ページの先頭です。
サイト内の現在位置を表示しています。
  1. ホーム
  2. 導入事例
  3. 京都岡本記念病院様
ここから本文です。

京都岡本記念病院様

京都岡本記念病院様

診療科の拡充、機器の追加、レイアウト変更にも即応
「変化に強いネットワーク」が病院の成長を支える

業種 医療・ヘルスケア
業務 共通業務
製品 SDN,LAN/WAN,セキュリティ
ソリューション・サービス SDN,ネットワーク(企業ネットワーク),セキュリティ

事例の概要

課題背景

  • 新病院の診療科の種類や数、職員数、院内のレイアウトなどを検討している段階で並行してネットワークを構築する必要があった
  • 従来のネットワークは、追加や変更を行う際には、物理的な配線工事や、機器設定の変更をベンダーに依頼する必要があり、時には数週間のリードタイムが必要だった
  • ネットワーク設定の関係で、医療機器などは決まった部屋でしか利用できなかった。機器を移動させる際には、LANケーブルを抜いてオフライン状態で利用し、その後、元の場所に戻してから検査データを送信するなどしていた
  • 来院患者が自由に使える無線LANサービスの開始を予定しているほか、地域医療連携におけるインフラの整備も考える必要があった

成果

変更することを前提としたネットワーク構築

新病院の建設中や建設後、新たな診療科が追加されたり、部屋の用途が変わったりするなど、ネットワーク設定を変更しなければならないケースが発生したが、容易に対応できた

現場の要請にネットワークが即応できる

以前は医療機器やPCなどの端末の追加、変更などがあった際には、ベンダーにネットワーク工事を依頼していた。新ネットワークは、変更要請にすぐに対応できるため、一度も工事が発生していない

医療機器やPCがどこからでもネットワークにつながる

医療機器やPCなどの端末を移動させて、どこでも利用できるようになった。エコーなどの医療機器も患者の状況に合わせ、場所を移動させて利用できるなど、医療に対する満足度の向上につながる

来院者向け無線LANや地域医療連携の基盤として期待

柔軟性や運用性が高いだけでなく、安全性も確立できるSDNを採用したことで、新たな患者サービス追加や地域医療への貢献など、様々な可能性が広がった

導入ソリューション

拡大する京都岡本記念病院様のネットワーク構成図

本事例に関するお問い合わせはこちらから

事例の詳細

導入前の背景や課題

新病院の建設中、建設後の変更にすぐに対応できるネットワークが必要

社会医療法人 岡本病院(財団)
京都岡本記念病院
医療情報・情報システム課
課長
小西 秀昌 氏

社会医療法人 岡本病院(財団)
京都岡本記念病院
医療情報・情報システム課
主任 医療情報技師
髙倉 祐之 氏

「この人はわが子、わが親、わが兄妹」を信条に、「まごころ医療」を実践する京都岡本記念病院様。より多くの患者に高度な医療を提供できるよう、医療設備の充実、診療科の拡大、医療スタッフの大幅増強を念頭に新病院を建設し、新たなスタートを切りました。

「従来提供してきた医療はもちろん、救命救急やがん治療などにさらに注力するため、新病院は放射線治療センターや屋上ヘリポートを備えた施設となっています」と同院の小西 秀昌氏は話します。

新病院の建設にあたっては様々な苦労がありましたが、他のインフラとは少し異なる事情を抱えていたのがネットワークです。例えば、医療を支えるネットワークには24時間365日止まらない高度な可用性などが求められますが、同時に同院の新ネットワークでは「変化に強いこと」が必要不可欠だったのです。

「新病院の建設は、診療科の拡大や医師の増強といった強化計画の検討と並行して行われたため、工事の途中、あるいは工事の後で診療科が追加になったり、各科への部屋の割り振りが変更になったりしても速やかに対応しなければなりませんでした。ネットワークも、それに応じて追加や変更にすぐに対応できる必要があったのです」と髙倉 祐之氏は説明します。

旧病院のネットワークは、端末の追加設置などに対応するために変更を行う際には、物理的な配線工事、機器の設定変更をベンダーに依頼することが必要となり、場合によっては数週間のリードタイムが必要でした。これでは変更要求に素早く対応することはできません。

