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松田医薬品株式会社様

松田医薬品株式会社様

遠隔クラスターを導入し、
災害時にも全拠点で事業を継続できる環境を実現

業種 医療・ヘルスケア
業務 共通業務
製品 クラスタリング,PCサーバ,その他
ソリューション・サービス 共通業務ソリューション(BC/DR)

事例の概要

課題背景

  • 高知本部が被災すると10拠点すべての業務が停止するリスクがあった
  • システムは高知本部で集中管理されており他拠点でバックアップが取られていなかった
  • システム障害を常時監視する仕組みが導入されていなかった

成果

遠隔クラスターを導入し事業継続性を確保

高可用性クラスタリングソフトウェア「CLUSTERPRO」を導入。高知本部にメインの第1サーバーを設置し、香川県高松市に第2サーバーを設置して遠隔クラスターを構成し事業継続性を確保

最新のデータを遠隔地へ随時ミラーリング

本部の第1サーバーと高松の第2サーバー間で最新のデータをミラーリングすることにより、万一の障害発生時にもわずかなダウンタイムでシステムを自動切り替えし、業務の継続を実現

システムをリモートで常時監視し運用負荷を軽減

システムの稼働状況をリモートで常時監視することにより、電算室メンバーによる保守メンテナンスの運用負荷を軽減

導入ソリューション

拡大する「CLUSTERPRO」を導入し、高知本部のメインサーバーと香川営業所の待機サーバーによる遠隔クラスター構成を採用。最新データをミラーリングで同期し、災害や障害が発生した時には待機サーバーへ切り替わることで、全拠点の業務を継続することができる。

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事例の詳細

導入前の背景や課題

南海トラフ地震に備えてBCP対策を推進

松田医薬品株式会社
代表取締役社長
松田 康弘 氏

1947年10月の創業以来、医薬品の提供を通じて健康増進に貢献してきた松田医薬品様。現在は、生薬成分を活かした皮膚治療薬や入浴剤などの医薬品、医薬部外品、化粧品等の開発・販売と、畜産業や水産・養殖業、動物病院向けの動物用医薬品を扱う総合商社として、四国・九州エリアに8営業所、1出張所、1工場を設けて事業を展開しています。同社では2011年の東日本大震災の教訓を受け、南海トラフ地震に備えるBCP対策が課題となっていました。

「以前から南海トラフ地震対策を検討していましたが、東日本大震災で多くの企業が被災した状況を目の当たりにし、BCP対策の必要性を認識しました」と代表取締役社長の松田康弘氏はBCP対策に取り組んだ経緯を語ります。

松田医薬品様は、高知市内の本部ビルに基幹系システムと情報系システムを設置し、各拠点から本部システムへアクセスして業務を行っていました。業務データはテープで定期的にバックアップしていましたが、システム環境をバックアップする仕組みはなく、万一本部ビルが被災した場合、全拠点の事業活動が停止してしまうリスクを抱えていました。

選択のポイント

「CLUSTERPRO」を導入し、遠隔クラスターを実現

松田医薬品株式会社
総務部 電算室 課長
松本 祐一郎 氏

「サーバールームは3階なので津波被害の心配はない。データも毎月バックアップしているので、いざとなれば人海戦術で復旧できるという意見もありました。しかし、近年の事業成長で業務データは増加の一途をたどっており、当時は毎月3万件以上のデータを処理していました」と総務部電算室課長の松本祐一郎氏は振り返ります。「試算の結果、このデータを人手で復旧するには1日12.5時間入力作業を行っても2人がかりで約20日間かかることがわかりました。20日間事業活動ができないことは大きな経営リスクだと判断し、BCP対策に取り組みました」(松本氏)。この検討結果をもとに松田医薬品様は、長年システムの構築・運用を任せてきた地元のSIerである東洋ビジネスソリューションズにBCP対策を相談しました。

株式会社東洋ビジネスソリューションズ
営業部 営業課 特命課長
杉野 輝由 氏

「当時、HAクラスターを採用した遠隔バックアップの事例は少なかったのですが、今後の事業成長を支える仕組みが必要だと考えました。さまざまな製品を検討した結果、業界シェアNo.1(※)の『CLUSTERPRO』をお勧めしました」と東洋ビジネスソリューションズの杉野輝由氏は「CLUSTERPRO」の選定理由を話します。

