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株式会社Paltac様

株式会社Paltac様

ハードウェア障害による業務停止を回避するため、
連続稼働を実現するExpress5800/ftサーバを導入。
併せてサーバ仮想化により6台のマシンを1台のサーバに集約

業種卸売・小売業・飲食店業務物流
製品PCサーバ,OSソリューション・サービスサーバ仮想化/統合

お客様に確実に商品を届ける「安心の取引」提供を第一とするPaltac様は、ハードウェア障害による業務停止を回避するため、中核業務を担う重要なシステムのマシンを順次Express5800/ftサーバにリプレイスしています。大規模物流センターでは、3つの業務で利用する正・副合計6台のマシンを、Express5800/ftサーバとHyper-Vによるサーバ仮想化で1台に集約。より安心して業務に専念できる環境を実現するとともに、省スペース・省電力を実現しトータル運用コストも低減しました。

事例のポイント

課題

  • ハードウェア障害によるお客様への納品遅延を回避したい。
  • ハードウェア障害が起こっても、意識せずに自動的に切り替わるシステムにしたい。
  • 大規模物流センター内の6台のマシンをサーバ仮想化技術で集約したい。

成果

  • 弊社として業務継続の安心感が得られ、お客様に納品遅延で迷惑をかけることのないシステム環境が整った。
  • ハードウェア障害時に発生していた業務停止のロスがなくなる。
  • サーバ仮想化技術で6台のマシンを1台のftサーバに集約し、トータル運用コストを低減できた。

導入前の背景や課題

納品遅延を避けるため、ハードウェア障害に強いシステムにしたい

株式会社Paltac 情報システム本部  EDIシステム部 運用システム部 部長 井上 一博 氏株式会社Paltac
情報システム本部
EDIシステム部
運用システム部
部長
井上 一博 氏

お客様に商品を確実に届けることを第一優先する化粧品・日用品・一般医薬品卸売業最大手のPaltac様は、全国に営業網とRDC(Regional Distribution Center)と呼ぶ15カ所の大規模最先端物流センターを整備。高い納品精度とオペレーションの効率化を実現しています。これまでRDC内では、大きく3つの業務があり、これに対応する正・副2台のマシンで運用を行っていました。EDIシステム部・運用システム部 部長の井上一博氏は、Express5800/ftサーバ導入の背景について次のように述べます。

「当社の使命は、何と言ってもお客様に遅滞なく商品を納品すること。これまでも、仮にハードウェア障害が起こっても、業務停止時間をできるだけ短くするため正・副2台のマシンで運用してきました。しかし、実際に障害が発生したときは、リカバリに2時間ほど要したこともあり、最短でも30分はかかっていました。こんなときには、お客様に納品が遅れる可能性がありました。

そこで、仮にハードウェア障害が起こっても、意識せずに自動的に切り替わるシステムにしたいと考えていました。その方法として、ソフトウェアを利用するクラスタ構成も候補に上りましたが、費用対効果を考慮して単体で高い可用性を実現できるftサーバにすることに決めました」

また、運用システム部リーダーの杉本雅美氏は、RDC内の業務とマシンについて次のように語ります。

「1つのRDC内には、3つの業務データを処理する6台のマシンがありましたが、ftサーバ導入時に、サーバ仮想化技術を利用して、これらを集約したいと考えていました」

選択のポイント

求める機能と価格がマッチ。サービス拠点網が整っていることも決め手に

Paltac様では、さまざまな角度からftサーバの機能やコストなどの検討を開始し、候補を絞っていきました。

「Express5800/ftサーバを選んだ決め手は、大きく2つあげられます。1つは、サーバ集約の可能性も含め、こちらの要望していた機能的な内容と価格がマッチしていたこと。もう1つは、当社が全国に展開するRDCに対応する保守サービスの拠点が整っていることでした」と井上氏は選定の理由を述べます。

特にPaltac様が評価したのは、独自の高可用性技術であるGeminiEngineがあること。二重化したコンポーネントがそれぞれモジュール化され、モジュール同士をリアルタイムに同期させることで、ハードウェア障害時でも停止しない高可用なシステムを実現できることでした。

