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株式会社関西アーバン銀行様

株式会社関西アーバン銀行様

1000台のタブレット端末を活用した営業支援システムを導入
きめ細かな提案・サポートができる“攻め”の営業を実現

業種金融機関業務営業・販売,共通業務
製品スマートデバイスソリューション・サービススマートデバイス活用ソリューション

導入前の課題

営業支援システムの更改に向けて寄せられた現場からの改善要望

株式会社関西アーバン銀行 システム部 次長 山中 照久 氏株式会社関西アーバン銀行
システム部
次長 山中 照久 氏

2012年7月に創業90周年という節目を迎えた関西アーバン銀行様。「関西をもっと元気に!」をスローガンに掲げ、地域密着型の金融サービスを展開し、着実な成長を続けています。

地域金融機関として地域の発展に貢献するには、お客様の期待やニーズにきめ細かに応えることが大切です。「その最前線に立つ渉外員は営業活動をこなしながら、集金などの業務も行っていかなければなりません。業務の効率化、さらにコンプライアンス強化を考えるとITの活用は不可欠です」と同行システム部 次長の山中 照久氏は話します。

そこで同行は2007年に携帯電話を活用した営業支援システムを導入しました。これは預金や通帳など、お客様からお預かりしたものの管理や預かり証の発行などを、訪問先で行えるようにしたもの。預かり情報は携帯電話から行内サーバに即時に送信されるとともに、携行するモバイルプリンターで印字し、その場で預かり証を発行します。

株式会社関西アーバン銀行 システム部 主任 西浦 潤 氏株式会社関西アーバン銀行
システム部
主任 西浦 潤 氏

「訪問先での正確、迅速な渉外業務と帰店後の事務処理の負担を軽減し、渉外活動の生産性向上を実現しました」と同行システム部 主任の西浦 潤氏は説明します。

その一方、導入から5年以上が経過し、新たな課題も顕在化していました。「営業現場へのアンケートを実施したところ、『画面サイズが小さいために、入力がしづらい場合がある』『1つの処理が複数画面に分かれ、画面遷移に時間がかかる』といった改善要望の声が上がっていたのです」と山中氏は課題を述べます。
また、渉外担当者の営業活動は紙の資料による提案が中心。「商品カタログの電子化に加え、資産運用のシミュレーションや金利情報などダイナミックな情報もタイムリーに提供したいというニーズも高まっていました」(山中氏)。

導入の経緯

タブレット端末とその有効活用を図るトータルなSI力と実績を評価

こうした現場のニーズを満たすため、同行が導入したのが、NECのAndroid™ 搭載タブレット「LifeTouch L」を活用した営業支援システムです。同行では、携帯電話に代わる新たな利用端末をいくつか比較検討した結果、最終的に「LifeTouch L」を選定しました。

「LifeTouch Lは薄型・軽量のタブレットで持ち運びに便利なのはもちろん、画面が大きく見やすいため、商品カタログなども一覧表示できます。直感的なタッチ操作とペン入力で、画面遷移や入力作業もスムーズに行え、Bluetooth接続で既存のモバイルプリンターもそのまま利用できます。さらに、長時間駆動の大容量バッテリを搭載しており、外出先でも渉外員が充電の心配することなく安心して利用できます」と西浦氏は評価します。

また、新システムは携帯電話向けの仕組みをAndroid 向けに変換・移行する作業が必要でした。システム開発にNECを選定した理由について、山中氏は次のように語ります。「NECは既存のシステム構築を担当し、業務も熟知いただいているという信頼感がありました。また、Android 対応の営業支援システムの開発実績もあり、安心してお任せすることができました」

タブレット端末の活用において最も重要なシステム要件であるセキュリティ対策では、NECが提供するクラウド型のMDM(モバイルデバイス管理)サービスを採用し、徹底した情報セキュリティと一元的な端末管理を実現しています。「端末から運用管理までトータルで提供できるSI力も高く評価しました」(山中氏)。

万全なセキュリティ対策で、お客様情報を安全に運用

「LifeTouch L」は全店合計で1000台。2012年10月から既存システムのAndroid への移行作業を開始し、約半年という短期間でシステム開発を完了。2013年6月から各営業店の店頭での利用向けに300台を、同年9月から渉外員向けに700台を営業店ごとに順次導入して、利用を開始しています。

