帯電話をスマートフォンに刷新。スマートフォンの直感的なインタフェースによる操作性にすぐれた業務画面の構築により、迅速な業務処理とスムーズなお客様対応を実現しました。

事例のポイント

課題

  • 営業支援端末の更改時期を迎えるにあたり、携帯電話に対する営業担当者の意見を集約したところ、画面の大きさ、操作性の向上、端末の処理スピードアップに対する改善点があげられました。
  • Android™はオープンプラットフォームであるため、営業業務での利用に適した強固なセキュリティ対策が必要不可欠でした。
  • 集金・預かり業務に加え、従来のシステムで実現していた情報活用機能や通話機能も、スマートフォンからすべて利用できることや、今後の機能強化やシステム拡張への対応を容易に実現できることも必要でした。

成果

  • スマートフォンならではの画面の一覧性や直感的な操作性を活かした業務画面を開発。
    視覚的にわかりやすい操作や処理スピードの向上により、よりスムーズなお客様対応が可能となりました。
  • スマートフォン向けのセキュリティサービスの導入やメニュー画面を業務専用にすることで、従来のシステム以上のセキュリティレベルが実現できました。
  • 業界初となるAndroid™搭載スマートフォンでの集金・預かり業務の実現と、各種情報活用機能の利用を可能としました。また、Android™プラットフォームによる拡張性の高い情報基盤を整備することができました。

導入前の背景や課題

営業支援端末を携帯電話からスマートフォンへ

さわやか信用金庫 システムセンター 専任役 小佐井 隆氏さわやか信用金庫
システムセンター
専任役
小佐井 隆氏

きめ細かい良質な金融商品・サービスを提供することにより、地域社会の活性化を金融面で支えるさわやか信用金庫様。2012年より、中期経営計画「第4次さわやか3ヵ年計画“変化する環境の中でのお客様経営志向”」をスタートさせ、地域密着型の金融機関としてお客様の信頼に応えるべく、積極的な経営強化策に取り組んでいます。

同金庫では、集金・預かり業務をはじめとする営業活動の生産性向上とお客様一人ひとりのニーズにあった金融商品やサービス提案を行う営業力強化を目的に、2008年4月に携帯電話を活用したNECの営業支援システムを導入。外出先でお客様情報を安全に活用できることにより、正確かつ迅速な業務の実施が可能となり、帰店後の事務処理の軽減や、営業業務の大幅な効率化を実現してきました。

システム更改に至った経緯について、システムセンター専任役 小佐井氏は次のように説明します。

「モバイル分野の技術革新は早く、高性能で使い勝手のよい製品が次々に出てきます。現在の営業支援端末の導入から4年が経過し更改時期を迎えるにあたり、営業担当者の意見を収集しました。その結果、携帯電話は、小型・軽量、片手で操作ができて便利というメリットがありましたが、画面を大きくしてほしい、操作性をもっと向上させてほしい、端末の処理スピードをアップしてほしいといった改善点もでてきました」

そこで、さわやか信用金庫様では、より大きな画面やタッチパネルによる直感的な操作性を備えたスマートフォンに注目し、さらなる使い勝手の向上を目指した次期の営業支援端末の検討に着手しました。

システム概要

直感的なインタフェースによる操作性に優れた業務画面、高度なセキュリティ管理を実現

営業支援端末は、頑丈なこと、防水性に優れていること、電池の持ちがよいことを条件に選定した結果、auの「G'zOne IS11CA」を採用しました。「G'zOne IS11CA」のOSはAndroid™です。Android™搭載スマートフォンで集金業務を実装した営業支援システムを稼働させることは、信金業界においては初の取り組みとなります。そこで、従来のシステムの機能をAndroid™の操作感に適した形で実装することやセキュリティレベルが維持できることをシステム要件として、集金業務に必要なサーバ通信機能やBluetooth通信によるモバイルプリンタ接続の動作確認など、技術的な評価も徹底して行いました。

営業支援システムのスマートフォン対応は、2011年10月より開発着手され、約5ヵ月間という短期間で完了しました。システム開発にあたり、NECを選定した理由を小佐井氏は次のように話します。「NECは従来のシステムの構築も担当しており、業務への理解度などで大きな安心感がありました。また、営業支援システムの豊富な構築実績やノウハウをベースに、先進技術を取り入れた新しいシステムを作り上げる意欲があり、難易度の高いプロジェクトを最後までやり遂げてくれる信頼感もありました。」

図:スマートフォンを活用した営業支援システムの利用イメージ

新システムでは、スマートフォンから集金・預かり業務の取引情報を営業支援サーバへアップロードする機能、顧客属性、口座明細、契約状況、交渉履歴など、営業業務に必要なお客様情報を外出先からリアルタイムに照会する機能を従来のシステム同様に実現しています。

