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株式会社愛媛銀行様

株式会社愛媛銀行様

「勘定系システムだからこそSDNが最適」
通信の中身までを可視化して障害にも迅速に対応

業種 金融機関
業務 人事・総務,共通業務
製品 LAN/WAN,IPテレフォニー,ユニファイドコミュニケーション,運用管理
ソリューション・サービス SDN

事例の概要

課題背景

  • 複雑化したネットワークの運用は、特定のSEに依存していた
  • ネットワーク構成や端末単位での通信状況を把握できず、障害対応に時間がかかっていた
  • ネットワークの追加、変更を行うにはSEによる設定作業に多大な工数が必要だった

成果

シンプル化

ネットワーク構成がシンプルになり機器も激減。
運用業務が容易になり、属人性も解消。

障害発生時も迅速に対応

ネットワーク構成や端末単位での通信可視化を実現。
障害にも迅速に対応可能に

運用管理工数30%軽減

ネットワーク追加、変更作業の工数が激減
ATM機器追加時などのネットワーク変更にもすぐに対応

導入ソリューション

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ネットワークを可視化できる新ネットワーク

SDNとWebSAM Network Flow Analyzerによってネットワークの物理・論理構成や設定情報、トラフィックの中身を可視化。運用性が向上する。

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事例の詳細

導入前の背景や課題

複雑化した既存のネットワークでは、トラブルへの対応が困難

株式会社愛媛銀行 事務部 電算センターグループ 副調査役 新居田 基彦 氏株式会社愛媛銀行
事務部 電算センターグループ
副調査役 新居田 基彦 氏

愛媛県を中心に、四国・瀬戸内地域の経済の振興・発展に貢献する株式会社愛媛銀行様(以下、愛媛銀行様)。地域密着型の“ふるさと銀行”として、地域の産業と人々の暮らしを支えています。

銀行システムは、重要な社会インフラの1つです。特に中枢を担う勘定系システムは、高度な信頼性、可用性が求められます。当然、その運用を支えるネットワークも、止まることは絶対に許されません。

「しかし、従来のネットワークは、サブシステムを導入する度に新たな機器を設置し、追加を続けてきたため、非常に複雑化していました。その結果、運用は特定のSEに依存せざるをえず、万が一障害が発生した場合にも原因を究明するのが困難。また、複雑化ゆえのLANケーブル誤接続など、障害のリスクが高まっていました」と同行の新居田 基彦氏は述べます。

さらに、機器が多くなることは、システム全体の信頼性への影響も懸念されます。そこで同行は、可視化により運用性を飛躍的に向上し、障害発生時でも迅速に対応できる新しいネットワークの構築を目指すことにしました。

選択のポイント

ネットワーク構成やトラフィックの中身までを可視化できる

株式会社ひめぎんソフト 業務部金融システム課 課長 中岡 克己 氏株式会社ひめぎんソフト
業務部金融システム課
課長 中岡 克己 氏

新ネットワークに同行が採用したのが、SDNを実現するNECの「UNIVERGE PFシリーズ」です。

ネットワークを可視化できる点で、運用性の向上と障害発生時の迅速な対応につながると期待したのです。「SDNなら直感的にわかりやすい管理画面を通じて、物理構成や論理構成を可視化できます。全体を把握しながら作業を行えるため、これまでの経緯を把握している特定のSEでなくとも運用を行える上、設定ミスなどのリスクを軽減できます」と、ひめぎんソフトの中岡 克己氏は話します。

加えて、トラフィック分析ソフトウェア、「WebSAM Network Flow Analyzer」の存在も決定を後押ししました。これは、スイッチやポートごとに、通信量、プロトコル、通信端末などを計測できるツール。分かりやすいグラフや表で、「誰が」「どこに」「何の通信を」「どれくらい行っているか」までを把握することができるようになります。

