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株式会社ケーヒン様

株式会社ケーヒン様

全社標準となるバックアップ共通基盤をiStorage HSを使い構築。
UNIXサーバや将来の仮想化共通基盤上の業務も対象に

業種製造業業務共通業務
製品iStorage,運用管理,仮想マシンソリューション・サービスサーバ仮想化/統合,プライベートクラウド(自社構築)

導入前の課題

バックアップ運用を分散個別運用から一元標準化運用に移行

自動車や輸送機器の部品を開発・提供する「総合システムメーカー」である株式会社ケーヒン(以下、ケーヒン)では、生産管理、財務管理、販売管理など主要70システムのバックアップを、従来のテープによる分散個別運用からディスク(iStorage HS)による一元標準化運用に移行。災害発生時には、24時間以内に生産を再開できる「災害対策機」の強化を実現しました。

その目的は、次の6つです。

  1. 「バックアップ共通基盤」の確立
     バックアップを全社で統一化し、個別運用による非効率を排除。長期的視点で見た拡張性、柔軟性、費用対効果を最適化。

  2. 24時間内復旧が可能なディザスタリカバリ(災害復旧)体制の確立
     納入先生産ラインへの影響を最小限に抑えるよう、生産管理システムの24時間以内復旧を確保。バックアップデータは現地から50km以上離れた場所へ保管し、安全性を強化。

  3. 生産管理システムの「災害対策機」の強化
     「データ同期間隔縮小」と「自動化環境の確立」による、最重要情報システムである「生産管理システムの災害対策機」の強化。

  4. バックアップ媒体をテープからディスクへ
     バックアップ媒体を取り扱いや運用に手間のかかるテープから、耐久性と利便性に優れるディスクへ刷新し、バックアップの運用工数を低減。

  5. ネットワーク経由でのバックアップの確立
     ネットワーク経由での遠隔拠点間の相互バックアップ環境を確立することで、テープの輸送・保管にかかっていた工数とコストを低減。

  6. 運用手順、機器、ソフトウエアの統一
     バックアップ関連の運用手順、保管形態、活用ソフトウェア、ハードウェアなどを統一・標準化。作業上のミス、抜け、漏れを最小限にし、日常のバックアップの確実性と、非常時のリストアの迅速性を担保。

導入の経緯

提案・SI・サポート力とiStorage HSの信頼性・可用性を高く評価

大手SI企業からストレージやクラウドによるバックアップなどの提案を受ける中、NECの提案を採用しました。バックアップ共通基盤の構築に関するNECの提案 を採用した理由について、ケーヒン 情報システム部は「提案・SI・製品力」が優れていたことを挙げています。

まずバックアップの圧縮率については、特殊な環境下での一時的な数値を提示してくるベンダーもある中、NECは、バックアップ対象となる42システム(サーバ)1つ1つに対しての圧縮バックアップ容量を精密にシミュレーションした上で提示した点が、数値の信憑性、提案の現実性、提案姿勢の誠実さにおいて、高く評価されました。

SI力の点では、他社が構築したバックアップシステムを、精査、再統合するという高負荷の作業に対し誠実な取り組み姿勢を示した点、そして24時間365日のサポート体制がある点が、重要な評価ポイントとなりました。

そして、iStorage HSというストレージについても、独自のDRD(データ分散配置)技術により、ディスク3台が故障した場合でもデータが失われない高可用性を実現している点が、高い信頼を勝ち得ました。

50km以上離れた2つの拠点で相互遠隔レプリケーションを実現

ケーヒンでは、2011年10月に構築を開始し、翌2012年3月に稼働。生産管理、財務管理、販売管理、調達管理、人事、研究開発からメールシステム、ファイルサーバまで、全システムを、原則として日次でバックアップしています。