携帯電話では、画面サイズが小さいため、1つの処理が複数画面に分かれることもありましたが、スマートフォンでは画面サイズが大きくなったことや画面スクロールにより、1画面でスピーディーな処理ができます。加えて、スマートフォンならではの操作性にも対応しています。システムセンター調査役 大井氏は次のようにメリットを強調します。「例えば、お客様訪問先で届出印の確認作業をする際、印影イメージを拡大するためのピンチアウト操作ができ、正確な照会を行うことができます。また、取引照会画面で次の取引を参照するときには、指で画面を払うように動かすフリック操作で、本のページを指でめくるような感覚で見ることができます」

さわやか信用金庫 システムセンター 調査役 大井 博史氏さわやか信用金庫
システムセンター
調査役
大井 博史氏

集金・預かり業務では、金額の入力が頻繁にあるため、数字入力用のアプリケーションキーボードに「000」(ゼロ三桁)のキーを作り込み、入力オペレーションの簡素化も実現しています。

その他、従来のシステムで実装していた情報活用機能として、担保物件の写真をスマートフォンで撮影し、画像を端末内に残さず直接本部の管理サーバへ送信・登録する機能も利用できるようにしています。また、通話機能では、スマートフォンの電話帳を使用せず顧客情報画面から電話発信を行うことや、お客様からのコールバックをスマートフォンではなく営業店に転送する発着信制御機能も引き続き利用できるようにし、迅速なお客様対応を可能としました。

「営業支援システムのスマートフォン対応は、課題も多く苦労もありました。実際の構築を担当したNECソフトウェア中部の優秀なSE陣には大変感謝しています。」と大井氏は話します。

Android™はオープンプラットフォームであるため、セキュリティ面においてもより強固な対策が必要です。大井氏は次のように振り返ります。「セキュリティ対策はKDDI社の協力のもと進め、「KDDI 3LM Security」サービスの利用と営業支援業務専用のメニュー画面の開発を行いました。開発にあたっては、300近くあるスマートフォンの標準設定機能を1つずつ検証しながら必要な機能か否かを選別し進めていきました。また、スマートフォンの電池をより長持ちさせるため、不要なバックグラウンド通信も抑制しました」

さらに、スマートフォンの設定情報の監視や、万が一スマートフォンを紛失したり盗難された場合でも、スマートフォンの位置情報を取得し、管理者側PCからリモートでスマートフォンの操作をロックしたり、スマートフォンに保存されているデータを消去する機能も利用しています。「様々な対策を施した結果、従来のシステム以上のセキュリティレベルが実現できました」と大井氏は続けます。

図:スマートフォンを活用した営業支援システムスマートフォンを活用した営業支援システム

導入後の成果と今後の展望

Android™プラットフォームを活かした自由度の高いシステムへ拡張

スマートフォンを活用した営業支援システムの展開はスムーズに行われ、本年6月から56店舗、約450名の営業担当者により本格的な利用が開始されています。

「スマートフォンは視覚的に操作ができるので、営業担当者はすぐに使いこなせるようになります。携帯電話のときは1日の集合研修を行いましたが、今回は説明書をグループウェアに掲載し、操作説明を行うことなく利用してもらっています。」と小佐井氏は話します。

新システムの活用は始まったばかりですが、営業担当者の評価は予想以上に高く、大きな効果を発揮しています。

「例えば画面表示に数秒かかる処理では、お客様との会話の流れがとぎれてしまうこともありました。スマートフォンでは処理スピードが格段にアップしたことで、営業リズムがスムーズになったと大変好評です。」と、大井氏は語ります。

今後の展開として、さわやか信用金庫様ではお客様サービスの一層の向上を目指し、営業支援システムの機能強化やモバイル端末のさらなる活用も検討しています。
「今回のシステム更改により、営業業務の効率化のみならず、次世代のシステムを柔軟に構築できる情報基盤が整ったと考えています。今後は、地図機能や商品概要などの情報検索機能の追加や、タブレット端末の活用についても検討していきたいと考えています。モバイル分野は製品サイクルが早いため、NECには最新技術を先取りした提案をしていただきたいと思います。」と、最後に小佐井氏はNECへの期待を語りました。

さわやか信用金庫様では、お客様からお預かりした大切な情報を「正確に」「すばやく」「安全に」利用できることを最終目的とし、これからも、よりよいシステムを構築していく構えです。

お客様プロフィール

さわやか信用金庫

本店 東京都港区三田5-21-5

写真:社屋

本部 東京都渋谷区広尾5-19-8
預積金 1兆4,396億円(平成23年9月30日現在)
貸出金 8,992億円(平成23年9月30日現在)
店舗数 69店舗(うち有人出張所12ヶ所)
(東京都、川崎市、横浜市に所在)
(平成23年9月30日現在)
役職員数 1,198名(平成23年9月30日現在)
URL http://www.shinkin.co.jp/sawayaka/

(2012年6月14日)

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