「例えば、想定を超えるトラフィックが発生した際、どの支店のどの端末のどんなプロトコルが原因かなどをすぐに判断できます。原因が分かれば、すぐに最適な対策を取ることができます」と同行のネットワーク運用管理を一手に引き受けているNECネッツエスアイの馬越 武志は言います。

またSDN実現と同時にネットワーク構成を見直すことで、スイッチが多数接続されて複雑な構成だったネットワークの機器を減らして、シンプルにすることも可能です。

勘定系のシステムを収容しているデータセンターの基幹LANにSDNを採用するのは、金融業界初の事例となりますが(※)、NECの実績が安心感につながったと言います。

「SDNは新しい技術ではありますが、NECは国内外ですでに多くの導入実績を持っており、不安はありませんでした。むしろ、重要な勘定系システムだからこそ、運用性に優れて障害発生時の対応を素早く行えるSDNが最適と考えました」と新居田氏は語ります。

  • 2015年4月8日現在 NEC調べ

導入後の成果

数日かかっていたトラブル原因の究明が瞬時にできることも

NECネッツエスアイ株式会社 オフィスソリューション事業部 金融第三ソリューション部 技術課長 馬越 武志NECネッツエスアイ株式会社
オフィスソリューション事業部
金融第三ソリューション部
技術課長 馬越 武志

現在同行は、勘定系、情報系、そして音声系のネットワークをSDNに統合。QoS(Quality of Service)によって、勘定系のデータや音声データを優先制御しながら、安定した稼働を実現しています。

「SDN導入に伴ってネットワーク構成も見直したところ、非常にシンプルになり、L2スイッチの台数は4分の1以下、ケーブル数は約半分に削減できました。複雑化による障害リスクを軽減しています。」と中岡氏は話します。

以前は、通信の遅延などのインシデントが発生した場合は、ルーターやスイッチのログを収集し、それをSEが解析して原因を究明し、対策していましたが、現在は、原因をすぐに見つけることができます。「数日かかっていた原因分析を瞬時に行えるケースもあります。また、あらかじめしきい値を設定しておけば、トラフィック量が一定の基準を超えた段階でアラートをあげることも可能です」(馬越)。

またSDNは物理構成を変更することなく、ネットワークの設定変更や追加を容易に行えるため、日々の運用管理は非常に効率化しています。

「新ネットワークの構築にあたっては、6か月かけて段階的に移行しました。システムを止めることなく移行を完了できたことに、大変満足しています。今後、新店舗の開設やATMの設置・統廃合などの際に、ネットワークの設定を迅速に行えるようになることで、運用管理工数を約30%削減できる見込みです」と中岡氏は語ります。

今回の成果を受け、同行は行内基幹ネットワークにつながる、各営業店内のネットワークもSDN化していく計画です。「末端までSDNにしてメリットを最大化できれば、運用性のさらなる向上と、障害発生時の迅速な対応が期待できるでしょう。今後もNECには、充実したサポートに加え、SDNの有効活用を図る情報を数多く提供してほしいですね」と新居田氏は最後に話しました。

お客様プロフィール

株式会社愛媛銀行

所在地 愛媛県松山市勝山町2-1

株式会社愛媛銀行様

創業 1915年
資本金 190億7800万円(2014年3月31日現在)
預金額 2兆2173億円(同)
貸出金 1兆3625億円(同)
店舗数 103店舗(同)
行員数 1359名(同)
概要 創業以来「無尽」の精神を堅持し、お客様のニーズに適応したきめ細かな総合金融サービスを提供する。地域とのつながりを大切にし、文化・スポーツ・環境など地域貢献活動にも力を注ぐ。2015年は創業100周年の節目の年。「お客様サービスの向上」「リスク管理態勢の充実」「効率経営の追求」という3つの目標を掲げ、“殻を破る”新たな挑戦を推し進めている。
URL http://www.himegin.co.jp/

この事例の製品・ソリューション

本事例に関するお問い合わせはこちらから

(2015年5月29日)

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