バックアップデータは、50km以上離れた宮城県の宮城第二製作所と栃木県の栃木開発センターにデータを保管し合う「相互遠隔レプリケーション(たすき掛け)」体制としています。さらに生産管理システムは、2拠点のバックアップに加えて東北地方にあるデータセンターでもデータを保管。災害発生時は、稼働可能なバックアップ先から災害対策機にリストアし、24時間以内にシステムの運用を再開できるようにしています。

システム概要図


導入後の成果

大規模なプロジェクトが、何事もなく静かに進んだことが重要

システム構築前、さまざまなSI企業が構築にかかわった全てのバックアップを統合・標準化することに対して、NECが対応できるのか不安もあったといいます。他社が構築したシステムでの障害を解決するには、その会社に動いてもらうしかなく、あまり乗り気のする作業ではないはずだからです。

「当初、バックアップ統合が上手くいかないシステムもありましたが、そのときはまずNECが原因を分析し、その結果についてシステムを最初に構築したSI企業に伝え、そのSI企業に該当箇所を修正してもらいました。この一連の作業は、NECの切り分け、分析、報告が論理的で的確であったため、問題なく静かに進行しました。『静かに進んだこと』自体が重要な評価に値すると考えています」と内山氏は語ります。

また今野氏からは、「仕事のスケジューリングの緻密さ」についても評価する声が聞かれました。「NECから『タスクレベルの緻密なスケジューリング』が提出され、その緻密さについても、これまで取引してきたSI企業の中で突出していました。その結果として、大きな問題が発生することなく、すべてのバックアップを無事に統合・標準化することができたのだと思います」

さらにiStorage HSに対して高橋氏は、「ハードディスクは消耗品なので、ディスクが故障するかしないかは問題ではなく、それが可用性にどのような影響を与えるかどうかがポイントです。DRD技術と、NECフィールディングのサポートにより、可用性は当初の期待通りのレベルで確保されました」と評価します。

株式会社ケーヒン 情報システム部 課長 内山 喜代枝 氏株式会社ケーヒン
情報システム部
課長 内山 喜代枝 氏

株式会社ケーヒン 情報システム部 係長 今野 幸一郎 氏株式会社ケーヒン
情報システム部
係長 今野 幸一郎 氏

株式会社ケーヒン 情報システム部 担当 高橋 和也 氏株式会社ケーヒン
情報システム部
担当 高橋 和也 氏

IT共通基盤に関する優れた製品、SI、サポートの継続的な提供に期待

ケーヒンでは、さらにバックアップ共通基盤の他、仮想化共通基盤(プライベートクラウド)、システム監視共通基盤など、IT共通基盤のプロジェクトをNECに依頼しています。

「今後とも情報システムの基盤強化、BCP強化、そして顧客満足の向上に努めていく考えです。NECには、優れた製品、SI、サポートを継続して提供してもらうことを通じて、システム基盤改善の取り組みを、支援していただくことを希望します」(内山氏)と、大きな期待を寄せています。

写真(写真左から)
NECソリューションイノベータ 担当 加藤 圭祐
NECソリューションイノベータ 主任 高橋 謙一郎
株式会社ケーヒン 情報システム部 担当 高橋 和也氏
株式会社ケーヒン 情報システム部 課長 内山 喜代枝氏
株式会社ケーヒン 情報システム部 係長 今野 幸一郎氏
NEC 東北支社 エキスパート 松本 徹
NEC 東北支社 産業営業部 セールスマネージャー 佐藤 正人

お客様プロフィール

株式会社ケーヒン

所在地 東京都新宿区西新宿一丁目26番2号 新宿野村ビル 39F 株式会社ケーヒン様
設立 1956年(昭和31年)12月19日
資本金 69億32百万円(2014年3月31日現在)
売上高 連結 3,186億89百万円(2014年3月期)
従業員数 (就業人員ベース)連結 21,705名 単独 4,273名(2014年3月31日現在)
事業内容 自動車および輸送機器向けの各種部品・機器・システムの開発・製造・販売
URL http://www.keihin-corp.co.jp/

(2015年02月26日)

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