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水戸証券株式会社様

水戸証券株式会社様

全社員の情報活用促進を目的に、
DWHアプライアンス製品「IDA」と、
レポーティング・分析ツール「Yellowfin」を導入

業種金融機関業務営業・販売
製品データベースソリューション・サービスビッグデータ活用,情報活用ソリューション・BI

導入前の課題

ASP型基幹システムのBIツールには
機能制限が多く、パフォーマンスも不足

水戸証券株式会社 システム統括部長 吉田 俊彦 氏水戸証券株式会社
システム統括部長 吉田 俊彦 氏

水戸証券様は、関東を中心に25店舗を展開し、地域密着の営業スタイルで、顧客の資産運用を力強くサポートしている独立系証券会社です。
2012年7月、同社は、それまで利用していたASP型の基幹システムを、証券総合バックオフィスシステム(証券ASP)へ切り替えることを決定します。「かつてのASP型基幹システムには、基幹データを抽出・活用するBIツールの機能があり、商品や約定、営業に関する蓄積データを抽出して、各部門で集計・分析していました。今回、証券ASPへの切り替えによってこの機能が利用できなくなることが判明したのです」。システム統括部長 吉田俊彦氏は、当時の状況をこのように振り返ります。

水戸証券株式会社 システム統括部 チーフオフィサー 小林 顕 氏水戸証券株式会社 システム統括部
チーフオフィサー 小林 顕 氏

システム統括部 チーフオフィサー 小林顕氏は、かつてのASP型基幹システムBIツールの課題について次のように話します。「機能的な制約が多く、たとえば大量データを一括で取得することができず、抽出を数回に分けてクライアント側でデータを組み合わせなければなりません。データ項目件数の制約もありました。ASP事業者が用意する蓄積データをCSV形式でエクスポートする際には、データベースからの抽出条件を一つひとつ定義する必要がありました。また、プログラム開発のスキルが必要であり、誰もが簡単に使えるしくみではなかったのです」。そこで同社は、全社員の情報活用促進を目的に、蓄積してきたデータ資産の柔軟な抽出・分析を可能にする新しいプラットフォームについて、検討を開始しました。

導入の経緯

ASP型のDWHではなく、専用のDWH/BIシステムを社内に構築

システム統括部では、データ活用基盤の課題解決策として・・・

  1. 証券ASPが提供するDWH(データウェアハウス)を利用する
  2. 自社で専用のDWHシステムを構築する
  3. 既存のCRMシステムの中に、DWHの機能を搭載する

・・・という3つの方向性を掲げ、情報収集と製品選定に着手しました。

リサーチを進める中で、小林氏はNECの超高速データ分析プラットフォーム「InfoFrame DWH Appliance(IDA)」に着目。NECからの勧めで、IDAの性能を体感できるハンズオンセミナーを受講しています。セミナーの受講後、小林氏は「DB側のデータをSQLによって高速で検索する性能だけではなく、大量のデータを取り込む速度に、大変驚きました」と話します。
BIツールについては、シンプルで使いやすく、高度なレポーティング・分析機能を有する「Yellowfin」を、NECから紹介しています。水戸証券様の社内データを使い、複数のテーブルのジョインをかけてレポートを作成するデモも実施しています。「かつてのASP型基幹システムのBIツールは、テーブルのジョインを一つひとつ繋ぐ作業が必要でした。しかしYellowfinはジョインを意識することなく、ブラウザ上でドラッグ&ドロップでシンプルに操作できることがわかりました。あのデモを見て、今のITはすごいことになっていると思いましたね」(小林氏)。
こうしたプロセスを経て、「IDAは、製品価格以上の性能を有しているという評価をしました。運用の簡易性という面でも、すぐれています。とくにデータベースのチューニングが不要な点は、大きな選定理由となりました。DWH専用製品であるIDAの性能や、Yellowfinの使いやすさが理解でき、自社にデータを持たないことにも不安がありましたので、やはり自社でシステムを保有し、蓄積情報をもっと素早く柔軟に活用できるようにすることが、最善の選択だと判断しました」と、2番目に挙げた自社専用DWHを選択した理由を吉田氏は話します。

DWHの高度な知識・技術スキルを持つエンジニアによる
「IDAエキスパートサービス」を利用

システム構築のフェーズでは、IDAの性能を十分に活かしたDWH構築をNECが支援する「IDAエキスパートサービス」を利用しています。「DWH構築の知識・技術スキルを持つエンジニアのサポートが受けられるという安心感が、NECにはあります」と小林氏は語ります。吉田氏は「基幹系システムの切り替えと並行する形でDWHの構築をお願いしたことで、イレギュラーな状況もたびたびありましたが、NECは、課題が出てきた際の解決能力が高いですね」と評価します。
こうして2013年9月、テーブル数が約140、約6,900件の項目数、約40種類の帳票から成る新しいDWH/BIシステムが、本稼働を開始しました。