新システムの特長の一つは、強固な情報セキュリティです。端末認証、営業支援システムへのログイン認証、データの暗号化に加え、MDMを活用することでシステムの安全性を飛躍的に高めています。「例えば、インターネットを利用したお客様への情報提供の際には、接続を許可するサイト以外の閲覧を制限するホワイトリスト方式を採用しています。当行のセキュリティポリシーに合った厳格な運用を実現し、セキュリティリスクの低減を図っています」(西浦氏)。

大切なデータも高度な仕組みで保護されています。「顧客情報は、モバイル通信を行う都度に取得することにより、タブレット端末にデータを残しません。万が一、タブレット端末を紛失したり盗難にあった場合でも、遠隔操作で端末をロックしたり一時的に保存している顧客情報を含まないデータに関しても消去できるため、情報漏えいを未然に防止します」(山中氏)。

さらに配信アプリケーションやウイルス対策など膨大な端末の設定を一元的に行うことができ、全店で利用する1000台ものタブレット端末を統合的に制御できるため、運用管理も大幅に効率化しています。

関西アーバン銀行における営業支援システムのイメージ関西アーバン銀行における営業支援システムのイメージ

導入後の成果

安全を担保したタイムリーな情報提供で“攻め”の営業が可能に

新システムを活用することで、提案活動の幅はより一層広がります。「例えば、ローンのシミュレーション、金利情報、商品カタログ、投資信託の売れ筋ランキングなど、お客様に有益な情報をタイムリーに見やすいかたちで提供することができます。これまで行内でしか参照できなかった各種マニュアルも外出先で閲覧できるようになりました。投資信託のアフターフォローなど、よりきめ細かいサポートや資産運用のご提案も可能となり、お客様のニーズに合った“攻め”の営業活動を展開できます」と山中氏はメリットを述べます。

携帯電話に比べ操作性・利便性が大幅に向上することで、業務の効率化も見込んでいます。「大きな画面で、タッチ操作やペン入力により、様々な作業を直感的に行えます。高速4G LTE通信(※)により、外出先でもストレスなく必要な情報にアクセスすることができるため、お客様をお待たせすることなく、手続きや情報の提供がスピーディーに行えます」と西浦氏は話します。

加えて、タブレット端末の特性を活かした新たな仕組みも実装しています。それがタッチペンを使ったサイン入力による預かり情報の承認です。例えば、お客様から通帳などをお預かりする際、従来は確認のために預かり証に捺印をいただくルールでした。「新システムでは捺印の代わりにタブレット端末上でサインをいただくことで、手続きの利便性を図るとともに、預かり業務の安全性・確実性も担保することができます」と山中氏は話します。

※4G LTE/WiFi対応のモバイルルーターを活用

営業支援システムで使用されるLifeTouch Lとプリンター営業支援システムで使用されるLifeTouch Lとプリンター

CRMシステムとの連携で、さらなる営業力の強化を目指す

すでに同行では今後を見据えた展開も視野に入れています。その一つがCRMシステムとの連携です。渉外員が業務の中で得た情報やお客様のご意見・ご要望などタブレット端末で入力した情報をCRMシステムに蓄積し、商品開発やサービスの改善に役立てていくことを検討しています。

「携帯電話を使った従来のシステムでも限られた情報の収集は可能でしたが、LifeTouch Lを使えば、より多くの情報も容易に入力できるので、収集できる情報の幅と深みが広がります」と期待を寄せる山中氏。同行では情報の有効活用を推進していくとともに、投資信託の販売支援など、さらなる用途拡大も計画しています。

企業プロフィール

株式会社関西アーバン銀行

所在地 大阪府大阪市中央区西心斎橋1丁目2番4号
創立 1922年(大正11年)7月
資本金 470億円(※)
預金 3兆7,244億円(※)
貸出金 3兆5,647億円(※)
従業員数 2,661名(※)
店舗数 140支店、他出張所18カ所(※)
事業概要 三井住友銀行グループのリテールバンクとして、地域金融機関の特長であるきめ細かな営業力とメガバンクの先進性を活かした付加価値の高い金融サービスを提供する。地域経済の発展に貢献するとともに、「存在感」の高い関西No.1広域地銀を目指す。
URL https://www.kansaiurban.co.jp/

※2013年3月現在

(2013年9月2日)

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