選択のポイント

変化に強いだけでなく、高い可用性に期待

社会医療法人 岡本病院(財団)
京都岡本記念病院
医療情報・情報システム課
主任
大西 晋輔 氏

社会医療法人 岡本病院(財団)
京都岡本記念病院
医療情報・情報システム課
船本 卓志 氏

この課題をクリアするために同院が採用したのが、NECのSDNソリューションです。提案したのは、システムインテグレータのSCSKとネットワークインテグレーションに強みを持つNECネッツエスアイの両社です。

「SDNなら、ネットワークを仮想化して論理的に追加・変更を素早く行えるため、我々の課題を解決するのに最適だと判断しました。安定稼働の実績がある既存の技術を推奨するベンダーもありましたが、過去の取引の中で感じていたSCSKやNECネッツエスアイのメンバーへの信頼感もSDN採用を後押ししました」と大西 晋輔氏は言います。

また、既存技術の機器と共存させた構成で、初期コストを抑えながら導入できる点も導入の決め手となりました。

導入前には、NECの施設に足を運んでデモを見学したり、すでにNECのSDNソリューションを導入している金沢大学附属病院などを訪問したりして、機能や安定性などを確認。「特にデモの際に印象に残ったのが、機器障害などが発生した際に自動で別の経路を通って通信を継続できる点です。この特徴は我々が求める高い可用性の実現に貢献してくれると感じました」と船本 卓志氏は振り返ります。

導入後の成果

医療機器やPCを移動させて院内のどこからでも利用できる

社会医療法人 岡本病院(財団)
京都岡本記念病院
医療情報・情報システム課
田浦 輝 氏

SDNを採用したネットワークは、新病院ですでに稼働を開始しています。

当初想定した通り、建設途中や建設後に、ネットワーク変更の要請が何度も発生しましたが、ソフトウェアで設定を集中的に変更可能なSDNが威力を発揮し、すぐに対応できました。「医師は旧病院の2倍に増え、放射線治療センター、形成外科、精神科が追加されました。また、レイアウト変更なども度々発生したりしましたが、すぐに対応できました。旧病院では、毎月ベンダーに何らかの配線工事を依頼していたのですが、新病院では一度も発生していません」と田浦 輝氏は述べます。

また、医療機器やPCなどの端末を移動させて、どこでも利用できるようになったこともメリットです。

院内で使用する機器は、事前にMACアドレスや無線認証アカウントをSCSKの認証アプライアンスサーバ「RADIUS GUARD」に登録。その上で、有線LAN端末はMACアドレスごとにVLANを割り当てています。一方、無線LAN接続の場合は、SSIDごとにIEEE802.1x認証を行った上で、無線コントローラ上でSSIDごとのVLAN割り当てを行う仕組みとしており、どこからアクセスしても機器が自動的に所属するVLANにマッピングされるようにしているのです。

「例えば、旧病院ではエコーなどの機器は場所を固定して利用せざるを得ませんでした。移動させる場合は、LANケーブルを抜いてオフラインの状態で利用し、その後、元の場所で再びLANケーブルを差し込み、検査結果のデータを送信していたのです。現在は、様々な機器をどこからでも利用できるため、患者さんの満足度や医療の質の向上につながると感じています」(髙倉氏)。このことは、レイアウト変更などで機器の移動が発生した際の工数削減にもつながります。

今後は、SDNという「変化に強いネットワーク」を活用することで、患者向けの無線LANサービスを開始したり、WANでの活用も考えています。「当院の関連施設はもちろん、地域の診療所やクリニックなどと、患者さんのカルテ情報や画像を安全に共有できるような仕組みを構築します。地域医療支援病院として、より中心的な役割を果たしていく考えです」と小西氏は意気込みを語りました。

お客様プロフィール

京都岡本記念病院

所在地 〒613-0034
京都府久世郡久御山町佐山西ノ口58番地

京都岡本記念病院

開設 昭和54年4月1日
許可病床数 419床
外来患者数 約500名(1日平均)
概要 地域の基幹病院として、急性期から慢性期、リハビリテーションから介護まで、幅広い医療を提供。現在は、新病院建設と同時に救命救急、がん医療、循環器医療(脳卒中、心筋梗塞)を中心とする高度で専門的な医療も提供できる体制へとさらに医療の幅を拡大している。また、様々な臨床研修を受け入れるなど、地域の人材育成にも積極的に取り組んでいる。
URL http://www.okamoto-hp.or.jp/oka2

この事例の製品・ソリューション

本事例に関するお問い合わせはこちらから

(2017年2月2日)

関連事例

Now Loading

導入事例

ページの先頭へ戻る