(※1) Yellowfinのライセンスを保有していないユーザーに対しても、イントラネットなどを介してダッシュボードを配信・公開するライセンス体系のこと。閲覧ユーザーが多いと1人あたりの費用も安価となり、ユーザー登録の必要がないので、利用者の変動にも対応できる。


導入後の成果

データ抽出の性能、開発効率の高さなどを実感。
全店舗で閲覧できるダッシュボードも、顕著な効果

この新しいDWH/BIシステムによって、水戸証券様ではASP型基幹システムの時代には実現できなかった、自由な切り口でのデータ抽出・分析が可能になっています。
たとえばコンプライアンス部門では、過去数カ月間にさかのぼって、ある特定の条件に当てはまる取引内容を抽出し、重要な事象を容易に把握できるようになっています。営業企画部門では、日次や月次で、手数料データや売買データを素早く抽出し、社内向けの営業報告書に加工して、マネジメント層に提出しています。このように、IDAの速さとYellowfinの使いやすさを連携させることで、「データの使い方に広がりが出てきた」と吉田氏は評します。
小林氏は「せっかくのマルチキャストライセンスですから、営業店にとって役に立つ情報が発信できないと、意味がありません。そこで、全社の手数料実績・手数料推移・売買高のレポートを載せたダッシュボードをNECに作成していただきました。このダッシュボードを手始めに、営業店に役立つ情報を発信していきたい」と話します。
IDAの高速処理性能がもたらす効果としては、小林氏が例を挙げて説明します。「従来は、やや規模の大きい営業店における一日分のデータが抽出できませんでした。しかし現在は、全店のデータをまとめて一気に抽出することができます」。また、ユーザー部門からの依頼でデータベースを構築する際など、IDAの開発効率の高さについても、同社は評価しています。

手数料マイレージ算出機能を実装

今後は、かつてASP型基幹システムで実行していた手数料マイレージ(*2)算出機能を、IDAの高速処理性能を活かして実装することを計画しています。
また、データを活用した商品企画のための仮説→検証を重ねて、お客様によりよい商品やサービスを提供していくことで、対外的にも評価されるDWH/BIシステムを目指したいと考えています。
同社は現在、中期経営計画において「安心して取引できる」「運用アドバイスがうまい」「いつでもどこでも相談できる」資産運用アドバイザーであり続けることを、ミッションとして掲げています。「これらの使命を達成するため、情報提供力の強化やアドバイススキルの向上などを、施策として推進しています。だからこそ、この新しい情報活用のプラットフォームが、有効なツールとして社内で活用されていくように推進していくことが、重要となります」と、吉田氏は強調します。

(*2)・・・株式・金融商品の預り資産や手数料総額などに応じて、手数料が割り引かれるサービス。
取材日:2014年2月3日

ソリューションパートナーの声

お客様の安心感につながるアプライアンス製品

京セラ丸善システムインテグレーション株式会社
ビジネスソリューション本部
ITサービス営業部 ITサービス営業グループ
グループ長 林 勇吾 氏

当社の手掛けるYellowfinはフロントに特化したBI製品ですが、お客様はレスポンスの速度についても、大変重視されています。だからこそチューニングの必要がないIDAのようなアプライアンス製品がデータベースのプラットフォームとして導入されることで、システム部門の皆様に安心感をお持ちいただけます。短期間で構築できることも、大きなメリットです。YellowfinとIDAは、とてもよい組み合わせだと感じています。

NEC担当スタッフの声

DWHアプライアンス製品の優位点を、的確に評価していただけました

NEC 第三金融ソリューション事業部 第二ソリューション部 主任 橋本 健治NEC 第三金融ソリューション事業部
第二ソリューション部
主任 橋本 健治

水戸証券様には、IDAというアプライアンス製品の優位点を、製品説明や証券業界での実績紹介、セミナーなどによって、的確に評価していただくことができました。また、社内に自前のDWHプラットフォームを構築することを決定されてからは、“われわれとともにより良いシステムを作り上げていこう”という強い意志を感じました。今回、データを分析するしくみが構築できました。今後は「IDAエキスパートサービス」を提供するエンジニアと力を合わせ、このしくみを十二分にご活用いただけるよう、より良い提案をしていくことが責務であると思っています。

企業プロフィール

水戸証券株式会社

本社所在地 東京都中央区日本橋2-3-10 日本橋丸善東急ビル
設立 1921年4月
資本金 122億7,298万円
売上高 140億6,200万円(2013年3月期)
従業員数 679人(2013年3月31日現在)
事業内容 金融商品取引業
URL http://www.mito.co.jp/
水戸証券株式会社様

(2014年03月28日)

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