検討の結果、香川県高松市にあるデータセンターに第2サーバーを設置、本部サーバーとミラーリングで同期させる遠隔クラスターシステムを構築することになりました。これに伴い全拠点を結ぶネットワークもメッシュ化し、ネットワーク障害が起きても事業を継続できるインフラを整備。また、高知本部と高松のサーバーは、東洋ビジネスソリューションズ側からリモートで管理できる仕組みを導入しました。

  • (※)出典: IDC Japan、2016年5月 「国内システムソフトウェア市場シェア、2015年:強まるオープンソース戦略」 (JPJ40607316)

導入後の成果

大規模災害時にも事業を継続できる環境を実現

「導入前のデモで、エンジニアが間違えて業務時間中の第1サーバーをシャットダウンしてしまうトラブルが発生しました。その瞬間、私は凍りつきましたが、『CLUSTERPRO』が高松の第2サーバーへ切り替えてくれたので、問題なく業務を継続できました」と杉野氏。これを目の前で目撃した松本氏は「とんでもないミスでしたが、逆に実力を実感するこれ以上ないテストになりました。実際に第1サーバーが停止したにもかかわらず、各拠点は何事もなかったように業務が継続されており、入力し損ねた伝票もわずか2~3枚でした。これなら安心して使えると確信しました」と、“災い転じて福となす”となったエピソードを紹介してくれました。

高知本部に置かれた第1サーバー

2013年7月のリリース後も、システムは問題なく稼働し続けています。導入効果として、バックアップに関する電算室側の運用負荷を軽減できたこと、業務時間内でもサーバーのメンテナンスが行えるようになったこと、そして社員ならびに取引先に対し、大規模災害が発生しても業務システムが止まらないという安心感を提供できたことが挙げられます。

「先日、本部側のネットワークが不調でレスポンスが落ちたため、情報系システムを高松の第2サーバーに切り替えました。ところが、社員は誰ひとり切り替えに気付いていません。システムが切り替わっても誰も気付かないという安定感が、HAクラスターシステムの優れた点ですね」と松本氏は「CLUSTERPRO」を高く評価します。

最後に松田氏が、「何よりも、災害時にも事業を継続できるという安心感が最大の導入効果だと思います。今後も価値あるBCPソリューションを提供してくれることを期待しています」としめくくりました。

電算室の運用負荷を軽減、業務時間内でもサーバーのメンテナンスが可能に

NEC担当者の声

NEC
クラウドプラットフォーム事業部 主任
奥谷 展祥

松田医薬品様の事例では、ミラーリング機能により、災害が発生しても即座にサーバーを切り替え業務継続できる環境を実現しました。なお、現在CLUSTERPRO X の後継製品であるCLUSTERPRO Dを開発しています。CLUSTERPRO DではCLUSTERPRO Xのミラーリングの機能に加え、スナップショット機能を搭載し、万一データの損失が発生しても、容易にスナップショット取得時点への復旧ができるようになりました。この新機能を活用し、さらに充実したBCP対策を多くのお客様に提供していきたいと考えています。

NEC
高知支店 副支店長
妹尾 浩司

西日本では、今後30年以内に南海トラフ地震が7割の確率で起きるといわれています。災害が発生すれば、社屋やサーバーが無事でも、電源供給が立たれたり、立ち入り禁止区域に指定されたりして業務を継続できないリスクがあります。そのような事態に備えて、今回の案件で得たノウハウや知見を活かし、BCP対策をより多くのお客様に提案していきたいと考えています。

お客様プロフィール

松田医薬品株式会社

所在地 高知県高知市塚ノ原8番地

松田医薬品株式会社様

社員数 98人
概要 1948年4月に設立された人と動物の健康に関わる動物用医薬品を扱う総合商社。薬業を通じて産業動物・小動物・水産・養殖、各業界に医薬品を提供するのみならず、生薬を活かした医薬品、医薬部外品、化粧品等を開発。四国・九州エリアに8営業所、1出張所、1工場を展開している。
URL http://matsudaiyaku.co.jp/

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(2016年9月26日)

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