「ハードウェアに障害が発生しても、一方のモジュールを切り離し、もう一系統で継続稼働しますから、自動的に切り替わるシステムという、こちらの希望にぴったりでした。また、故障した部品を交換すれば自動的に再同期して正常稼働に復帰できるのも魅力でした。さらに故障部品の交換も、全国にあるNECのサービス拠点が迅速に対応してくれるので、大きな安心感があります」と井上氏。

システム概要

Express5800/ftサーバと Hyper-V2.0によって6台のマシンを1台に集約

株式会社Paltac 情報システム本部  運用システム部 リーダー 杉本 雅美 氏株式会社Paltac
情報システム本部
運用システム部
リーダー
杉本 雅美 氏

Paltac様では、全国15カ所に展開するRDC内のマシンを順次Express5800/ftサーバとWindows Server 2008 R2 Hyper-V2.0によって構成される高可用な仮想化システムに切り替えています。杉本氏は、RDCの業務について次のように語ります。

「当社では、全国15カ所の各RDCで1日当たり約300万件ものデータを処理しています。RDCの主な3つの作業で利用するデータは、お客様に配送する商品のピッキングの作業指示データ、自動倉庫などのマテリアルハンドリング機器の制御データ、各種制御機器と基幹業務システムのインタフェースのデータです。

新システムでは、それぞれのデータ処理に使っていた正・副のマシンが不要になり、さらにサーバ仮想化技術によって3つの業務用データも、同じ1台のサーバで扱うことができるようになりました」

お客様に確実に商品を届けることを第一に考えるPaltac様は、事業継続の取り組みにも非常に熱心で、有事に備えたITインフラ整備を進めています。RDCへのExpress5800/ftサーバ導入以前にも、EDIを東西で二重化し、使用するサーバにExpress5800/ftサーバを採用。さらに、データウェアハウスなどの重要なシステムにもExpress5800/ftサーバを採用しています。

「会社として、何があってもお客様に商品をお届けするのが課せられた役割です。そのため、ハードウェア障害でご迷惑をかけることがあってはならないというのが当社の考えです」と井上氏は、システムの高可用化を全社的に推進していることを強調します。

図版:ftサーバを活用した新システムftサーバを活用した新システム

導入後の成果と今後の展望

ハードウェア障害で業務が止まらない安心感が得られ、トータル運用コストも低減

RDCへの新システム導入後の効果について、井上氏は次のように語ります。 「何と言っても、ハードウェア障害で業務が止まらないという安心感を得られたことが最大の効果です。その点、本当にftサーバは業務を中断させることがない現場向きのマシンだと思います。お客様に納品遅延でご迷惑をかけずに済み、今までのように障害時発生時の業務停止のロスもなくなります。特に12月や季節の変わり目などの繁忙期でも、システム障害の心配をすることなく、各自が自分の業務に専念できる環境が整ったことは大きなプラスです」

「仮想化により6台のマシンが1つの筐体で済みますから、省スペース、省電力という点からも高く評価できます。また、運用部門によるハードウェアのトラブル対応もなくなりました。したがって、トータルのシステム運用・管理コストは確実に下がっています」と杉本氏。

Paltac様は、今後もExpress5800/ftサーバの全RDCへの展開をはじめ、重要なシステムの高可用性追求の手をゆるめません。

「われわれが希望するのは、安心して長くシステムを利用できるということです。膨大な量のデータが日々業務で発生していますから、例えば、データを効率よく蓄積する方法など、NECには柔軟で拡張性のあるシステムの発展型を提案してほしいと考えています」と杉本氏は要望を述べます。

「お客様である小売業様や取引先メーカー様を結ぶ卸売業だからこそ、最終的に消費者に確実に商品をお届けする義務があります。そのために、これからもシステムのレベルアップを推進していこうと考えています」と井上氏は締めくくりました。

お客様プロフィール

株式会社Paltac

本社住所 〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番46号

写真:社屋


創業 1898年12月
設立 1928年12月
資本金 12,482,623,194円
従業員数 2,288名(2012年3月現在)
主な事業 卸売事業(化粧品・日用品・一般医薬品を中心に全国の小売業に届けるナショナルホールセラー)、SCL事業(トータルロジスティクスのノウハウを活用した小売業の物流受託事業)、海外事業(日本メーカーの商品の輸出、海外商品の開発・輸入、PB商品の輸入代行) 
URL http://www.paltac.co.jp

(2012年7月5日)

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